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2023.3.8 「万人の万人に対する闘争」 三橋貴明氏

将来の平和を望むならば、戦争を学ばなければならない【三橋TV 第674回】 2023.03.08

https://youtu.be/dmgHCwSkkog

4:35~


基本的に我々は、トマス・ホッブズが書いた「万人の万人に対する闘争」の世界にいる


三橋氏

‥ということで、ほのぼのとした話題で始まった「三橋TV」なんですけど、今回「戦争の話」なんですよ。
‥全然ほのぼのとしてないんだけど。

私、ちょっと「危機の100年」2019、1919か「1919の202x」というコンテンツを作って経営科学出版からリリースしてるんだけど、その関係でですね「戦争」について勉強したの。
「戦争はなぜ起きるのか?」

もちろん色んな理由があるんですよ。
でもね「全然甘かったなぁ」という、私の今までの「認識」が、思い知りましたね。

高家氏
その「1919 202x」っていうのは?

三橋氏
「危機の100年」っていう、それはただのタイトルね。

高家氏
何の危機?

三橋氏
「戦争の危機」ですよ。

高家氏
‥が高まってるっていう?

三橋氏
「高まってる」どころか、もう「始まってる」じゃないですか。

高家氏
それが「1919年」から?

三橋氏
ううん?それはタイトルの話で、

実際どうなんだろう、多分「21世紀」に入って以降じゃないですか?
「アメリカの覇権が陰ってきた頃から直近まで」ですよね。
あるいは「未来まで」って言ってもいいんだけど、どんどんどんどん「戦争の危機」高まってんだけど。
「そもそもこういう世界なんだな」ってのがわかった。

高家氏
そもそも?

三橋氏
つまりね、私たち人間って「共同体を作る」じゃないですか。

高家氏
はい。

三橋氏
何でか? というとそれは「一人で生きていけないから」ですよ。

「共同体」がなかったらどうなるか?


「もし共同体がなかった場合どうなるか?」
今だと「国家」だね、「国家なかった場合」は、その「万人の万人に対する闘争」っていう「トマス・ホッブズ」が言っていた世界に突入してですね、
「全ての人間は孤立して、全ての人間が敵」っていう状況なんです、生き延びるために。

ま、せいぜい「家族」ですよね。
だから自分の「家族を守るために、全ての家族を敵として戦わなくちゃいけない」(という世界に突入する)。

これね、例えば「みんな「聖人君主」です」と、「いい人です」でも(みんなが敵という世界が)起きるね。
「リソースが足りない」、例えば「食料足りなかった」ら結局「奪い合いになる」んですよ、生き延びるには。
毎回、この例で出してるけど「北斗の拳」だよね。

高家氏
はい。

三橋氏
そういう状況になっちゃうんだけども、今は「共同体」ってものが、日本は少なくともあって、我々「日本国民」で、それで「権利を認めてもらって」さらには「生産性高い形で」、これでもね、「生産性社会経済」を享受して、かつ「安全保障」も相当揺らいじゃってるけど、それなりにこう「なんとかしよう」ってみんな頑張ってるわけですよね。これが「共同体」なんだけど、

じゃあ、「国家」っていうの一つの主体として捉えた時に「そういう共同体って可能なんでしょうか?」と。

高家氏
国家?

三橋氏
「国家を共有する共同体」です。

高家氏
国家?

三橋氏
なるほど〜。

三橋氏
あるいは、「国家を全部含有するような共同体」 。

高家氏
あ、それが「EU」とかだったり?

三橋氏
だと思うんですよ。
でも「EU」もね、あれ、条約ですからね
「NATO」もそうですよね、「北大西洋条約機構」なんだから。

ということで、「条約」で、せいぜい「仲良くしましょうね」と、
「日米安保」もそうですね「日米安保条約」もそうですよね、と。

でも基本的にはね「万人の万人に対する闘争」なんです。

「国連」は「話し合いの場」?


