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9か月1週目(突発性発疹)

先週の日曜日、8ヶ月後半は休まずに保育園に通う事ができたと投稿した。
その日の夕方、息子くんは38℃の熱を出した。

部屋中を動き回って触って欲しくないものをひっくり返したり、転んで泣かれたりするよりは、ある意味楽と言えば楽だったが、高熱を出して元気がない様子は心配だし、かわいそうである。

深夜0時、39℃を越え解熱の座薬を入れる。

月曜日は朝から病児保育に電話し、保育園は欠席。夕方に迎えに行くが、解熱薬が効いている間は37℃台まで下がるが薬が切れるとまた39℃台まで上がる。最高40.0℃まで上がったようだった。
咳や鼻水など、熱以外の症状がないため、この後発疹が出てくるようなら「乳児突発性発疹」と診断できるらしいのだけど、現段階では分からないので抗生物質を処方してもらった。抗生物質を飲むとお通じが下痢になりやすい。血液検査もしたところ、炎症反応が出ているが、アデノ、コロナ、インフルエンザの検査は陰性だった。この調子だと翌日・火曜日も保育園は無理なのでこの時点で翌日の病児保育も予約した。

火曜日。一晩高熱でうなされ、解熱の座薬が効いている間だけ眠れる。しかし前日に病児保育が予約できている安心感は大きい。朝にいろいろ判断しなくて済む。病児保育では一日、熱で機嫌が悪かったものの、前日よりはおもちゃに興味を示すなどしたようだ。夜は39℃前後の高熱の中、食欲はあったのでおかゆを少な目に食べさせたものの食後にほぼ全量を嘔吐。解熱剤を使ってから食べさせればよかったと反省。

水曜日。この日は病児保育が午前中までしかやっていない。妻がお昼に数時間仕事を抜けて迎えに行き、2時間ほど早退した私が3時ごろに帰宅して留守番を交代する。私の上司は、復職直後はいろいろと理解してくれる姿勢を見せてくれていたものの、再三の早退と欠勤(有給使用)に、いまでは苛立ちを隠そうともしない。そういう態度に私もストレスを感じ、少なくとも私は信頼を大きく損なったと感じている。子育て経験のない独身の上司にとって理解が難しいのは仕方ない事だろう。私だってこんなに仕事に支障が出るなんて子供ができるまで想像もつかなかった。
熱は37.5~38.5前後に下がり、徐々に元気が戻って活発になってきた。食欲はイマイチだけど、37℃台だと平熱のような動きに戻る。
夜に、薄い発疹のようなものが顔や腕や身体にでてきた。もしかしたら突発性発疹かもしれない。

木曜日。この日は明け方から大雨洪水警報が出ていて私の住む場所は線状降水帯に襲われた。5時ごろ落雷がひどかった(30分間ほど近いところに落ちまくった)が息子はビクッとはするものの朝まで眠れていた。
私は公休だったが歯医者の予約などをしていたため、一日病児保育を予約していた。大雨の中病児保育へ連れて行く。JRが運休したせいで道路が大渋滞しており、病児保育の集合時間に少し遅刻してしまった。
夕方迎えに行くと、発疹がしっかりと赤いぽつぽつになっており、「突発性発疹」と診断が出た。「よかったですね」と言われた。発疹が出ると既にこの病気の山場は越えており、この時点で感染力も治まり、体温も平熱なので明日からは保育園もOKですよと言われた。発疹は数日から1週間ほど残る事もあるけど薬も不要で何もしなくても自然に消えていくらしい。

こういう経緯で月曜日~木曜日まで4日間も保育園を欠席し病児保育利用となってしまった。でもみんなこうやって免疫を付けていくのだろうから仕方がない。崩壊してしまっている上司との信頼関係(幸いなことに同僚や部下の多くは理解してくれている)を早い所修復していなかなければ。

金曜日は保育園に登園し、病み上がりのせいか不機嫌な時間が多かったようだが、食欲は戻っており、給食もおやつも完食だった。ちなみにこの病気、解熱後に機嫌が悪い事が多く「不機嫌病」と言われることもあるとか。

土曜日は運動会。しかし病児保育への送迎などを日々対応してくれた妻は、体力的にも仕事の面でも限界に達しており、息子も病み上がりという事で残念ではあるけど今回は欠席にさせてもらった。来年頑張ろう。

突発性発疹のまとめ・学んだこと

・突然38℃~39℃(最高40.0度)の高熱が数日続く
・咳・鼻水などの他の風邪症状は出ない
・基本的には大人やほかの人の唾液・飛沫から感染して潜伏している
・6ヶ月~3歳ごろまでに一度はかかる病気
・お通じが緩くなることもある。今回は抗生物質を服用したためそれも影響して下痢が最初の2日ほど続いた。
・食欲は割とあったが高熱があるときに無理して食べさせてはいけない
・高熱の時は赤ちゃん用イオン飲料などで脱水を防ぐ
・おしっこの状況から脱水症状に至っていないか確認する(おしっこの量・回数が少ない、色が濃い時は要注意)
・座薬が効いている間は眠れる。しかし37度台でだいぶ楽に感じるのか活発に動き回るようになる。寝ていればいいのに。
・熱が下がってくる頃に赤い発疹が全身に見え始める
・発疹は数日から1週間ほどで自然に消失する。今回は水曜日の夜に見え始め、金曜日にピークとなり、日曜日にはほぼ焼失した。
・解熱する頃に不機嫌になる事がある(不機嫌病ともいわれる所以)。

日曜日は夫婦とも休み、家族3人お休みで買い物に出たり、掃除をしたりして過ごした。発疹はだいぶ引いてきて、跡も薄く見えなくなってきた。

そして今日月曜日。妻は出勤、元気になった息子と二人で留守番。まだ10時だけど疲れた。おもちゃには5分くらいしか興味が続かない。おもちゃや絵本を散らかすのはいいけど、ローテーブルに置いているものをつかまり立ちで引っ張って落とす。ローテーブルで頭を打つ。ティッシュを引き抜く。扇風機を倒す。不安定につかまり立ちして転んで泣く。スリッパで遊ぶ。キッチンに出ると調味料やらの引き出しやかごを触って口に入れるので、マットレスを立ててバリケードを設置してリビングに幽閉する。しかしかまってあげないと泣く。PC作業をしているとマウスを触る、キーボードも触って邪魔をする。叱ると泣く。かわいそうになって抱っこしてやると喜ぶ。置くと泣く。トイレに行くとバリケードの前で泣く。この調子だと午前睡をせずに昼食(10:40の予定)になりそうだ。お腹が空いて泣いているのもある。

世のお母さんお父さんたちはどうやってこの育児の試練を乗り越えて行ったのかな。核家族化など社会構造が変化したとはいえ、みんな大変な子育てを経験していったのだろう。子育て時間は削れない。削るのは休養時間と仕事。でも仕事しないと収入がなくなる。上手くいかないと感じるときはできるだけ本を読むようにしたい。多くの人に読み継がれた本は困った時に役に立つ。少しでも時間を作って。こういう時は再読でいいからやる気が復活する本を読もう。『夢をかなえるゾウ・2』とか『チーズはどこえ消えた』などさくっと読めるのが良かろう。

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