老紳士の記録

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手乗りの地平〜荒ぶる文鳥の日々

 私は誇り高き文鳥である。見よ、この美しい純白の羽を!  今、私の隣にはミルフィーユとい…

文鳥香(ぶんちょうこう)

 ある大店の娘が臥せって三月ほど経った。何が理由かも分からず施しの仕様も無い。医者も祈祷…

文吉の恋

 文吉は真白な文鳥であった。文吉は可憐な十姉妹の娘・松子と共に小鳥屋から駆け落ちをした。…

大奥−十姉妹のをんなたち

「きいっ、あの忌々しい小娘がっ!」  ぎゅうぎゅうに詰まったつぼ巣の中で、梅は地団駄を踏…

老紳士の記録、あるいは覚めない夢の話

 私の名前はオンギョウキ。老紳士と名乗った方が皆さんには馴染みがあるだろうか。  飼い主…