「国連」ってあるじゃないですか「国際連合」。あれは「話し合いの場」ですね。

もともとの理念はですね、要は「国家ってものがあるからだ から戦争が起きるんだ」と。
これあれね、「第一次世界大戦の後」の話ね
そこでみんな ユートピアを描いたわけ。「国同士が話し合って多数決で物事を決めれば戦争は起きないはずだ」、という「ユートピアニズム」ですね。

高家氏
それで「国連」が?

三橋氏
そう、「国際連盟」ね、当時は。「国際連盟」ってのができたんだけども、もう「あっという間に瓦解」することになっちゃったんですね。

高家氏
どんな状態になったんですか?

三橋氏
実は最初にね、口火切ったのは「日本」なんですけどね、「満州事変」ですね。

あるいは、その「ドイツのズデーテン地方の占領」とかですね、「オーストリア併合」とか、あと「イタリアのエチオピア戦争」ですね、「アビシニア戦争」とか、そんなんバンバンバンバン起きてきて、
(でも)「何の対処もできない」ですよ?

「話し合いの場合で」って言ったって、「じゃあ抜けるわ」で終わり。
日本が抜けたんですけどね。
ドイツが抜けて、イタリアも抜けて、って形になっちゃうんですよ。

なんでかっていうと「実効性がない」からです。

で、今回のロシアウクライナ戦争で言えば、「ブタペスト合意」で、アメリカ・イギリス・ロシア はですね、その、ウクライナ・ベラルーシ・カザフスタンが「核を放棄しました」と。
ロシアに移管したんだけど、結局。

「その代わり」その「安全保障について」は、その「保証しますよ」と「安全保障しますよ」という「ブダペスト合意」ってのがあるんですよ。
で、それね、じゃあ「どうやって実効性持たせるか?」となってるか?と、びっくりしたんだけど、
「国際連合の安全保障理事会に諮った上で守ります」」って話なんですよ。
(でも)「ロシア」って「安全保障理事会の常任理事国で「拒否権」持ってる」んだよね。

高家氏
はい。

三橋氏
だからどっちみち「実効性なんかなかった」んだけど、みんな信じちゃう、その「ユートピアニズム」 を、で「裏切られる」と。

ちなみに、私あれよ「日米安全保障条約が不要だ」とか言いたいわけじゃないんですよ?
ただ、基本的には、あらゆる国は「万人の万人に対する闘争」の状態にあるという前提に立たなくちゃいけないですよ。
そうしないと「危険」だってことです、「生存の問題」です。

「戦争」が起きる原因は?


でね、「結局じゃあ戦争って何で起きるのか?」と。

それはそういう状態だから、「万人の万人に対する闘争」の状況だから、だから結局こういうことになっちゃうのね。

これ「E・H・カー」が言ってるんですけど、

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戦争の主たる原因は、戦争それ自体である

軍事力は国家の生存にかかわる本質的な要素であり、それは単に手段となるばかりではなく、それ自体一つの目的ともなる。
過去百年間の重大戦争のうち、貿易や領土の拡大を計画的、意識的に目指して行われたという戦争あまりない。
最も重大な戦争は、自国を軍事的に一層強くしようとして、あるいは、これよりもっと頻繁に起こることだが、他国が軍事的に一層強くなるのを阻止するために行われる戦争である

[E・H・カー「危機の二十年」]

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「軍事力は国家の生存に関わる本質的な要素である」まぁ、「生存の問題」なんですよね。

「それは単に手段となればかりではなくそれ自体一つの目的ともなる。過去100年間の重大戦争のうち貿易や領土の拡大を計画的、意識的に目指して行われたという戦争あまりない」
まぁ、「ナチスのバルバロッサ作戦」はこれに該当すると思うんだけど、あんまりないんですよ、意外と。

最も重大な戦争は「自国を軍事的に一層強くしようとして行う」か、もしくは、これよりもっと頻繁に起きますけども、「他国が軍事的に一層強くなるのを阻止するために行われる」戦争が一番多いんです。

高家氏
あーなるほど「侵略するため」とかじゃなくて、「強くなってきちゃったからまずいぞ」みたいな感じが多いってこと ?

