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ストリートピアノで縁づくり 浄土宗西方寺・牧副住職

※文化時報2023年2月21日号の掲載記事です。

 浄土宗西方寺(滋賀県草津市)の牧哲玄副住職が、ストリートピアノを使った縁づくりに挑戦している。動画投稿サイト「ユーチューブ」で「坊さんブギウギピアノ」を展開し、全国各地に遠征して演奏する動画をアップ。西方寺でも、境内の3カ所に誰もが自由に弾けるピアノを設置した。牧副住職は「平日のお寺は活用されていないことが多く、もったいないと考えた」と話す。(大橋学修)

 牧副住職の演奏は、クラシックや童謡などあらゆる音楽を、ブルース音楽のジャンル「ブギウギ」に編曲する。浄土宗の宗歌「つきかげ」は、法然上人の短歌「月影の至らぬ里はなけれども…」を叙情的な音律に乗せた歌だが、牧副住職にかかると「つ♪き♪か♪げ♪の♪」とアップテンポな音楽に変貌する。

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