マガジンのカバー画像

セパタクローノート

27
プラスチックを編み重ねたボールを、ネットをはさんで足や頭を使い、相手コートに返し合う競技「セパタクロー」の魅力をお伝えするマガジンです。 なお、当社では、2022年5月より一般社… もっと読む
運営しているクリエイター

#私のスポーツ遍歴

日本セパタクローのために戻ってきた男【セパタクロー男子代表 松田コーチインタビュー】

こんにちは。 セパタクロー日本代表テクニカルアドバイザーの飯田です😊 セパタクロー日本代表を支えるスぺシャリストにインタビューする企画、 今回は男子日本代表の松田祐一コーチの登場です✨ 松田コーチは私の大学時代の同期で、卒業後も暫く同じチームで活動していたため、一番長く同じチームで戦ったメンバーで苦楽をともにしたまさに戦友です❗️ 学生時代は体育館に住んでいるのではないかと思うほど、朝早くから夜遅くまでずっとボールを追いかけていた姿を鮮明に覚えています。大学卒業後もセ

金メダルまでのストーリーを選手・チームと共に。【セパタクロー男子代表 寺島ヘッドコーチインタビュー】

こんにちは。 セパタクロー日本代表テクニカルアドバイザーの飯田です😊 セパタクロー日本代表を支えるスペシャリストにインタビュー企画、 今回は男子日本代表寺島武志ヘッドコーチの登場です✨ 寺島ヘッドコーチは2023年4月からヘッドコーチとして活動してもらっていますが、セパタクロー競技を始めるまではサッカーや音楽活動もしています🎸 サッカーでは日本一に、音楽活動では所属していたグループがメジャーデビューする等、華々しい経歴を持っています。 セパタクロー現役時代にはタイの

「表彰台に登るみんなの笑顔が見たい」【セパタクロー女子日本代表 矢野ヘッドコーチインタビュー】

こんにちは。 セパタクロー日本代表テクニカルアドバイザーの飯田です🙂 セパタクロー日本代表を支えるスペシャリストにインタビューする企画、今回は矢野千春 女子日本代表ヘッドコーチです🎤 彼女は青木コーチと同様に、アジア大会で女子が獲得した全ての試合でチームの勝利に貢献した、女子セパタクロー界のレジェンドです✨ 類稀なる柔軟性を持ち、自分の体を自由自在にコントロール出来る能力が非常に高く、世界一のアタックと言われるほど世界からも恐れられていました。 ―セパタクローを始め

「ファイナルの舞台に立たせたい」【セパタクロー女子日本代表 青木コーチインタビュー】

こんにちは。 セパタクロー日本代表テクニカルアドバイザーの飯田です。 今回はこれまでと趣向を変えまして指導者へのインタビュー形式でお送りしたいと思います。 初回は女子日本代表 青木沙和コーチです✨ 青木コーチは2002年の釜山アジア競技大会から4大会連続のメダル獲得を成し遂げ、2022年までの20年間トッププレーヤーとして日本のセパタクローを牽引してきました。 非常に真面目な性格から、誰よりも多くの時間を練習に割き、恐らく日本の女子選手の中では一番多くボールに触れて

TEAM JAPANカレンダーにセパタクロー男子日本代表が掲載!【セパノートVol.20】

こんにちは。 セパタクロー日本代表テクニカルアドバイザーの飯田です😊 昨年、セパタクロー界ではアジア大会でのメダル獲得など様々な嬉しい出来事が多くありました🥉 中でも嬉しい出来事の締めくくりとなったのは、日本オリンピック委員会が発行する2024年のメダリストカレンダー(非売品)に、男子日本代表メンバーが掲載されたことです✨ 有名なスポーツ誌Numberなどの表紙にも採用されるほどの著名なカメラマンである、高須力氏がセパタクロー日本代表チームをライフワークとして撮り続け

