【映画】「アダマン号に乗って」感想・レビュー・解説

うーーーーーーん、ちょっとダメだったなぁ。なんとなく好きそうなタイプの映画に思えてたし、似たようなタイプ・テーマの映画も観たことがあるんだけど、この映画は、ちょっと僕にはダメだった。

映画では基本的に、「アダマン」と呼ばれる、船のような形をしたデイケアセンターに通う人々の姿が映し出される。それは本当に「映し出される」という表現がピッタリなくらいの、「とにかく目の前で怒っていることにカメラを向けている」という雰囲気だ。

「アダマン」がどんな場所で、どういう人が多く通っていて、映し出される個人がどういう人達なのかみたいな説明は基本的にない。つまり、「誰なのか分からない人が、どういう場所なのかよく分からないデイケアセンターで喋っている姿」が延々と流される、というわけだ。

こういう構成には何らかの意図があるのだろうし、こういう構成を好ましいと感じる人もいるとは思うんだけど、僕にはちょっとダメだったなぁ。正直、映画が始まってかなり早い段階で「睡魔」に襲われ、そのまま映画の最後まで「睡魔と戦う」という映画鑑賞だった。

うーん、ちょっと予想外だった。残念。

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