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無駄に都民を苦しめる小池都知事の愚策! 武田邦彦氏

巧妙(‥でもないか、)な小池百合子の愚民化政策?

小池百合子東京都知事は「自分さえ」良ければいい。

https://youtu.be/LaQDeAj8BjU

2020.12.13

ニューソクさんの方でこういう機会を設けていただいた。

(最初は違うこともやっていたのだが)「環境エネルギー」関係というのは、この日本の将来にも極めて大事なものであるのでやっていきたいと思う。

(今日本では)極めて「非科学的」な議論が進んで、単に自治体の「市長さんの票取り」だとか、「一部の人の利権」だけで動く、ということが20年も続いている。

このおかげで、IT関係の「Amazon」や「Google」だとか全部アメリカにやられて、携帯関係などの通信機械は全部中国にやられて、日本はITのトップだったのに非常に貧弱な国になった。

これら(の原因)は関係のない(一見「IT」や、「日本人の収入」などには関係なく『見える』)「環境」というものをテーマにした、この20年間の政治家、環境オタクによって生じた大損害である。
これらを直していかなければならないと思う。

「エネルギー」については非常に難しいので、3回基礎的なことをやったが、今回は「東京都の小池都知事が言い出した『都内で走るガソリンで走る車を2030年までにゼロにする』というもの」について。

この人はなんというか、「学力最低」と言ってもいいのだが、「全然、環境のことをわかっていない」、ただ「感覚的なことだけで」自分のしたいようにして、日本をどんどん悪くしている。

実際的にも不可能だし、効果も何もない。
小池都知事は、「ガソリン自動車の代わりに、電気自動車(ハイブリット車)に換える」と言っているが、
(これはもう今までの3回の私のエネルギーの講演を聞いた人ならすっかりわかると思うが)
こういうひどいことが(さらに!)行われようとしている。

これはもともと小池都知事の『権限範囲(外)』のことである。

まず、一つに、CO2の量を東京都が増やしても、減らしても、「偏西風」(※平均的に30度から65度の緯度帯にかけてみられる西から東に向かって流れる気流)が吹いているので、空気はすぐ入れ替わる。(最後海に溶ける。ちなみに、その辺りの海は二酸化炭素(植物プランクトンのエサ)「不足」と前から言われている。)
なので「全然関係ない」。

小池さんがやっているのは、一種の(英語を使った)「スタンドプレー」である。
「英語を使えばいい」っていうヨーロッパ・欧米コンプレックスが小池さんにはあるからであろう。
日本人はやっぱり「日本のために」(政策を)やらなきゃいけない。

(東大から東京理科大に移られた渡辺正先生の計算によると)だいたい1年間に30兆円は無駄な投資をしている。
確かにその通りで、1990年代から「環境の問題」で日本人が非常にダメになり、その結果、日本人の給料は1年間に450万でずっと30年間推移した。

「Amazon」や「Google」などソフトをやったアメリカは大体所得が(20年間で)『3倍』
そして携帯電話や通信機器をやった中国が(場所によるが)給料が『5倍』になった。

アメリカも中国も「CO2」排出量は下がっていない。(中国は「2倍」以上増えた)

本当に(日本の政治は)「日本人の苦しみを増やす政治家」であった。
これを具体的に指摘していく。

日本人は温暖化を防止できない

「温暖化」を心配している方もいると思うのでここで理解してほしい。
日本はすでに努力をしている。2000年頃、日本は「10%」のCO2排出量だったが、現在は「3%以下」である。
「温暖化対策をやると、経済が犠牲になる」と誰でも言っている。

「経済を優先して、温暖化をおろそかにするな」といってるのが環境派。
環境派の人も同時に理解すると思うが、日本が世界の10分の1の経済規模を保っていたのが、現在は30分の1になった。

『ベルリンマンデート』(1995年に欧州を中心とやった共産主義から自由諸国に変わる分のCO2を自分の収入としてカウントするというヨーロッパの悪どい方針)
『バードヘーゲル決議』(アメリカの上院が1997年にやった。中国とインドが参加しない限りアメリカは絶対CO2の削減には参加しないというもの)。

