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【能登半島地震】温かい心よ届け 佛教大学の学生ら義援金

※文化時報2024年5月17日号の掲載記事です。

 佛教大学の学生たちが8日、日本赤十字社京都府支部(京都市上京区)を訪問し、募金活動やチャリティー講座などで集めた義援金74万円余りを寄託する目録を岡本吉弘事務局長に贈呈した。石川県義援金配分委員会の決定に従って、被災地の自治体に寄贈され、生活支援の原資として用いられる。

 佛教大学では、社会連携センター学生ボランティア室や宗教教育センターの学生サポーター団体カルヤーナ・ミトラに所属する学生たちが、学内や京都市内の繁華街で募金活動を実施し、約14万円を集めた。

 これに、大学が1月24日~3月19日に義援金口座で受け付けた15万円余りと、2月20~22日に行ったチャリティー講座で集めた45万円余りを合わせた。

 学生ボランティア室所属で歴史学部3年の荒堀七音(かずね)さん(20)は「街頭募金では思った以上に協力があった。それまでは社会の雰囲気を冷たく思っていたが、人の温かい部分を感じた。自分も温かさを大事にしたい」と話した。

 岡本事務局長は地震発生以来、災害派遣医療チーム(DMAT)や、支援者を対象とした「こころのケア要員」の派遣を行ってきたことを伝え、「緊急支援の需要が低下しても、支援は必要。忘れられることを懸念している。息の長い支援をしていかなければならない」と語った。

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