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シン・無敵艦隊は再び、黄金期へ。

勝った。勝つべくして、勝った。おそらく、延長になったとしても、PKになったとしても、勝ったのはスペインだったと思う。それくらい、このユーロ2024という大会そのものを、スペインは完全に掌握していた。もちろん、イングランドも強かった。インテンシティの高さは、明らかにスペインを上回っていたし、最後まであきらめない姿は、さすがサッカーの母国だと感じさせられた。ただ、解説者の長谷部が言っていた通り、スペインの選手の方が勝つことをより熟知していた。カルバハルが、ロドリが、ナチョが、自分たちのサッカーをまるですでに筋書きがあるように、淡々とこなしていった。そのメンタリティは、さらにニコやヤマルや、ペドリといった次代の選手たちに引き継がれる。思えば、2008年に優勝した時の、クワトロ・フゴーネスもみんな若者だった。次のワールドカップも、スペインの美しいサッカーが席巻する大会になる事を、心から願っている。

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