昔の自分に伝えたいこと・ ・ ・みんな悪気はない、価値観が違うか能力がないだけだ

何か普段と違うことをしようとすると、必ずバリアになる人がいます。これでは進歩はありません。面白くありません。でも、「あの人は私のことがきらいだから邪魔するんだ」と考えては進みません

日ごろから馬が合わなくて何かと邪魔をする人は少数です。たいていは悪意はありません。議論したり、説明すれば、分かってもらえる場合が多いのです。
ただ、あなたを信頼していないこともあります。その時には、説明に時間がかかります。


賛成してもらえない場合をパターン分けしてみました。

価値観、考え方が違う

1番わかりやすいのは、価値観や考え方が違う場合です。この場合素直に意見を戦わせることができます。自分が間違ってるかもしれません。また、もっとやり方があるかもしれません。

だから素直に話を聞くことが大切です。素直に話を聞くことで、大きな失敗をしないで済むかもしれないのです。


責任回避

はっきり考えがある場合は良いのですが、そうでない場合もあります。自分でリスクを取りたくないのです。

この場合、大抵、自分で責任を取らなくてよければ反対はしません。「前例がない」とか「誰々がいいと言わないだろう」とか、イエスと言えない理由を付けできます。自分でイエスと言わなくても済むようにして欲しいのです。問題があったときその人がイエスと言っていなければいいのです。

だからその人が、責任を追及されないようにしておけば、邪魔をしません。


考えがない

自分の考えがないので、「誰々はイエスと言わないだろう」。と言って人のせいにします。「誰々さんの考え」はわからないので、解決方法はありません。直接「誰々さん」と話すのが手っ取り早いです。
この人が中途半端な権限を持っていて、ヒラメのように上だけ見ている、そしてその見方が間違っている。こう言う場合が、一番始末が悪いです。

この人が知らないうちに本当の責任者と話をするのが良いでしょう。


自分たちのことだけしか考えられない

局所最適を考える人もいます。ちょっと広く考えてみれば、良いに決まっていても、自分ところだけを考えるとダメな場合です。解決するには、もっと広い範囲を管理している責任者と直接話すことです。こう言う人は「ちっちゃい」し、上に弱いので、直接話して決めてしまえば大丈夫です。


以上のように、自分で決める能力がなかったり、狭い範囲でしか考えられなかったり、下手な忖度をしているような、そんな場合が多いのです。こういう場合には、その人が困らないようにしてあげればいいのです。

信念を持って、別の方法を考えているような場合は議論ができます。議論をすれば、自ずと結論は出ます。ただ中には、良かれと考え、いろいろ行ってくれるけれども、能力がとても低いこともあります。これも悪気は無いのです。このケースでは、なるべくわかりやすく説明するしかありません。

以上のように、大抵は、あなたが嫌いなわけではなく、また悪気があるわけでもなく、だからちゃんと説明してわかってもらう方法を考えるのが良いのです。

繰り返します。
大抵の場合は嫌いなわけでも、わざと邪魔しているわけでもないのです。
落ち込むことなく戦略を立てて話をすれば物事を解決できる確率が高くなります。





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