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まだまだ間に合う マナシカ【真夏の死角】 被疑者、5打席連続敬遠右腕高校生


誰も望んでいないこの結果。
いや、しかし誰かは望んでいたのだった。

その誰か。

いったいそれが誰なのかはこの時澤田は知る由もなかった。
舞った土埃は蜃気楼のように消えていった。


甲子園5打席連続敬遠


構図は容易に推測される

是か非か いやどちらが好みか

自分は後者だ


野球になじみのない方にも比喩は多様にある事象

試合に勝って勝負に負けた というやつだ


超高校級151キロ右腕 と前提が変わったフィクションとして物語は始まる



連続殺人事件の被疑者として逮捕されたのはその高校生右腕


    *


5打席連続敬遠

人生で難しい問題の最右翼だと自分は思っている

作戦の是非   競っているものはなにか   争っているものはなんだ  目指しているもの  やりたいこと、やりたかったこと

呑みながら話題にすると言い合い どころか喧嘩になりかねない

自分は直感で後者論者である

走者の有無 アウトカウント、全打席四球で構わない との申し合わせと、全打席敬遠 とは異なる


数ヵ月後プロ野球の4番を打つであろう打者と 、勝ち上がりの経緯 野球は高校まで 大学・社会人としては野球以外の人生設計を持つ者との対戦も数多い


上原投手が20勝を飾ったゲーム、ペタジーニ選手への投球後 マウンドでボロボロと流した涙

構図は似て非なる

いや 当たらずといえども遠からず か


このゲームは叔父さんと呑みながら話題にし喧嘩になった

東京から帰福した折、いつも通りお世話になっていた叔父宅でのお酒の席で帰れ と言われた


    *


17才高校生が学校の野球部の勝利のために従った指示

大人が中心となり加熱する報道は時の人として彼の人生に影響を及ぼす

1話
甲子園優勝投手より5打席敬遠としての周知、時の人にまつり上げられた超高校級151キロ右腕。

2話
連続殺人事件の容疑者として高校生逮捕。

3話
同級生 美姫の叔父は警部補。警察の広報と報道。

4話
連続殺人事件の被害者6人と高校野球との関連。

5話
容疑者と美姫は高校の同級生以前からの幼馴染

少ない登場人物が個性的に描かれ、とても読みやすく、3分で読めるが6分かけて楽しみたいリズムよい展開。

朝ドラのテンポで火サスを堪能できる


甲子園優勝投手であることよりも5打席連続敬遠として周知れた151キロ右腕少年の数ヶ月には何が。


noteを始めてから文字に触れる機会が増えた

ふた昔前は 出版元への持ち込みで認められ、推敲を重ね、刷り 製本され、書物がトラックで書店へ届き 並ぶことで手に取った

読み手へ届くまでの時間軸は様変わりしてる

いまは執筆中の作者とも感想や作品についてやり取り出来る時代

マナシカ作者自身も この作品について語るサークル会議室も開設し、コメント欄を楽しむような場を作っていますので、コチラもオススメです☆



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元プロ野球選手 角一晃代表が現役引退後、埼玉県川越市でカッコイイ家づくりに特化した工務店を開業

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カリフォルニア ライフスタイルを提案している「cal」誌でも露出し【男の隠れ家】としてのアメリカンスタイルが人気を博している



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