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答えはその人自身の中に〜自己紹介インタビュー〜

こんにちは、U-Discovery代表キャリアコンサルタントの中村文香です。

実は私、個人事業主ですが自分のことを語るのにちょっと苦手意識があり、noteで自己紹介を書いたことがなかったのです。汗

しかし、そろそろ書かなくては・・・!!と思ったところ助け舟が。
なんと、キャリア相談にいらしたクライアントさんが副業の一環としてインタビュー記事を書いてくださることに!

以下クライアントさんがインタビューをしてくださったインタビュー記事です。素敵にまとめてくださってありがとうございます!


―答はその人自身の中に―
クライアントと同じ目線に立って、納得のいくキャリア構築を支援する
U-Discovery代表 中村 文香

写真は友人宅兼スタジオにて。ヘアメイクと写真も友人にお願いしました!

U-Discovery代表として、個人・法人のキャリア支援に力を注ぐ中村さんにU-Discoveryのこと、今後のことについてお話を伺いました。

―現在の活動内容について教えてください。

中村:6年ほど前からフリーランスで個人、法人向けのキャリア支援を行っています。
個人に対しては、転職、副業、起業といったキャリアの悩みに対して、内省から今後のキャリア構築にむけての戦略の整理や、定期的に自分の方向性を確認するようなキャリアのメンテナンスを行っています。

法人に対しては、経営者層に対するマンツーマンでのコーチングのほか、新入社員や初めてリーダーになった社員を対象としたキャリア研修、コミュニケーション研修などがあります。

このほか最近は、ストレッチのようなボディワークを取り入れてキャリアについて考えるワークショップなど異業種の方とコラボレーションした企画も実施しています。

あとは1年半ほど前から、近所のコワーキングスペース新城WORKの立ち上げメンバーになりコミュニティマネージャーをしております。
コワーキングスペースでは、コミュニティの力でキャリアの可能性が広がっていくことを意識して活動しています。

いずれの活動もご本人が持っている良いところを活かして納得するキャリアを構築できるように、意思決定の質を高められることを念頭に置いて行っています。

―どんな方からの相談が多いですか。

中村:職種業種は様々で、下は高校生から上は60代の方まで幅広く対応していますが、20代後半から40代半ばの方が一番多くなっています。また、男性女性の比率でいうと男性4、女性6くらいとなっています。

―どんな想いを持ってU-Discoveryで活動されているのでしょうか。

中村:U-Discoveryの「U」には、「You=あなた(たち)」という意味と「U」という文字の形から「掘り下げる」という意味を込めており、「Discovery」には「探求、発見」という意味があります。

「その人の人生や内面を探検して、その人本来の良いところや本当の想いを発見して自分が歩みたい道を見つけて作っていくまでサポートしよう」という想いを持って活動しています。
また、内省とかキャリアコンサルティングというものを探検のようにクライアントに楽しんでもらえたらという想いもあります。

―楽しんでもらえるように工夫されていること、心がけていることはありますか

中村:なるべく明るい雰囲気で接するように心がけていたり、クライアントと同じ目線に立って話を聴いたりすることを意識しています。
また、クライアントが自分自身を客観的に見られたり、好奇心を持って見たりできるような言葉や態度は意識しています。

―U-Discoveryを始めた経緯について教えてください。

中村:高校生の頃から心理学に興味があり、大学院生の頃には高校生のキャリア支援のボランティアに関わった経験もあって、「こういう分野いいな、興味あるな」とは思っていたのですが、就職を考えたときに、その当時は今よりもキャリア支援の仕事がなく、工学部の大学院を卒業して、メーカーの研究職に就職しました。

研究職では、職場の同僚や上司が良い人で、いろいろとサポートしてくれて、少し成果が出てきました。でも、成果が出ても全然嬉しくなかったんです。せっかくサポートしてくれて、研究者として自分の仮説が当たって成果が出ることは嬉しいはずなのにうれしくない。
「これはやばいし申し訳ない、自分のキャリアを探さなくては・・・」と思い、転職を考えました。

当初はキャリア支援に限定せず広く転職を考えていましたが、書店でたまたま手に取った転職の本がきっかけで、後に私のキャリアコンサルタントの師匠となる方と出会いました。
その方にキャリアコンサルタントに興味があることを伝えたところ、初対面の私に対して、私以上に私の可能性を信じてくれて「やりたいことがあるんだったら、トライしてみたらいいんじゃない」と言ってくれました。これには大きな衝撃を受けました。

―中村さん以上に中村さんを信じてくれる師匠との出会いがあったのですね。師匠から「トライしてみたらいいんじゃない」と言われて「じゃあ、すぐにやろう」という気持ちになったのですか。

