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フィンランド🇫🇮に教育視察へ


選考をやっと乗り越えて、
夏休みに8泊9日でフィンランドに教育視察に行けることが決まった。


現地の学校に行って、実践授業をしたり
フィンランドの先生とディスカッションをしたりする。

大学生活でやりたかったことの一つ。
やっと叶う。嬉しい。


内心すごくホッとしたし、なにかムズムズしていたものが覚悟に染まった。
目的を見失わないように大事に今のうちに、
まとめておこう。


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私が参加するプログラムはこれ。





私がGTPに参加する最大の理由。


自分が思い描いている先生像を崩す。
そして、

私にしかなれない教師になろう




1、小学校教師を目指す

私は小学5年生の時から、教師になることが夢だった。
きっかけは、よくあるやつ。
担任の先生がすごく素敵だったから。

この時から、自分に夢を抱かせてくれた担任の先生のようになるっていう気持ちだけで、先生を目標にひたすら夢を追いかけ始めた。


その気持ちのまま、大学でも初等教育学科に入学して、今は教師になるうえで必要な知識や技能を学んでいる途中でもある。



けれど、ふと。
教師という職業に疑問を感じ始めた。
それは、求められる教師像がいつも、「子どものお手本」や「しっかり、ちゃんと」といった感じにガチガチに決められていること。

もちろん、教師として子どもの前に立つには、しっかり大人としての自覚が必要。

自分に覚悟がないと成り立たない職業なのも分かる。

けれど、教師だって一人の人間。
自分を見失うのは少し違う気がする。

人間と人間が関わるときには、絶対にそこに個性という自分との違いが見える。
その個性に触れるのがコミュニケーションであり、出会い。
小学校で大人と子どもという存在が必要なのってこんなところなんだと思う。

学校が、人の温かみや違いを感じられる場所でいれたら、誰にとっても大事な場所になりそう。

まぁ、でもそんな思いを抱えていても各授業で提出するレポートでは、周りからズレないよう、教師の当たり前に固執してしまう。

その矛盾がいつも、少しひっかかっていた。

2、私にとっての日本教育

教育は唯一無二の力があると思う。
日本教育も代償の利かないすごいもの。

教師は子どもの未来や人生のために、
勉強から日常生活まで、1秒1秒を大切に子供達と関わる。本当に素敵な職業。

けれど、
今の私のまま日本だけの教育だけを見ていて、日本の教育が世界に誇れるものと言えるだろうか。これがプログラムを探し始めた発端。


1、自分自身をしっかりと見つけたい。
2、自分を見つめ直したい

そう考えていた時に色んな奇跡があって、
GTPプログラムに出会った。

✳︎GTPプログラムには、
 フィンランド
セブ島
モロカイ島
の3つのプログラムが枝分かれしている。

その中でも、私が選んだのはフィンランドのプログラム。


幸福度ランキング1位のフィンランド。
教師のレベルがとっても高くて、
教育が最先端の国でも知られている。

宿題がない。
長期休みが長い。
日本とは違う部分がゴロゴロある。




ある日みたテレビ番組。
日本で行われる小学校のマラソン大会へ。
フィンランドの校長先生が視察に行くというテレビ放送。

フィンランドの校長先生は子ども達の走りを見て、日本の校長にマラソン大会の意味を聞いた。

そして、時間をおいて、

「がっかりです」

と口にした。

その理由が、私の想像を超えていた。
「マラソン大会でとは、走ることが好きになって、社会に出た時に、健康を維持するために走ったりするようになることが本来の意味ではないか」というもの。

確かに大学生になり、教師を志す身になるとマラソン大会は「目標を達成する意識」を身につけるために大切な行事重だと理解できる。

しかし、当時を振り返ってみると、小学生時代に開かれたマラソン大会では「マラソンの日が来たから走るだけ」という思いしかなかったような気がする。

一つ一つが最終的に子どものためになるという思いが強い日本の教育。
たった今、教師は何を思い、今のその子にとってどんなことに繋がるかを考えるフィンランドの教育。

どちら正解はなく、どちらも良い所があると思う。

しかし、マラソン大会という一つのイベントを見てみてもこんなに到達点に違いのあるフィンランドの教育にすごく興味が湧いた。

それと同時に、そんな日本とは少し違うフィンランドの教育の価値観にテレビの前で触れた時、自分の視点が多方面に確かに広がっていった。

テレビの前で、こんなにも価値観が揺らいだのに、実際に足を運んだらどうなるのだろうというワクワクと、新しい自分が絶対に見えてくるという確信。




どうしても、フィンランドに行きたくなった。


3、教師ってただ大変なのか

教師という職業にはやることが多く、忙しいという印象がとても強い。
なぜか大人になるにつれて、

大変大変

という言葉で教師が社会の大人にとって遠い存在になっている気がする。

私が人に自分の夢を話す時にいつも返されていた言葉も、「小学校の先生は大変そう」という言葉だ。

大変という言葉が日本ではテンプレート。

じゃあ、手の届く範囲から変えていこう。

私は、この大変という言葉を「教師って楽しそう」という印象に自分の手の届く範囲から変えていきたい。例えば親とか。


そして、自分らしい教師像のヒントを見つける。

教師になった時に、子どものために毎日学校に行くんじゃない。自分の挑戦や新しいワクワクの発見のため学校にいきたい。


4、フィンランドに行くまでにやること

①英語の勉強


現地の先生とのディスカッション、子どもと話す時間をちゃんと有意義なものにする。
携帯の翻訳アプリとか、便利なものは沢山あるけど、言葉で伝えるって意味があると思う。

だから、とにかく英語を勉強する。
朝起きて、英単語。
空き時間にリスニング。
時間ができたら、長文。

やるぞーー


②事前活動で自分の意見を沢山発表する

このプログラムには、事前活動がある。
一緒に行く仲間と、沢山ディスカッションをしたり、勉強できる。

自分の意見を惜しみなく共有して、
惜しみなくFBをもらう。


③フィンランドと日本の文化について知る

あっちに行ったら、日本の文化を聞かれそうだから、日本のことをもう一回知りなおそう。四季の綺麗なところ、私の好きな文化、自分の言葉で魅力を伝えたい。

違う文化に触れる時は、
リスペクトもかねて勉強していけ

海外旅が大好きなおじいちゃんに
教えてもらったからやっとく。



よし、やることもいっぱい。
楽しみもいっぱい。

プログラムが終わったら、
大満足できるような自分に。よしっ。


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