昔の自分に伝えたいこと・・・「影響の輪」と「関心の輪」

「7つの習慣」という書籍で説明している概念です。ご承知の方も多いと思いますし、理解もそれぞれかと思います。

私の解釈は、一言で言うと、「影響の輪に集中しなさい、関心の輪に惑わされるな」ということです。


「影響の輪」と「関心の輪」を説明します。

まず、円を二つ書きます。二つの円は、ドーナツを簡単に書いたように小さい円の外側に大きい円を書きます。この二つの円が、「影響の輪」、「関心の輪」の「輪」です。


内側の輪が「影響の輪」です。この輪の中の事象は、自分の言動や人に指示できることなど、自分でコントロールできることです。

外側の輪が「関心の輪」です。この輪の中にある事象は自分で気にしていることです。そして、外側の輪と内側の輪の間が、気になるけどコントロールできないことです。天気、過去に発生したこと。他人の言動などです。


■「影響の輪」の考え方

1.「影響の輪」の外にある事象には、影響を与えられないのであるから、働きかけても無駄であるので、ここに働きかけない。活動は「影響の輪」の中の事象に集中する。

2.「影響の輪」の外にあると思っていても、実は「影響の輪」の中にあるものもある。「なんだ頼めば良かったんだ」と言うものもたくさんあります。本当に影響を与えられないのか良く考える。

3.「影響の輪」を広げることが出来る。たとえば集まりに参加するなど、影響の輪を広げることが出来ます。いろいろと貢献しているうちに自然に影響の輪は広がります。

■「関心の輪」の考えかた
1.テレビドラマ、連載小説などで来週どうなるか気になる。楽しみがありいいことですが、そこまでです。別に変えようと思わないでしょうしどうなっても、自然に受け入れると思います。

2.明日の天気、電車の遅れなどが気になる。受け入れざるを得ませんが、影響を受けます。必要に応じて、リスク対策します。

3.実は、影響を与えることが出来るものがあります。子供の入試が気になる。体重の増えすぎが気になる。 これらは実は、コントロールできることです。影響の輪の中にいます。
影響の輪の外の事象と認識していたら、影響の輪の中に引きずりこむか、輪を大きくすれば、いいのです。


■困ったこともあります。「関心の輪」よりも「影響の輪」が大きいことがあります。たとえば、米国大統領の一言は、影響が大きい。意識していない国の意識していないことに影響があったりします。だれでも、ある分野に限ると「影響の輪」の方が「関心の輪」よりも大きくなっているかも知れません。意識しておく必要があります。

Webで「影響の輪 関心の輪」を検索すると解説があるので、読んでみるといいと思います。

出典は、七つの習慣です。読むべき本です。






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