三橋氏
そう。何気に「日露戦争」もそうですよ。

「ロシア帝国」がこう、まぁ、圧力をかけてきた、朝鮮半島にまで進出しようとしてきた、と。
ということは日本の、当時の大日本帝国の方々、考えたんです。
「あ、これ、将来ロシア帝国と戦ったら負ける可能性があるな」と。
そうなるともう「属国状態」になっちゃう、あるいは「亡国ですよ」と。

だから「将来の敗戦を防ぐため」、つまり「将来の戦争のために、今戦争する」んですよ
だから「戦争の主たる原因は戦争それ自体である」と言われてるのね。

つまりこういうことですね。
まず「外国の軍事力の強大化、もしくは強大化するという予測」、今してなくてもいいですよ?
「あ、これもしかしてこいつら俺らよりも強くなるかもしれない」と、特にやっぱり「独裁者な権力者がいる」方がその確率は上がるんですけどね。そういう予測ですよ。

つまり「将来的に戦争で敗北するかもしれない」と、
となるとですね、じゃあその「将来の敗戦を 回避するために今戦争する」っていうような形の戦争が一番多いんですよ。

「第一次世界大戦」が起きた原因


「第一次世界大戦」何で起きたかというと、あれは「セルビアの青年が、オーストリアの皇太子を暗殺した」と。
その時オーストリアはこう思ったわけね「あ、これセルビア、俺たちに逆らうつもりだ」と。

で、そこで「宣戦布告」になるんだけど、その時ロシアが考えたのね。「オーストリアがセルビアを飲み込んじゃったら、我々が圧力を受けるかもしれない」と。
だからロシアが動員したわけね。

それを見てドイツは思ったわけ。
「やばい。これオーストリアがロシアに負けたら、その(後)我々が追い詰められるんじゃないの」と思ったんですね。

その時フランスが思ったのね。
「これドイツのロシア破っちゃったら、もう圧倒的にパワーを持つ「ドイツ帝国」が誕生したんじゃないか」と
いう形で、バババって、みんな、「防戦」あるいはその何でしょう「自分たちの 安全保障」「防衛」のために賛成したんです。

全部「予測」なんだよね、実は。

最初のオーストリアの問題からして「予測」だったんですよ。

起きたことは 1個だけです。
「セルビアの青年がオーストリアのフェルディナント大公を殺した」と、

それだけでそういう話になっちゃったってのを「E・H・カー」見てたから、「こういうことなんですよ」と、
なるほどねぇと思わざるを得ないです。

プーチン「西側の目的は、「ロシア連邦(共同体)の破壊」である」


というわけでブログなんですけれども、これ2月27日の『平和を望むならば戦争について学ばなければならない』というエントリーですね。

ここで取り上げた記事がですね、プーチン大統領がロシア・ウクライナ戦争を勃発してから1年経過してまして、それで インタビューを流したんですね。
で、このプーチン大統領、何を言ってるか?というと、

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1年前のウク◯イナ侵略以降、プーチン氏は日増しにロシアの将来が危機に陥ってるとの考えを前面に打ち出し、「西側諸国の目的は1つしかない。つまり旧ソビエトとその根幹をなすロシア連邦の解体だ」と訴えた。

さらにプーチン氏は、西側はロシアを分割して世界最大の資源生産国を支配しようとしており、そうなれば多数派のロシア人を含めた多くの国民の破滅につながりかねないと指摘した。(後略)

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「西側諸国の目的は一つしかない。つまり旧ソビエトとその根幹をなすロシア連邦の解体だ」と言ってるわけね。

で、「西側はロシアを分割して、世界最大の資源生産国を支配しようとしており、そうなれば多数派のロシア人を含めた多くの国民の破滅につながりかねない」と「指摘」しているわけです、
「だから攻めた」と。

「なんでウクライナ攻めるんだ?」って話だと思ったでしょ?