これはどちらも日本のマスコミは絶対に報道しません。
日本のマスコミは、日本人が苦しめば苦しむほど喜ぶからです。

CO2、中国は激増している

かつてはCO2の排出量は、日本よりも少なかったが現在は世界の20%のCO2を出している。
そして、(この20年に給料が5倍)ものすごく経済的に発展しているのは私たちが知っている通りである。

それでもまだ政治家が日本人に負担をかけようとしている。
つまり、「政治家」やいわゆる「環境の利権」をとっている人が、日本人に負担をかけようとしている。
大変に問題である。

もし「東京都」や「日本列島」で『CO2』(温暖化ガス)がでたとしたら?

偏西風に吹かれて、太平洋上に出る。
中緯度、太平洋というのは『CO2の「飽和溶解度」に達していない』ので、雨でも一回降れば(降らなくても吸収するが)全部太平洋に溶けて、植物プランクトンの餌になる。

CO2が増えるということは、植物が繁茂するということである。
だからCO2が増えても(植物プランクトンが増えてそれを魚が食べるので)漁業振興にはなっても、全く温暖化には関係ない。

今日本は「2.9%」しかCO2を出していない。東京都は(10分の1の)「0.29%」である。
東京都がいくらひっくり返っても、東京都の人が一人もいなくなっても日本の「温暖化」にはまったく関係がない。

小池都知事は「中国に」言うべきなのに、「中国に言うと角がたつ」ということで日本の都民を困らせる、とそういう考え方です。
もちろんこの際、「リサイクル」もやめてしまわなければいけない。

日本の「リサイクル」

日本でリサイクルが始まったのは「日本人」がリサイクルをはじめようとしたわけではない。
『「ドイツ」でリサイクルをしているから』日本でもリサイクルをしよう、ということだった。
「出羽守」であった。

これは私は「ニュース女子」という番組で知った。
その当時私がドイツに行って、「ドイツでは本当にリサイクルをしているのか?」という調査をしたら「8%」であった。イギリスが「2.5%」
「ヨーロッパではほとんどリサイクルしていないんだな」と思った。

日本では「リサイクルをしていなくても」リサイクルをした「フリができる」法律が作られた。

「リサイクルする」と言って業者に渡せば、「リサイクルをした」とカウントされる、というごまかしの法律。

私が国のリサイクルの委員会に出たとき、(私はリサイクルに反対だったので)ある東大教授が、
「いやぁ、武田先生。女性や老人はどうせヒマなんだからリサイクルをやらせておけばいいんですよ。」
と発言した。

こんな「分別リサイクル」に女性や老人が協力しているってことが非常に残念である。
こんなことしてたら「男女同権」とかは本当にダメで、「女性はバカだ」という風になってしまうので、絶対にやらない方がいいと思う。

こういう「費用もかかる」し、「時間も無駄」なことを、小池都知事が言うのが本当に情けないことである。
「分別リサイクル」は早くやめなければいけない。そういうことをやる勇敢な(まともな)行政官、政治家が出てほしいと思う。

そして、「電気」、「自動車」、「プラスチック」関係でも今後、大きな損害が出る可能性がせまってきている。


電気

「石炭」を使った「石炭火力」が一番いい。安いし、資源も大丈夫だし、日本ではCO2が出ても、太平洋上の魚が増えるだけである。

私が一度、環境省に「私の計算ではこうなっているが、環境省では『 日本で出すCO2の影響 』はどこを見たらいいですか?」と電話をしたことがある。
そうしたら「そういう検討はしていません。世界のCO2の結果だけを検討しています」と言われた。

日本のことを何も考えていない。そんな国立環境研なんかに私たちの税金を出す必要はない。


自動車

今のところ「ガソリン」が一番いい。
もちろん、技術が発達すれば、技術のいいものを使っていけばいいわけで、そんなことをなぜ「自治体が決める」必要があるのか?
自治体の市長などは「全権を持っている」わけではない。

憲法をもう一度読み直してもらいたい。
「自動車はガソリンがいい」、「おれは燃料電池付き自動車を乗ってみたい」と各々で決めることが人生である。


プラスチック(レジ袋)

