1.設定②ゴール(入居完了日) 自分にあった住まい探しロードマップ
②ゴール(入居完了日)
例えば、新入生、新社会人、新○○のとき、
主に「初めて」や「不慣れ」なことから、様々なことをするにも時間がかかりますね。
ところが、1回でも体験したり、慣れて習慣化すると、同様のことを短時間に自然とこなしていけると思います。
また、人によって要する時間、過程、結果が異なる理由としては、
事前に得た知識、気づきの差が大きいかと思います。
「住まい探し」も同じことが言えると思います。
・住まいを探し、入居を完了させるまでの期間はどれくらい必要なのか?
・住まい探しの期間にどんな工程があるのか?
このような知識をどの程度、把握されていますか?
それでは、エピソードのご紹介とともに進めていきます。
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ご紹介 エピソード#2
急な人事異動発令。約1ヶ月後、新転地へ着任必須。
業務引継ぎの合間に内見。滞在時間3、4分。
ご多忙の会社員様が、大家を引き継いだ当初、
内見にお越しくださり、その後ご入居してくださった方の実話です。
幸い、この方にご入居後の後悔はありませんでした。
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また、これまでのご内見の際に、
過去、住んでいたお住まいについて
伺った多くのお話では、
エピソード同様、
タイトなスケジュールの中で
取り急ぎの候補を
内見。
結果、
「入居初日にお隣の音がもれて眠れない。
即、引越しは不可能なので、
次の人事異動まで耐えるしかなかったんです。」
という入居後の後悔を幾度となく、お伺いしたこともありました。
短期間、片手間準備の内見は、ご入居後の後悔のもとになりやすいようです。
では、事前に
・住まいを探し、入居を完了させるまでの期間はどれくらい必要なのか?
・住まい探しの期間にどんな工程があるのか?
といった要点を知り、行動した場合、
・入居後の後悔を減らすことにつながるのでは?
・ご都合により、短期間、片手間の場合でも、
後悔なしの可能性をあげるのでは?
ということから、記事の発信へ至ります。
初めてで全くわからない、知らないという方、大丈夫です。
この先、読み進めてくださいましたら無知ではなくなります。
では、ここから、内容に入ります。
一般的にお住まいを探す期間は「60日間」をひとつの目安にするといわれています。
もちろん、短め、長めに設定することもありです。
入居完了日をゴール日と設定し、逆算して動いていく。
不動産業界の繁忙期などといった状況も加味して設定、配分していきます。
ご参考までに私たちの事例をもとに設定配分一例と豆知識をあげます。
豆知識
繁忙期
・1月から3月中旬
・第2繁忙期:9月から10月
繫忙期の様子
日本は4月に新生活のスタートをむかえる方が多いため、
必然的にお住まいを探される方、時期も集中します。
繁忙期になると業界全体は一種のお祭り騒ぎのように忙しくなります。
あわせて、引っ越し業者、家具家電、電気水道、ネット手配の業界も同じ事が伺えます。
不動産会社、営業マン様の様子
繁忙期日中はご案内と契約、夜は事務処理が連日続きます。いただくメールの時刻も23時をまわっていたりします。
この時期、不動産営業マン様も丁寧に接したいものの、ご案内にかける時間をできるだけショートカットしたいという傾向も現場対応の中でうかがえることもありました。
過去の経験の一つとして、車の運転で現地へご案内同行するも、営業マンも物件に初来訪やそもそも詳細情報を把握していないといったケースもありました。幸い、私どもは大家がご内見に立ち会いますので物件詳細のお伝えとご対応はできました。尚、この体験から弊社では業者さまとのつながりも意識して大切にしております。
車での移動中などに町や物件のことを質問してみることで、担当営業マンのご様子や見極めのヒントになると思います。物件内容について、ご内見時の不明点が解消されないままご入居した場合、ご内見時と入居後、ギャップがうまれてしまう可能性が高いです。ご質問、疑問は遠慮せずに、どんどん投げかけましょう。
不動産営業マンも物件に対する情報量、深さは人それぞれです。不動産営業マンからいただいた言葉、内容をを最終判断するのは自分です。
「こんなこと聞いていない」から「だったら、どうする?」へ
入居後のギャップや後悔が生じないよう日頃から自分自身に問いかける意識を持つことも大切です。
物件検索サイト情報の更新滞り
サイト情報内では募集中表示の物件。ただし、実際に内見のタイミングでは成約済みということも、残念ながらあります。
原因の一つは情報の更新タイムラグです。
もう一つは、繁忙期は情報更新そのものの作業が追いついていないことが多々あります。
掲載内容のズレ
同じ物件表示でも複数依頼の不動産業者様間で掲載内容が異なることがあります。原因の多くはケアレスミスです。ないことを望みますが、弊社でもこれは、悲しいかな体験済みなのも事実です。
まとめ
いかがでしたか?不動産業界の繁忙期の事例をもとに、住まいを探す時期を検討するのも良いかもしれませんね。
ご紹介の「自分にあった住まい探しロードマップ工程表」も
ご参考、ご活用をいただけたら幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
次回は、「1.設定」③イメージについてです。
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