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【目次】「文學界」2024年7月号の内容をご紹介します

6月7日(金)発売、「文學界」2024年7月号の目次を公開します。電子版は6月11日(火)より順次配信開始します。


【創作】

町田康「男花嫁」 

結婚の条件に、舅の敵幹部の店への嫌がらせを命じられた竹治郎は――愚かしく哀しい〝愛〟の顛末

古川真人「風呂の順番」

「家族ばするって、なんや?」――年の暮れ、「新しい方の家」に集う吉川家の人々が形づくる、家族とは

山下紘加「可及的に、すみやかに」 

離婚し、子どもを連れて実家に戻った詩織。折り合いが悪い母と暮らし、旧友とショッピングモールに行く生活だが

又吉直樹「生きとるわ」短期集中連載第7回 

 

【新連載】

渡辺祐真「世界文学の大冒険」

第1回 歴史学はどのように変化してきたか

 

【対談】

北方謙三×松浦寿輝「創造の熱情は枯れず」

短篇の作法からイタリアへの旅、画家にまつわる映画まで。創作への情熱と原点を明かす

小林エリカ×中脇初枝「いまに繫がる戦争を書く」

「風船爆弾」をモチーフに作品を上梓した二人の初対談。戦争はまだ終わっていない

【リレーエッセイ 身体を記す】

第6回 上田岳弘「報酬系との戯れ」

 

【連載】

筒井康隆「自伝」第3回 喜劇への道—青年前期

松尾スズキ「家々、家々家々~男、松尾スズキ。魂の物件漂流物語~」

江南亜美子 「『わたし』はひとつのポータル」第4回

津野青嵐「『ファット』な身体」第5回 

【窓辺より】

鈴木結生「私にはどれほどの本がいるか」

芝田幸一郎「蚤とペルーの考古学」

【詩歌】

向坂くじら「ベッドで」

 

【強力連載陣】
綿矢りさ(最終回)/金原ひとみ(最終回)/東畑開人/千葉雄喜/金川晋吾/江崎文武/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/津村記久子/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/渡邊英理/宮崎智之


【文學界図書室】

奈倉有里『ロシア文学の教室』(小野正嗣
諏訪哲史『昏色の都』(富岡幸一郎
高橋源一郎『DJヒロヒト』(千木良悠子


表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.

 



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