小池都知事のいうことは全くおかしい。
「中南米の亀の鼻にストローが入ってた」から、レジ袋を有料化する、一体なんの関係があるのだろうか。

しかしこれくらいのことは、都民が「おかしいですよ」と知事に言って「協力しない」という姿勢を出すことも大切だと思う。
レジ袋の有料化は、経済産業省の決めたことであり、議会(つまり国会)ではない。
都民は従う必要はありません。

「化学的事実をまったく見ないで」日本人の損害を次々と増やしていく、という政策はもうやめたほうがいい。

中国(中国共産党)の方がそういう意味でははるかに優秀であるかもしれない。
中国共産党というのは、非常に悪辣で、言ってみれば「無法暴力集団」みたいなものであるが、唯一、いいところがある。
それは「中国人の収入が増えるように行動する」ということである。

それに対して日本の政府は「日本人の収入が減るのを楽しみにしている」ということである。

中国が電気自動車を勧めようとしているのは、中国はどうやっても「トヨタ自動車」にかなわないから。

(ヨーロッパも)なのでガソリン自動車を捨てて、原子力発電所を増やして、電気で車を走らせるという方向をとっているわけで、これは「トヨタ自動車に勝てない」国は仕方ない。

しかし、アメリカの共和党は、比較的リーズナブルな政策をとっているので、日本は日本人で日本の政策を決めるべきですが、もしも日本人が「どうしても自分の頭では自分の政策が決められない」ということであれば、アメリカの共和党を参考にされてもいい。

いずれにしても、できるだけ早く「エセ環境問題」をやめて、「正しく認識して」日本を発展させる必要がある。

まずは「分別リサイクルの中止」「家電リサイクルの中止」


家電リサイクル

1台 500円 』だったものが、「家電リサイクル」を始めて、『 1台平均 3,000円 』になっている。
これは「効率の悪い方法」にかわったから。
それだけ日本の繁栄が止まった。


環境関係では無駄な補助金を出さないこと

山ほど出している。これを早くやめる。
特に、「地球温暖化」、「グレタさん関係」あんな(環境問題を)何もわからない女の子に従って、日本の国民を困らせるってことをやめる、勇気のある政治家が現れることを期待する。

※ブル添付↓
https://share.buzzvideo.com/s/URbSkpR

(↑今のグレタさん。

グレタさん母 「娘は、空気中の二酸化炭素を裸眼で見ることができます。」

??? あとから比喩表現だったとか言ってるみたいだけど、だったら、TPOとか考えない「言ってはダメ」な比喩表現だね。

あなたがたは「非科学的なことを言ってはダメな『立場』の人」してスピーチしているからね。(もしかしたら、まだわからないと思うけど)

まだ、10代なのに、C系にいいように使われてこんな風になってしまって本当にかわいそうだね。

親は資金潤沢なC系にたくさんもらったんだろうけどね! 子どもの人生をちゃんと考えてないね!)


環境問題で大切なこと

「水質」、「大気」、「食物汚染」は重要である。
これに(環境省は)しぼってやっていく必要があると思う。

時々、学生で「先生、環境問題は大切です。」という人がいる。

私が「空気汚れている? 東京都の水道の水は汚い? 東京湾の海水面は上がってる?」と言った。
東京の空気は汚れていないし、水道もちゃんとしている、東京湾の海水面も上がっていない。

なので「君の言っている「環境が汚れている」というのは、『どこ』を言っているの?」と聞いたら、学生は黙ってしまった。

つまり「テレビウイルス」である。

その点で、テレビも非常に責任があると思う。


私たちの子どものために

「明らかな間違いをテレビで報道しない」という『協定』などを(作って)結んでほしいと思う。
それぐらいのことは、テレビマンもしっかり理解して、日本国を大切にしてほしい。

でないと我々の子どもや孫はダメになってしまう。
(私たちの普段の活動は)国民の活動を「将来の発展に向けた」活動にしたいと思う。

この小池さんのことについては、12月11日の「虎ノ門ニュース」をご覧になって、もう少し「子供たちのための」「日本のための」環境問題に心をくだいてもらいたい、という風に思います。

https://youtu.be/pABCAD2n6Hs

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