中村:その当時の私は、自信なさすぎる人間だったので、師匠が自分のことを信じてくれても「いやいやいや」となっていましたし、自分を信じられなさ過ぎて「やりたいことはキャリアコンサルタントなんじゃないかと思いつつも、本当にキャリアコンサルタントをやりたいのか」がわからないでいました。

なので、最初はキャリアを考える講座や傾聴の講座の受講、キャリアコンサルタント系の民間資格などの勉強を2年ほど重ねました。
それで「キャリア系のことに行きたい」というのは確からしいとわかりました。
それでも、「キャリア系のことがやれる」ということが信じられなかったので、キャリア支援領域の仕事をリスク低く始められないかと思い、人事部への異動を会社に交渉したところ、人事部に異動することができました。

―人事部に異動してみてどうでしたか。

中村:社員の育成プランなどは、勉強してきた内容のことが実地で話されて楽しかったのですが、事務作業が圧倒的に多かったことや、個人のキャリアに寄り添いきれない場面も出てきて難しさを感じ、再び転職を考えることになりました。

それから、転職活動を行い、人材エージェントの内定をいただいたのですが、色々もう一回考えたいなと思い師匠に相談をしました。

師匠には「このまま転職しても、キャリアコンサルタントやりたいのに人事部に行ったときと同じことになってしまうのではないか、だったら、キャリアコンサルタントをやってみたほうが良いのではないか」という指摘をいただきました。

それでも、「いや・・・」となっていたのですが、自分のところでアシスタントしながら独立を目指してはどうかと提案していただき、会社を辞めることにしました。
そこから約1年半の間、師匠のアシスタントをしながら、キャリア支援の会社の業務委託や、アルバイトで生計を立てて、キャリアコンサルタントの国家資格を取得し、独立しました。

―独立し、キャリアコンサルタントとして活動していて感じることはありますか。

中村:クライアント自身の中に答があるんだなということを感じます。
面談を申し込んでいただいた際に相談内容を伺っていても、実際に面談が始まると、その場の話の展開によって、思いもよらない答が出てくることがあります。
なので、先入観を持たないように気をつけてクライアントと一緒に考えていくようにしています。

そうやってキャリア支援をさせていただいて、答を出した直後はまだ、その結果がわからないですが、半年後、1年後、数年後などに実際に活躍しているというお知らせが来るとお役に立てたのかなとすごく嬉しいですね。
それで、さらに次のチャレンジの相談が来るとさらに嬉しいですね。次のチャレンジに向けてまた一緒にdiscoverさせていただけるのはすごくありがたいと感じます。

―今後のどのような活動をしていきたいですか。


最近、相談される方のポジションが上がって来ていて、組織の中でリーダー的ポジションに就かれている方や経営者の方の相談が増えています。
そういうリーダーの方たちがよりよい意思決定ができるようにキャリアコンサルティングやコーチングなど、いろんな手法を用いて支援したいと思っています。
そして、自分が支援したことによって、その方が所属されているコミュニティも変わっていくような広がりができたら楽しいなと思っています。

あとは、いろんな分野の専門家の方と協議しながら新しいキャリア支援のプログラムを作成できたらいいなと思っています。
自分一人だと限界があるので、それぞれの道の方とコラボレーションして相乗効果を生み出し、この激動の時代をともに探検していけるような仲間を増やしていきたいですね。

―noteではどのような情報を発信していこうと考えていますか。

中村:発信していきたいことが3つあります。
1つ目は本業に関わるtipsとして、日々のキャリアコンサルティングで使っている理論についての解説や、フリーランスでの活動や副業をしていく上で役立つ情報を発信したいと考えています。
2つ目はセルフケアtipsとして、個人的に最近ハマっている薬膳やお茶など、自分を整える方法にまつわる発信。
3つ目は日常の日記です。

Tipsが日々のキャリアについて何かヒントになれば嬉しいですし、相談を検討されている方の中にはコンサルタントっていうと、なんか胡散臭さや固いイメージを持たれる方もいらっしゃるので、私自身のことを発信することで楽しい感じや安心感を持ってもらえたらと思っています。


以上です。このお仕事をやっていると、こういった形でプロジェクトをご一緒できたり、ゆるやかなつながりが増えていったりして、この変化が激しく先が読めない生きるのが難しくも楽しい時代に生きる仲間が増えていって嬉しいです。
これを読んでくださっている皆さんともどこかでご一緒できたら嬉しいです!最後まで読んでいただきありがとうございます。

Photo:kibishashin
Hair and make:Mayuko Morisawa


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