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島の家を作ると決めるまで①

夜中にモヤモヤが止まらないクリアリングして欲しい
友人からの電話。

ひとしきりモヤモヤしている彼女の話を聞いて
彼女へフィードバックと
彼女は十分な存在だよ!を伝えて

ワタシも気分よくベッドへダイブ。

モヤモヤって抱えてるより吐き出して
クリアな状態でいるって大事だよね。

島の家の話を書きたくてnote始めたのに
あんまり進んでないではないか!

というわけで、今日は私の気持ちの変遷を書いてみよう。

島の家の話は3年前くらいに叔母から来た。
正確に言えば島にある叔父の実家、つまり叔父が相続した家だ。
今までは夫婦で島にお墓参りを兼ねて年に3回ほどは家の手入れもあるので
関東から帰って来てたのだが、その叔父が半年前に突然亡くなった。

自動的に家の名義は叔母になり、すべての島の家に関わる連絡も叔母に行くようになった。(瓦が落ちたとか、草が生えすぎてるとか)叔母たちの計画では、自分たちが元気なうちは島に関わるつもりだったらしいが、パートナーの叔父が亡くなったことで、その気力も減退し、子供たちもほとんど島には縁がないため、気持ち的には一人で全部見れないわ。って気持ちだったみたいだ。

第一声が

島の家要らないかな?
美香が使うなら譲るし、
要らないなら潰そうと思うのよ。中のもので使えそうなもの持って行ってくれたらいいよ。

えーーーーーー?

なに?

なに?

家上げるって

なに?

私の53年の人生で家上げるって初めて言われた。

とりあえず、叔母ちゃん見に行ってくるわ。

そしたら鍵送るね。

そんなやりとりから島の家のストーリーは始まった。
それでも、そんなに優先順位は高くなかったので、自宅に叔母から島の家の鍵が届いても1か月ぐらいは放置してた。

島の家を見に行って、おんぼろの家の縁側に座って海を眺めてたら
幼稚園か小学生の頃、従妹たちとこの縁側に腰かけて足をブラブラさせながらスイカを食べてたあの頃の夏のにおいを思い出した。

この家を潰したくないなあ、
うっすら、そのときそう思った。




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