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ネイティブライクへの道〈3〉~私の早とちりの巻~

Welcome again to "A Journey to a Native-Like Speaker of English"! I'm June, a lifelong learner of English.

このシリーズは、ELSA Speak という発音トレーニングアプリを毎日使うことによって、私の発音がどのくらい改善されるのかをレポートするものです。このアプリは、Hikaruさんの記事で初めて知りました。

今までの私の進捗状況

「ネイティブライクへの道〈2〉」で、このアプリに不具合が生じたとご報告しましたが、「バグの報告」をしてから2日ほどして、修正されました。それ以降の進捗状況を書きます。

9月17日(木)80%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音76%, 流暢性90%, イントネーション81%, 強勢94%)

9月18日(金)80%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音76%, 流暢性90%, イントネーション81%, 強勢96%)

9月19日(土)80%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音77%, 流暢性90%, イントネーション81%, 強勢97%)

9月20日(日)80%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音76%, 流暢性90%, イントネーション81%, 強勢96%)

9月22日(火)80%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音77%, 流暢性89%, イントネーション80%, 強勢94%)

9月22日(火)80%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音79%, 流暢性85%, イントネーション78%, 強勢99%)

9月23日(水)80%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音78%, 流暢性85%, イントネーション78%, 強勢99%)

※9/21月曜日は、うっかりしてトレーニングを忘れてしまったので、悔しくて、翌日に2回やりました(笑)。

今週の発見

「ネイティブライクへの道〈1〉」で、このアプリの短所として、発音方法を理論的に教えてくれない、と書いてしまいましたが、私が間違っていました!(こちらの記事も訂正しました。申し訳ありませんでした。)

以下の画面は、私が boring と発音した時、/b/ の音だけが間違えていて、それを直すにはどうしたら良いか教えてくれています

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私へのアドバイスを訳すと、「唇を閉じてから、開けなさい。でも、空気を押し出してはいけません。/b/ の音を発音するときには、声帯が震えます。」

/b/ の音でダメ出しを食らうとは!恐るべし、破裂音!

しかも、Sound の列のスピーカーのアイコンを押すと、お手本の音が聞けて、You Said の列のスピーカーのアイコンを押すと自分の発音した音が聞けるんです!すごい!恥ずかしい(笑)‼

と、今回はこの辺にしておきましょう。実はおととい、note で、またすごい人を発見したので、その人の発音理論についてもちょっとご紹介したいのですが、予告編だけにしておきます!発音オタクの方々、乞うご期待(笑)!

That's all for now! See you next time! Until then, keep practicing!

「ネイティブライク」という言葉について… native-like という形容詞で、「ネイティブ・スピーカーではないけれど、それに非常に近い」という意味です。
「ネイティブ・スピーカー」という概念について… 応用言語学者の中には、ネイティブ・スピーカー至上主義(native speakerism)を批判する人も少なくありません。私も、ネイティブ・スピーカー至上主義は支持しません。私がこの記事で「ネイティブライクになりたい」と言うのは、発音練習が私の趣味だからです。英語はいろんな文化的背景を持った人たちがコミュニケーションのツールとして、第2言語として使うものですから、その人たちの第1言語(母語)に影響された英語(訛りのある英語)が使われるのは当然のことです。訛りのある英語も、アメリカやイギリスのニュースキャスターが使う英語も、言語として優劣は無いと考えています。世界には、native speaker の英語教師よりも non-native speaker の英語教師の方が、はるかに数多く存在します。私もその non-native speaking teacher of English であることを誇りに思っています。
私(1970年生まれ、インターネットが登場する前に大人になった)の英語学習歴… 子供英会話教室(当時はまれ)に通ったのがきっかけで、中学生頃から自分で英語漬けの生活を始める(中学校での壮絶ないじめからの逃避願望もあった)。NHKラジオ講座、文化放送「百万人の英語」、FEN(在日米軍ラジオ放送)、アメリカ映画、アメリカの十代向け雑誌など。フツーの公立中に通いながら、中2で英検2級。高校は海外帰国生が全生徒の3分の2という私立高校(ICU高校)で、アメリカ英語の洗礼を受ける。帰国生に負けまいと英会話スクールに通う。高2で英検準1級。高3で英語の先生に帰国生と間違われて内心ガッツポーズ(笑)。大学(ICU)で英語専攻。英会話スクールにも同時に通う。大学2年で英検1級。アメリカ人の教授について卒論も英語で書く。アメリカの大学院に1年在籍、アメリカ史を専攻して挫折して帰国。高校の英語教員になり、25年。その間、TOEIC 980点、通訳ガイド(通訳案内士)、TESOL(英語教授法)修士号(Temple University Japan)を取得。NHKラジオ講座は中学生以来、時々ブランクはあるけれど、聞いている。今は、アメリカのリアリティ番組にドはまり中。Podcast も好き。

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