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港区(勤務)女子の「発心」その32@京都 清水寺/八坂庚申堂

こだわりについての話を一つ。

秋の京都に行ってきました。まずは京都駅伊勢丹に入っている料亭・和久傳さんが経営する「はしたて」という丼もの屋でお昼。開店10分前にもかかわらず、店の前には既に長い行列が。40分ほど待って中に入ることができました。「山椒香油」という、見た目オリーブオイルのような山椒オイルが個人的にすごく病みつきになり、お土産で大量購入しました。

お次は清水寺へ。ベタな観光地ですが、何回行っても良いですね。燃えるような紅葉が舞台の眼下に拡がり、コロナを感じさせない賑わいを見せておりました。ここの御朱印は書き置きのシステムがないのですね。その場で認めるこだわりがあるようでした。

二寧坂を下る途中、インスタ映えで知られる、カラフルな玉がたくさんお堂に括り付けられている八坂庚申堂という小さなお寺さんがありました。脚本と役者さんの芝居が素晴らしかった、劇場版『きのう何食べた?』の聖地巡礼になりました。

清水から歩いて向かったのは、よしもと祇園花月。大好きなダイアンさんの他、ザ・ぼんち、笑い飯、ハイキングウォーキング、おいでやすこが(敬称略)+新喜劇といったラインナップでした。おさむちゃんは相変わらずお元気な方で、ハイウォーさんは大道芸にますます磨きがかかっていました。おいでやすこがさんは、第3のメンバー(客席の少年)にツッコミを入れるなど観客を巻き込み、楽しませてもらいました。ただ、今回、端ではありましたが最前列だからこそ分かったことが一点。笑い飯師匠とダイアンのお二人とは、全く目が合わない。というより、誰とも目を合わせていない。虚空を見つめている感じと言いましょうか。観客のご機嫌を取らない。自分らのオモロいもんをただただやってる、彼らは漫才の時はやはりこだわりを持った「職人」になるのだと思いました。

「よーじや」さんで私の生活必需品となっているあぶらとり紙を購入後、祇園の町屋の中程にある「十二段家」さんですき焼きをいただきました。本格的に混みだす前に入れて良かった・・・!

その日は「ザ・プリンス 京都宝ヶ池」さんに宿泊。学会などがよく行われるような歴史あるホテルで、周辺一帯に国際会館やスポーツ競技場などの施設があります。かなり山の中に建てられているのもあり、地下鉄の駅から地上に出た瞬間、寒暖差が半端ない。円形の建物の中央には中庭があり、日本庭園とクリスマスツリーのコラボレーションが少し違和感がありましたが・・・。ベッドが良すぎて即寝落ちしました。

翌朝の朝食は、3段のお重に入って出てきましたが、上品な量と味でした。最高。京都は食にハズレがないなぁ。

次回、貴船に向かいます。

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