収益率を1年で100%にできた理由
株トレードを始めて一年経ち、
今でこそ、自分で何をやっているか理解できるようになりましたが、
当初は見様見真似…というより、ほとんど当てずっぽうで、始めて使う証券会社ソフトも中途半端な理解のまま、恐る恐るやっていました。
そんな自分でも、毎月利益を出し(一年間、マイナス月は無)、収益率を100%までにできたのは、始める前に二つのことをやったからだと振り返って思います。
一つは、シミュレーション。
口座を開いて、実際に資金を口座を入れるまでに一か月ほど、取引の練習をしました。取引したい実際の株価を過去に遡って、その動きをチャートで追いました。どこでエントリーして、どこでエグジットするかのシミュです。
といっても、過去チャートを使うと、すでに結果がわかっているので、
結果を知らない場合、どうなるかまでは仮想練習できません。
過去チャートに慣れてきたと思ったら、実際に動いている株価を
板も使って、シミュレーションしてみました。
おかげで、昨年3月当初にエントリーした株については、かなり一日の株価の動きを理解していて、毎回、利益確定することができました。
もう一つは、
資金管理ルールを厳格に決めたことです。
ベテラン投資家の本を読むと、取引ルールを事前に決めておくことの重要性が説かれています。雑誌などは個別株や投資商品の話ばかりなので、それに踊らされず、本をある程度読んで勉強したのが良かったです。
ルールで最も重要なのは、一にも二にも資金管理です。
一年目のような初心者はもちろん、二、三年で慣れてきた方でも、ブログ等読んでいると、失敗する原因はコレのようです。
1.個別株運用は絶対に余剰資金でする。
どんな投資本、番組でも必ず言及している、基本中の基本。極端な話、それが全額なくなっても、生活に困らない、というお金です。
2.始めた当初は、できるだけ少ない額に限定して運用する。
矛盾しているようですが、確実に、早く収益を上げたければ、実際の買い付け金額は少ないほうが良いです。
当初は、投入資金の15分の1を単位として、同時に3単位程度だけ取引しました。たくさんの株の動きを日々追うのは、初体験の者には大変なので。
3.余力を常に持っておく。
別の大手ブログサイトで知ったブロ友さんたちが、
今年入ってパフォーマンスが悪い、
という例が多いです。
自分にとってはほとんどの方が先輩。
2~3年、それに10年?ぐらいの方も。
中には億り人さんもいますが、
ベテランだが運用資金は限定的という方もいて、今年初めの劇的なアゲ相場について行けない方もいるようです。
その方々の様子を見ると、
運用資金いっぱいに買い付けている方が多いのですよね。
長期的なアゲを狙う方針とのこと。
しかし、余力がないと、
この二か月のような短期アゲ相場で
新たな株を買い付けることができなくなります。
もっと困るのは、その資金出しのために、
持ち株を損切してしまうことです。もちろん、それ以上、収益があれば意味がありますが、損切→高値掴み、なんてことになると、目も当てられません。
今後、投稿していきますが、
自分にとっては、株を止めるかどうかの瀬戸際だった
SVBショック(昨年3月の米銀行連鎖倒産による金融不安)の教訓として、
常に買い付け余力を確保しています。
また、一定の割合アゲたらホールドせず、
次々と利益確定して現金化しています。
そのほか、暴落に備えて、
予備資金を3段階ぐらい異なる銀行にプールしています。
今年、日経平均をアゲている値がさの半導体は一つも買っていませんが、
それでも、収益率を二か月だけで、3割近く増やすことができ、
現在も2割ほど増やせる含み益があります。
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