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女性教師の呼称「セクハラ」 日蓮宗アンケート

※文化時報2023年6月13日号の掲載記事です。

 日蓮宗現代宗教研究所(赤堀正明所長)は、2021(令和3)年に行った「日蓮宗全女性教師アンケート調査」の結果を発表した。宗門の女性僧侶の実態に迫る大規模調査で、同様の調査の実施は02(平成14)年以来19年ぶり2度目。「女性教師として活動してみたいことは?」との設問に「女性教師という呼称がすでに差別であり、セクハラ」との意見が出されるなど、性別の違いを強調する調査自体に違和感を示す声が上がった。(山根陽一)

 調査は21年6~7月に無記名方式で実施。教師848人、信行道場修了生13人の計861人を対象にした。有効回答数は419で、回答率48.6%。結果は今年5月に刊行した報告書で公表した。

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