【能登半島地震】卒業式で被災地支援に感謝 大谷大学
※文化時報2024年4月2日号の掲載記事です。
真宗大谷派の宗門校、大谷大学(京都市北区)で3月15日、2023年度の卒業式が行われた。コロナ禍が落ち着いたことで、従来通り午前と午後の部に分けて実施され、学部生と大学院生ら約600人近くが参列した。
勤行の後、一楽真学長があいさつ。真宗大谷派の木越渉宗務総長は元日の能登半島地震に触れ、実家が能登にある学生が多く「大学では、ボランティアとして尽力していただいている」と感謝を述べた。
その上で、自坊の光專寺(石川県かほく市)について紹介。「山と海に囲まれて過ごす能登の人々は、生活力がすごく、都会の人からは考えられないくらい結束力もある。決して一人ではなく、全国の仲間が心配している」と、継続支援への決意を示した。
サポートをいただければ、より充実した新聞記事をお届けできます。よろしくお願いいたします<m(__)m>