だから、その「予測の問題」なんです。
要は「NATOにウクライナが加盟してしまって」将来的な話ですよ?「そして国境地帯にミサイル基地とか作られちゃったら、これはもうロシアの敗北だ」と。
これ「予測」ですよ。

高家氏
で、ロシア側が考えたから?

三橋氏
‥と、プーチンが思った、と。
だから「将来の敗戦、あるいは敗北を回避するために今、侵略した」という理屈が成り立っちゃうんですよね。

高家氏
はい。

三橋氏
もちろん「NATO」は否定してますよ。

なんだけど、これ「善悪の話」はして ません、「理屈が成り立っちゃうでしょ」という話ですね。

「生存」の問題


で、そこにね「合理性」とか「理念」はなくて、さっきあの「E・H・カー」が言ってたように「生存」の問題なんですよ、生存の問題。

で、そもそも、今回の戦争の始まりって 「2022年」じゃないですね、「2014年」です。「クリミアを併合した」時です、ロシアが。

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また、2014年にロシアがクリミア半島を一方的に併合した際に、アメリカ・カナダ・イギリスさらに他の国々も、ロシアの関与はウクライナに対するブダペスト覚書の義務違反行為だと違反しました。

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あの時にですね、そのクリミアを一方的に併合したために、アメリカ・カナダ・イギリス、他の国々も「ロシアの関与は、これブダペスト合意違反だ」というふうに、批判したわけです。

で、そこで「マンダイン革命」っていって、ちょっと棋聖戦があったのね ウクライナで
「革命」と言っていいかもしれないんだけど、そこに突っ込むと長くなるからやらないんだけど。

その時にですねプーチン大統領が何て言ったか?

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それに対するプーチン大統領の反論は、
「ウクライナの現状は革命であり、新たな国家が立ち上がった時で、この新たな国家に関しての、義務的な文書には何ら署名していない。」
というものでした。

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「ウクライナの現状は革命であり、新たな国家が立ち上がった時で」と、
つまり、「現政権」についてはですね「それまでの ウクライナの継続的な政権として認めない」っていう意味です。
「この新たな国家に関しての義務的な文章には署名してませんけれども」と。

高家氏
へぇ〜。

三橋氏
これ、今の「ウクライナ」って「新しい国じゃねえか」と、「革命後なんだからだから」と。
「その国と何が私たちだって何の契約したの?」あるいは「条約結んだの?」っていうようなことを言ったわけ

高家氏
「してないよ〜」と?

三橋氏
「してないよ〜」と。

通らないんですよ? 通らないんだけど、

ここで思い出したのが「E・H・カー」ってね、「危機の20年」っていう名著ね、「国際政治学の始まり」なんですけど、この名著においてですね、すごいこと言ってましてですね、

あ、「マキャベリ」だ、「マキャベリ」を引用してるのね?
「マキャベリ」の「君主論」、「マキャベリ」って知ってる?

高家氏
あ、知ってます。

三橋氏
知ってるのスゴイね。

高家氏
はい、なんか本のあれですね。

三橋氏
「君主論」書いた人ね。「リアリズム」の元祖の人ね。

高家氏
「リアリズム」?

三橋氏
「リアリズム」。「マキャベリズム」っていうようなその「元ネタ」になってるような方なんですけども、イタリアの方ね。

で、マキャベリがね、「君主論」でこんなこと書いてる。

マキャベリの「君主論」、人は自分の都合のいいように情報を操作する


「人は本質的に悪なのだ。だから人はあなたとの約束を守らないし、あなたもまた約束に縛られる必要はない。
約束を不履行にするような合法的な口実は、望むままにいくらでも生み出せる。」

って書いてあるんですよ。

高家氏
まさに?

三橋氏
まさに、なんですよ、これ。 そうなんですよ、これが現実の世界なんですよ。
私はあれですよ、プーチン大統領の言ってることが正論だっていうつもりは、さらさらないですよ?

