【映画】「ヴァル・キルマー/映画に人生を捧げた男」感想・レビュー・解説

さて、特に興味のない人のドキュメンタリー映画を観に行っている僕が悪いわけだけど、そこまで面白い作品ではなかった。

相変わらず、ヴァル・キルマーという人については何も知らなかったわけだけど、『トップガン』とか『バットマン』とかで有名な人のようだ。咽頭がんにかかり、放射線治療と化学療法によって声を失ったこの俳優は、ビデオカメラというものが世の中に出始めた頃から、自身や自身の周囲のことを映像に記録し続けていた。その映像記録を随時折込ながら、ヴァル・キルマーという俳優の現在地に至るまでの来歴を追う作品だ。

興味深いのはやはり、幼い頃からの映像記録が大量に存在することであり、そういう意味ではかなり稀有なドキュメンタリー映画だと言えるだろう。

ヴァル・キルマーに興味がある人なら面白く観られるんじゃないかと思う。

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