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明かり、換気、風呂場…御修法道場どう改善

※文化時報2022年7月26日号の掲載記事です。写真は後七日御修法の22年1月8日に撮影された東寺灌頂院。

 宮中の正月行事を起源とする真言宗の最高儀式、後七日御修法(ごしちにちみしほ)=用語解説=を巡り、道場である総本山教王護国寺(東寺、京都市南区)の灌頂院の改善を求める声が上がっている。今年の後七日御修法の成満後に開催した「御修法委員会」で協議し、今月5日に行われた真言宗各派総大本山会(各山会)の常任委員会で報告された。重要文化財のため大幅な改修は難しいものの、各本山は検討が必要との考えで一致しており、伝統を鑑みて可能な措置を取ることになりそうだ。(春尾悦子)

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