2023年を振り返ります【セパノートVol.19】

こんにちは。 セパタクロー日本代表テクニカルアドバイザーの飯田です😊 今回は年末なので2023年を振り返りたいと思います❗️ 今年は昨年のアジア大会が延期となったことで、私にとってもチームにとっても大きな変化のあった一年になりました。 私は2023年3月に監督を退任しテクニカルアドバイザーとして現場指導のサポートを行い、一部選手は引退や代表選考から外れたことで大きな転機となるような一年だったように思います。 激動の年ではありましたが、男子チームは2010年から続くメ

アジア大会速報(チームレグ戦)【セパノートVol.15】

こんにちは。 セパタクロー男子日本代表テクニカルアドバイザーの飯田です😊 さて早速ですが、現在開催されているアジア競技大会の途中経過をお知らせします❗️ 今大会はチームレグ戦(3対3×3チーム)、クワッド戦(4対4)、レグ戦(3対3)の3種目が実施され、日本チームは男女ともにチームレグ戦とクワッド戦に出場するのですが、現在日本チームは男女ともにチームレグを戦っています。 日本男子チームの結果(レグ戦) 日本男子チームは予選をラオス、タイと戦い、どちらも負けてしまい予

セパタクロー世界選手権大会で男子U-21レグが銅メダルを獲得🥉【セパノートVol.13】

こんにちは。 セパタクロー男子日本代表テクニカルアドバイザーの飯田です😊 今回は、7月9日から16日にタイにて開催された第36回世界選手権大会(タイ国王杯)The World Sepaktakraw Championship 2023 -The 36th King's Cupのご報告をします。 (私は国内に残り試合映像をタイムリーに観戦しながら応援ということでお留守番でした) 昨年も同時期に開催され、以下の結果でした。 詳しくはこちら👇 今回は昨年の成績をもとに全て

ご報告【セパノートVol.12】

こんにちは。 セパタクローノート担当の飯田です😊 突然ではありますが、2011年より11年間務めて参りました男子日本代表監督を退任することになりました。 振り返りますと本当にいろいろなことがありました。 監督一年目は選手兼任ということで「選ぶ立場」と「選ばれる立場」を両方同時に経験しました。 二年目以降は監督に専念しましたが、選手の人生を左右する選考をしなければならない使命感から、自ら選手と壁を作り一定の距離感を保っていたように思います。 また、トレーナーとしての

人生いろいろ "サーブ"もいろいろ【セパノートVol.11】

こんにちは。 セパタクロー男子日本代表の飯田です😊 皆さまいかがお過ごしでしょうか❓ さて、これまでトスやブロック、アタックの技術編をご紹介しました。 トスやブロックについて👇 アタックについて👇 今回は「サーブ」をご紹介したいと思います💡 セパタクローの試合はバレーボールに似ており、全てサーブから始まります。 レグ種目(3対3)の試合では、ネット際にいる仲間が投げたボールを自コート中央からサーブします。 また、ダブル種目(2対2)とクワッド種目(4対4)で

仕事もセパタクローも一切手を抜きません!【社員インタビュー】

こんにちは。 文化シヤッターnote編集部です😊 現在、当社グループの総員数は6,500名を超え、多くの社員が働いています。その中で、スポーツ活動に力を注いできた当社社員にフォーカスし、「セカンドキャリア」として当社に入社した背景、仕事とスポーツ活動の両立、今後の目標などをインタビューしている当企画。 今回は現役時代にセパタクローの日本代表として、アジア大会ではメダルを獲得するなど輝かしい功績を残された飯田義隆さんが登場💡現在、当社営業推進部に所属しながら、セパタクロー

セパタクローは足だけじゃないんです。【セパノートVol.9】

明けましておめでとうございます🙇‍♂️ セパタクロー男子日本代表監督の飯田です😊 今年は9月に中国で開催されるアジア競技大会があり、セパタクロー競技にとっての4年に一度のビッグイヤーになります❗️ (本来2022年に開催予定でしたが、コロナの影響により1年延期となっています) 卯年にあやかり飛躍出来るよう頑張りたいと思います✊ さて、今回は「セパタクローの技術編」ということで、「ボールタッチ」と「トス」についてご紹介したいと思います💨 ボールタッチについて セパタ