見出し画像

私について

自己紹介

はじめまして、「ふねこ」と申します。
ただの海運系OLです。

大学生までは田舎で育ち、親の脛をかじり続けてきましたが、心機一転都会を求めて就職と同時に上京し、早10年以上が経ちました。
年齢は逆算しないでください。

仕事は海運業界に一筋です。
コンテナ、自動車、穀物、鉄鉱石、石炭、石油など、何でも運ぶ運輸業です。私が携わっているドライバルクと呼ばれる事業では主に穀物/木材/鉄鉱石/石炭などを扱っています。

中でも私は「営業」と「傭船」と呼ばれる業務をしており、平たく言うと、「お客さんから荷物を集め、それらを運ぶための船を準備する。」
そんな事をしてます。


noteを始めた3つの理由

この度、noteを始めるに至ったのには3つの理由があります。
①海運市況の理解
②海運業界の周知
③文章を作る練習

①海運市況の理解
このnoteでは海運業界の中でも主にドライバルクと呼ばれる界隈について綴っていく予定ですが、このドライバルクの世界には市況 (マーケット) と呼ばれる数字があります。
株価や為替と同じで、需給に紐付いて上がったり下がったりする、全世界共通の指標みたいなものです。

私も日々勉強を重ねていますが、それでも予測や理解が難しいものです。言語化することで少しは整理できるようになればと思っています。

②海運業界の周知
海運と言う業界はいわゆる「ニッチ」な業界だと私は思っています。
ANAやJALのような空運業界、JRや佐川急便のような陸運業界、これらと同様に運輸業として海上での輸送を担っているのですが、あまり世間に知られていないのではないでしょうか。

そんな業界だからこそ、ふと疑問に思ったことを調べても、調べ方が分からない。結局欲しい答えが出てこない。答えに辿り着いても理解ができない。なんてことはザラにあります。
このnoteが誰かの手助けが出来たらいいなと思っています。

③ 文章を作る練習
単純に自分自身のスキルとして書き物であるnoteを継続することで、文章を簡潔に分かりやすく伝える練習をしたいと思っています。
実はこれが一番大きな理由かもしれません。


このnoteから得られること

海運業界のアレコレ、海運市況の動向、船の知識、専門用語の解説、業界のトピックなどでしょうか。
一概に"船"といってもこの世の中には様々な種類の船があります。
その中でもCAPEとPANAMAXと呼ばれる船型を中心に語っていこうと思います。

パナマックス(Panamax)
ホールド(船倉)が通常7コの、パナマ運河を通過できる最大サイズ。バルチック海運指数の対象サイズ。(載貨重量6~10万トン 全長294.1m 全幅32.3m 喫水12m 最大高57.91m)

ケープサイズ(Cape size)
ホールド(船倉)が通常9コの、大きなバラ積み船。”ケープ”は”岬”という意味。大きすぎてパナマ運河もスエズ運河も通過できないため、航路としてはインド洋⇔大西洋を南アフリカの喜望峰(Cape of Good Hope)回りで、また大西洋⇔太平洋をホーン岬(Cape of Horn)回りで行き来するため、ケープサイズと呼ばれる。バルチック海運指数の対象サイズ。(載貨重量10~20万トン)

画像1

また、業界外の方々も拾えるオープンな情報源をソースに、様々な内容を噛み砕いて発信をしていきたいと思います。

余談ですが、海運市況は世の中の景気動向の少し先を行くと言われています。これからの景気がどの変化していくのかも垣間見えるかもしれません。

これからどうぞよろしくお願いします!
なお、noteに書かれていることは全て個人の意見であり、実態と異なる場合がありますことご了承ください。

この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!