そうじゃなくて端から「万人の万人に対する闘争」で「各国は自分たちの都合がいいように情報を操作する」し「将来の敗戦を恐れて今戦争しちゃう」っていうのが現実の世界だってことなんです。

もう一つ、あの結構ね、「戦争」ってその「何々で あるべきだ」っていうこう「ユートピアニズム」に基づいて起きるケースが多くてですね。
「こうあるべきだ論」ですね。

高家氏
今だったら例えばどんなのが?

三橋氏
「アメリカ」は彼ら「マニフェストディスティニー」とか言ってですね、

「民主主義は正しいんです」「自由主義は善なんです」「世界のすべては民主主義で、自由主義であるべきなんです」「そうしたら戦争は起きないんです」

みたいなですね、そういう発想にとらわれて、それで「アラブの春」とかになっちゃって、「どうなったその後‥」ということなんですね

で、ロシアのプーチン大統領にも、彼なりの「ユートピアニズム」があるわけですよ。
つまり「そもそもウクライナとベラルーシはロシアだ」ってことです。
全然通らないですよ?歴史的には。

ただその「ユートピアニズム」って「各個人のべき論」だから、だからそこに「合理性ない」んですよ。
「価値観のぶつかり合い」になっちゃうから。

「〜すべき」論を言ってる人たち


ちなみに私は「べき論」が大嫌いなのね、わかると思いますけど。

「財政は均衡すべきだ」とか言ってる連中が 大嫌いなんだけど、
そりゃあ、「均衡させた方がいい」時もあるし「させちゃダメな時もある」だろうって話なんだけど
基本はその人間ってのはそう「ユートピアニズム」にとらわれちゃうんです。

典型が「ヒトラー」ですね。

高家氏
どんなだったんですか?

三橋氏
「ドイツ民族」の「生きる生存権」ですね、「生存する権利」を、それを「ロシアに求めるべきだ」。

「東方生存圏」構造ですね、「×○×○」本当に 行っちゃったからねって感じで、
「本当にそうなの?」と、いうのも、これ他人がどうこう言ってもしょうがない話なんですよね。

だから日本国民の、これ悪い癖ね。
日本の場合は、そのユートピアニズムの中の一部ね、「リベラリズム」と言うんだけど「アメリカ的な民主主義が素晴らしい」と、「自由であるべきだ」というのを盲信しちゃうわけ。
あるいは「財政は均衡すべきだ」でもいいですよ。

そうじゃないよね?
「本当に戦争を避けたい」んだったらば、ですよ?「戦争について知らなくちゃいけない」、あるいは「リアリズム」について。

はいでこの「E・H・カー」はですね、さっきの「危機の20年」の序文でですね、「私は本性を来たるべき平和の創造者たちにあえて捧げたいのである」ということで、戦争について延々と語るわけです。

「平和」を語る前に、「戦争」を知る


まず「知れ」と。

高家氏
平和のために「知って」と?

三橋氏
そう、まず、「平和のために知って」ということなんです。

で、こういう話すると「三橋は戦争をしたいんだ!」とか変なこと言い出す人がいて、‥違うわ!
「戦争を避けたい」から、「将来の戦争を避けるため」にですね、しかも今こういっちゃなんだけど「プーチン大統領」という格好の教材があるわけですよ。

高家氏
はい。

三橋氏
彼の将来、あるいはロシアの将来の「敗戦を防ぐための戦争」とか、あるいは「プーチンのユートピアニズム」ね、プーチンだけじゃないんだけど、
そういうようなその「勝手な価値観を持ってる国同士が「万人の万人に対する闘争」をやってて、たまたま条約結んでる時は「お互い仲良くしようね」ぐらいの状況なんだよ」っていうのをね、
ぜひ知っていただきたいというわけでね、

「平和を望む」ならば「我々はどうしなければいけない」のか、

「戦争について学ばなければならない」。

続きはYouTubeで確認 🐾

https://youtu.be/dmgHCwSkkog


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