負の連鎖が久々にやってきた話。
ここのところバタバタしていたせいか、気づかずにいたのかもしれない。あまり負の連鎖を感じなかったが、それを飛び越えてうなだれる事件が次々と発生したので、ここに書き記しておきたい。
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不幸続きのわが家の車
バイト先で、いつもと違う駐車場に入れたらそこだけ縁石がなく、思いっきり電柱に当てる。あーー。幸い、電柱にクッションが付いていて傷は浅くホッとする。
帰りに駐車場から出て走っていたら、なんか様子が違う。あれ? 後ろが見にくくない? 自分の目がおかしいのかなと目をこすってみれども変わらない。薄暮のせいか? 渋滞で停車した際、後ろの窓を再び凝視して言葉を失う。
大量のフンがかかっているではないか!
いえね、鳥のフンが車に落ちてくることはしょっちゅうだけれども、こんなに大量に落とされたのは初めてのこと。見たことのない量。お腹壊したのかな、鳥が……。後続車もびっくりだよ。
今すぐ拭き取りたい衝動に駆られたが、渋滞の大通りで車を下りるわけにも、当然停車したままというわけにもいかず、リアワイパーで掃除を試みる。が、何しろ大量。しかもこの日は快晴で、完全に乾いていてこびりついている。いっこうに落ちる気配がない。結局、自宅に着くまで何もできず、帰宅後すぐさまお湯とぼろ布を使って拭き取った。
実はこの車、2週間ほど前にアパートの駐車場でぶつけられ、いろいろいざこざが起きてやっと修理から戻ってきた車なのだ。この事件のことはまたいつか書くとして、とにかく車に関しては不幸が続く。
買い出しで次々に起こる不運
翌日の土曜日から、久しぶりに2日続けてゆっくりできそうな週末。午前中は1週間分の買い出し、お昼から半年ぶりの美容院の予定だった。まずはスーパーへ。魚のアラを買おうと鮮魚コーナーへ行ったら、運良く1パック残っている! 急いで手をのばすも、ちょっとの差で先客に持って行かれる。
なんというタイミング……。『きのう何食べた?』のシロさんみたいじゃないか。
テンションが下がったまま、結局豚肉を購入。今度は排水口の水切りネットを買いに、別の店へ。わが家の流しの排水口は細長く、それに合うネットがなかなか売られていない。車で15分圏内にある店で、1軒だけ唯一置いているのだ。
「今日は買い物運がなさそう」と嫌な予感。そしてこういうとき、たいていその予感は当たる。
欲しかった水切りネットは売り切れ。しかもそのネットだけが売り切れていて、余計に腹立たしい。菓子類が安いその店で、ついでに買おうと思っていたカール(たとえ歯の詰め物が取れても、日本の西側でしか売られなくなっても好き)が、これまで119円だったのに149円になっていることに気づき、二重のショック。
負のオーラは何かを呼び寄せる?
うなだれて店を出て駐車場を歩いていると、何やら怒っているおじさんに呼び止められる。なんだろうか? 私、何かした?
「ここは出入口だぞ、ここに停めるとは許せん!」
よく見ると、本当だ、出入口に1台車が停まっている。
でも、私の車ではない。
憤慨するおじさんは、誰かに自分の怒りを共有してもらいたかったらしく、私を呼びとめて文句を言ったのだろう。
それは、店の人に伝えてくれ。
やんわりとそう言い、ため息まじりに自分の車に乗り込む。帰る前にスマホを見たら、美容院から着信があった。
え? 私、時間を間違った? 12時半~で予約したよね?
不安になり、すぐさま電話。すると担当の人から、「ぶんぶんどーさん、ごめんなさい。私勘違いして、1人お客さんを入れてしまったんですよ。30分ずらしてもらえませんか?」と言われる。
えーー、と思いながらも、いい人ぶって「いいですよ、30分なら」と答えると、「ありがとうございます! お待たせしても悪いし1時間ずらしてもらったら確実ですから、1時半に来てください!」と勢いよく言われる。
それって、結局1時間ずらしてってことなんじゃ?(笑)
罰ゲームのような休日になる
モヤモヤして家に到着。すると、今度は仕事のメールが届く。ずっと頭を悩まされている会社からだ。
無いと思っていた仕事の件だった。いきなり「これらを参考に、週明けまでにお願いします」と書いてあるではないか。大量の資料が添付してあった。
え? 週明け?
あの仕事、まだ「イキ」だったの!?
だって、その話を聞いたのは10月だったけど。
慌てて連絡したら、何事もなかったように「よろしく~」と言われる。こんなことなら、美容院をキャンセルすればよかった。私はカラーがなかなか浸透せず、仕上がるまで4時間半近くかかる。いつもお尻が痛くなる。
気が気でないまま美容院で4時間半。終わったら即仕事に取り掛かる。久々の連休のはずが、一体何の罰なのか。
負の連鎖ではなくお告げと思おう
なんとか仕上げて月曜日の朝提出し、安心して別の仕事に出かける。ところが、夕方再び連絡が来る。
「こちらの説明不足で申し訳ないんですけど」
出た!
先方の説明不足で、思ってたんと違うものになったパターン!
ウソやろ!?
「赤入れてたんですけど、面倒くさくなっちゃったんで、一旦お返しします。明日までに、全部やりなおして送ってください」
ツーーー、ツーーー。
明日って……、明日はキミんとこの仕事で半日出てるじゃないの、私。というわけで、仕事先から戻って急ぎ家事を済ませ、久しぶりに完徹してやりなおした。
その数日後、「あ、やりなおしてもらったやつ、忙しくてまだ見てないんですよ」と言われたときには、心が折れそうになった。こんなとき、みんなどう返しているんだろうか。これは本当に、「いい加減、お付き合いをやめなさい」というお告げだと思った。
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以上が、一週間前のできごとです。
自分への労いを込めて、この週末は大好きな白えび(うちの近所ではこう呼びますが、芝えびのこと)の唐揚げをつくって、シロさんとケンジの第6話を視聴。そして、個人的に好きだった第5話をもう一度観て、シロさんの気づきに再度泣く。
今日からまたがんばろう。
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