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私が本島で宿泊施設をする理由

みなさん、こんにちは。

週末は、3年ぶりぐらいに会社の歓迎会だった。
ええ感じの雰囲気でワイワイ楽しかったー♪

経営者としては、みんなが機嫌よいのが
何より!

島の話したいなぁ、
ということで、今日は島のことを書いていきます。

今回、宿泊施設をする島は瀬戸内海の香川県と岡山県のちょうど真ん中にある島で、岡山方面からも香川からもフェリーで渡れます。

人口は昨年の人口数が265人で香川県の瀬戸内海の中では5番目ぐらいで、まあまあ人口はいる島になります。

私はいつも香川県の丸亀市側からフェリーに乗り本島に向かいますが、港に着いたとき感じるのが静かな島。実際お店もないし、人が歩いてないというのもありますが、空気が動いてないというか眠ってるような島という印象。

もともと本島は私の父の実家がある島なので、小さい頃は夏休みの1か月ぐらいは父の兄弟9人の子供たち、私の従妹たちが県外からも大集合で、とても賑やかにおじいちゃん、おばあちゃんの家で過ごしていた思い出があります。

毎日、おじいちゃんの漁船で沖に釣りや貝堀りに出かけたり、みんなで歩いてすぐの海水浴ができる岩場に行ったり、お宮さんでセミや昆虫採集に夢中になったり、お盆にはお宮さんでやぐらを組んで浴衣を着せてもらいその周りをみんなで踊ったり、お腹が空いたら井戸で冷やしたスイカを食べたり、近くの小間物屋?今でいうとコンビニですね。にアイスクリームを買いに行ったり楽しい思い出の場所でした、今も思い出すとそのときの夏の海のにおいやおじいちゃんちの古びた部屋のにおいが蘇ります。

時代でいうと今より50年ぐらい前のことです。

そのころには、本島は1800名近い人口でとても賑やかな島でした。
酒屋さんや食堂、旅館、美容室、雑貨屋さん、
港のすぐそばには高層のホテルがあったし、クルマエビの養殖場や工場もあって島で働いていた人も多かったと思います。

今はそれらもすべてなくなり、港のホテルやクルマエビの養殖場の場所には
太陽光パネルがさん然と張り巡らされ、たぶん土地安かったんだろうね。船で着いたときに一番に目に入るきらーんと光るパネル群は違和感この上ありません。

現在は島での仕事となると数人の漁師さんが中心の漁業。しかも島の3分の2が高齢者なので私が港に着いた時に感じた眠ってるような島はあながち間違ってないのだと思います。

宿泊施設をやってみようと思ったのは、このまま何もしなければいずれ本島はさらなる人口減で、今あるフェリーの便数の減便され住めなくなっていく
島になるのではないか、それは寂しいと思ったのが1つ。

私が何か宿泊施設というハブになるようなものを作ることで関係人口や最終的に移住希望者も出たりするのではないか?

本島をじゃんじゃん観光客が押し寄せるような島にしたいわけじゃないのです。今の都会では味わえないような変わってない良さ、何もない良さを残したまま、ゆるーく島の人も活躍できて、それがいいから行きたい。そこにお金が落ちるような仕組みを作りたいなぁと思ったのです。

GWは、本島の近所の方への挨拶周りに行こうと思います。




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