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浅草公会堂 2019


6/28は家人のお仕事最終日で
自宅でご苦労様会でしたが

その準備にばたばたしつつ
お昼間の鼓童ライブへ浅草公会堂へ。

でお共にしたのが

このポシェット。

ポシェット百物語の展示の折に作ったもの。
京都の北野天満宮のてんじんさんで
見つけた掘り出し物の手ぬぐい。

この日のために
ずっとうちにいてくれたのかな、
なんて思いつつのライブデビュー。

おひさしぶりの鼓童!
新しいかたばかりかな、と思っていたら
大好きな見留さんが今も頑張っておられて
木遣りのリードをされてるお姿に
それだけでもう胸熱くなって。

すこしふっくらされた面立ちながら
やはり柔和で
声を貼ると赤くなるところも
あー、見留さんだあ、と。

力強さも、健在で、
キビキビされてて、
長年の精進を思いました。

笛の音色の深きこと。
知らずこころは時を遡っておりました。
分入って分け入って、来し方を思い
家人が仕事を終えるその日に
やはりいろいろあった
若き日の自分に出会うのでした。

腕も折れよ!とばかりに
力強く高速で打ち下ろされるバチ
その波動のような音のなかで
どこか知らないところへ
旅立つような気分にもさせてもらいました。

三宅!

下帯ひとつの男の背中は
バチの動きとともに育った筋肉に覆われ
そこだけ別な命あるもののように
激しく美しく蠢くのでした。
ストイックな精神の証しのような太鼓の音に
身体まるごと包まれて
自分も浄化されていくようでした。

お若いかたがたのキレの良い踊り
お神楽や祭りの気配はなごやかに
懐かしいコミュニティの一員であるかのような
心持ちにさせてもらいました。

最後の見留さんの笑顔も良かったなあ。

会場でポシェットに気付くひとは
なかったのですが
立ち寄った手ぬぐい屋さんで
褒めてもらいました。

これはね、北野の天神さんで、
なんてホクホクお話したりして。

帰ってからはバタバタしましたが
いい時間を過ごせました。


読んでくださってありがとうございます😊 また読んでいただければ、幸いです❣️