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Google workspace for Educational vs Microsoft365 対決#1 課題編

学校に導入するとするならばどっちというお話。

前提条件は無料であることと、OSの制約を受けないことです。

結論


手書きしたいならMicrosoft、タイピング重視ならGoogle

Microsoft365 Education A1(無料)での比較です。

具体例1
いつも使っているプリントをデジタル化し、配布した問題に答えてほしい。


Googleの場合

Classroom経由で課題配布、採点を行う。

メリット
解答はタイピングして入力。手書きはjamboardのみ。生徒はフル機能のオフィスアプリを使うことができる。

デメリット
教員の採点が手書きでできない。(タブレットなどであればできます。しかし、公立学校で配布されているのはWindowsのノートパソコンが多い)
紙のプリントを写真を添付させて答えさせるパターンもよくありますが、ノートパソコンだとコメントしかできないのでやり辛いです。kamiという拡張機能を利用する手もありますが、全て英語でお金払わないと満足するような機能は使えません。


Microsoft365の場合

Teamsで課題の配布、採点を行う。

メリット
OneNoteであれば今までに使ったプリントをpdf貼り付けて、生徒も手書きでpdfに答えられる。そして、教員も自由自在に手書きで採点ができる。おそらくClass NotebookがあるからMicrosoft365を導入する理由になるぐらい唯一無二の存在。

デメリット
タイピング能力は育たない。
OneNoteの仕組みを理解するのに時間が必要。

BYOD始めました、ガンガンタイプして課題提出してねってのはかなり厳しいです。あたりまえですが。
まずは、手書きするところ初めるのが無難かと思っています。

OneNote以外にもあるかと思いますが、やはり価格がネック。

教員の少しの苦労と工夫で金銭的負担を抑えられのであれば、どうにかして頑張らないといけないなと思っています。

お金があればなんだってできる。
まだまだ悩みは尽きませんね。

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