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31歳新堂、生き残りかけ宿泊施設開業 黄檗宗寳林寺

※文化時報2023年2月10日号の掲載記事です。

 群馬県千代田町の黄檗宗寳林寺(海野宗弘住職)が先月、町内初の宿泊施設を自坊で開業した。手掛けたのは海野峻宏新堂=用語解説=(31)。公益財団法人仏教伝道協会(木村清孝会長)が刊行する『仏教聖典』の頒布活動に取り組む一方、観光会社のマネージャーを務める気鋭の僧侶だ。人口減社会でお寺が生き残るには「地域と連携し、僧侶が自ら行動するしかない」と語る。(山根陽一)

ふるさと納税で宿泊可

 「TEMPLE STAY ZENSŌ」。寳林寺の離れを改築し、1月30日にオープンした。8畳と6畳の和室にキッチンやテレワークが可能なスペースを備える。ウッドデッキやレンガ積みのピザ窯、バーベキューを楽しめる広い庭もある。

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