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カレー販売で支援継続 ミャンマークーデター2年

※文化時報2023年2月10日号の掲載記事です。

 真宗佛光寺派西徳寺(山崎哲住職、東京都台東区)の門徒で浄土真宗本願寺派の僧籍を持つ料理研究家の保芦宏亮氏が1月27日、京都市左京区の京都精華大学サテライトスペースDemachi で講演した。同大学アフリカ・アジア現代文化研究センターが主催する連続講座の講師として登壇。2月1日で丸2年となるミャンマーの軍事クーデターでの体験を振り返り、ミャンマーカレーの販売益で民主化を支援する活動や現地の人々への思いを語った。(大橋学修)

永住目指しカレー缶

 保芦氏は、2017(平成29)年に株式会社「HIRO TOKYO」(東京都武蔵野市)を設立し、「チェッターヒン」などレトルトのミャンマーカレーの製造販売を手掛ける。バックパッカーとしてたどり着いたミャンマーの魅力に取りつかれ、同国の食文化の素晴らしさを伝えてきた。

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