2023.2.15 正しい少子化対策を! 三橋貴明氏
正しい「異次元の少子化対策」とは?消費税廃止による非婚化解消だ!【三橋TV 第665回】 2023.02.15
(高家氏の誕生日のプレゼントとして花束を贈られる)
おめでとうございます㊗♥ (byブル)
5:41~
インボイス制度導入の「本丸」
三橋氏
あの、前回、あ、2つ前か、神田先生が来られて「インボイス制度導入の本当の狙い」っていうのをご説明されてて、いや「その通りだ!」って思ったの、覚えてます?
高家氏
はい。
三橋氏
つまり「消費税を今後、15%、20%と上げていって、複数税率を適用する」と。
わかりやすく言うと「ヨーロッパと同じにする」ということです。
高家氏
ふぅ〜ん。わかりにくくして、「ジワジワ(消費税を)上げていく」と?
三橋氏
まあ、全体的にはそういう発想だろうけども。
で、その上で、それをするためには「インボイス制度じゃないとダメ」なんですよ。
ということです。
だから、これを機会に「インボイス制度を導入して、将来の消費税の増税の基盤を整える」っていう話で、これはね、確実だと思う、私も。
色んな種類の税金について「ヨーロッパをみならおう」 by財務省
なんでかっていうと、わかりやすい「モデル」があるからね、「ヨーロッパ」ね。
「ヨーロッパ」みたいにしたいんでしょ。
最終的には「最高税率25%」とかにして、「これ、ちょっと下げてやるよ!」みたいな感じの、コントロールするわけですよ。
もちろん、「全体的には(消費税)上げていく」と、いうことをやっていくんだろうな〜と。
高家氏
なんでヨーロッパに倣うんですか?
三橋氏
ん? 基本的に大好きだから、外国見倣うの、財務省って。
だってあれですよ? 1998年に、あ、1997年かな、に「財政構造改革法」っていうのができたのね。
それは「緊縮財政」の法律で、で、そこに「財政赤字は、対GDPで 3%以内に収めなければならない」って書いてあったのね。
それって「マーストリヒト条約」のパクリでしょ?
高家氏
ふぅぅ〜ん。
三橋氏
「なぜ 3%なの?」、ってこれ誰も説明できない。
だから「マーストリヒト条約のパクリ」以外に多分理由はないんですね。
そんな感じなんです。
それで、「緊縮」の方に持っていくんだったら(ヨーロッパの)「真似」するんです。
だから、ヨーロッパ、今、「減税」してるでしょ?「付加価値税」(日本でいう「消費税」)を。
そっち(付加価値税の)は真似しません、もちろん。
ヨーロッパ「付加価値税(消費税)」を「↓」
高家氏
なぜ?
三橋氏
「ヨーロッパでは消費税は最大25%なんですから」と、
高家氏
「低い方ですよ」と?
三橋氏
「(日本の消費税は、ヨーロッパに比べて、元々が)低い方ですよ」と、言ってるんだよ、実際ね(付加価値税を「減税してる」のは真似しないよ)。
だって実際は、食品とかは「 5%」とかもっと低いんだけどね、ヨーロッパの場合は。
あるいは、「財政赤字は、対GDPで 3%以内に収めなければダメなんですよ」と。
「いや、マーストリヒト条約がそうなってるから」、みたいなですね、
もうね、「意味不明な連中」に見えるんだけど、確固たる彼らの「意味」っていうのがあって、(それは)「緊縮財政」です。
「そのためにヨーロッパを見習え」というレトリックは時に使うんだけれども、しょせん「出羽守(でわのかみ)」ね。
「ヨーロッパが(消費税)↓してるのは、そこは、スルーしよう!」 by財務省
「ヨーロッパでは〜(云々)」(と行ってくる)。
「じゃあ、付加価値税(日本でいう消費税の「減税」」)も見習えよ」
「あいつら、みんな減税してるじゃねぇか」
(って言ったら)
高家氏
あはははは。(笑)
三橋氏
‥
「知らん」(by 財務省)って。
ということで、今一番マズいのはですね、「インボイス」もマズい、これはもちろん「個人事業主」、「課税売上1,000万円以下の事業者」のみなさんも、大変な状況になるんだけども、
それ、「日本国民「全員」が大変なことになる第一歩」なんです。
高家氏
(インボイス制度が導入されたら)全体的にやっぱ「値上げ」になっちゃうんですか?
インボイス 「値上げ」より怖い「消費税増税」
三橋氏
もちろん、「値上げ」の問題もある。
でも「値上げ」の問題よりもキツイのが、やっぱ「消費税増税」ですよ。
高家氏
そのあとにくる?
三橋氏
そのあとにくる。
で、そのときに使われるレトリックはなんでしょうか?
「少子化対策」!、なんです。
高家氏
ああ〜。
三橋氏
つまり、「少子化増税」を狙っています。(財務省)確実に。
高家氏
どんな感じで?
三橋氏
だってもうすでに甘利(議員)とかが、「少子化対策には安定財源が必要だ」「消費税の増税が必要だ」って言ってるじゃないですか。
そうやってこう「作っていく」んですよ、(増税の)「空気」を。
高家氏
はぇ〜。
過去の「少子化」の主な原因は、「消費税」でございました
三橋氏
で、問題は「消費税増税は、少子化対策どころか、「少子化促進」策になるんですよ」と。
なぜかというと、「過去の少子化の原因の一つが、消費税増税だから」です。
これをね、今のうちに徹底的に解っておかないと、絶対やられると思う。
高家氏
だって、今も普通にこう、「税金が重すぎてキツいな」って普通に暮らしてて思う‥。
三橋氏
うん、あと「消費税」もそうだし、「所得税」はあまり関係ないから、低所得の方々にとっては。
(それよりも)「社会保険料」、
高家氏
はい、高いです。
三橋氏
「社会保険料」、でも。少し楽になったんじゃないですか?(直雇用になった)
高家氏
はい。
三橋氏
個人事業主、大変だったでしょ?
高家氏
はい、でもやっぱ月イチで明細見ると、「ウワっ」って思います。
三橋氏
「こんなに取られてるんの」みたいな? 会社が半分払ってるんだけど。それはいいんだけど。
ということでブログね。
これ、本当マズい。
要は「非婚化対策が「異次元の少子化対策」だ」ってエントリーに書いたんだけど、
要は、(財務省は)「異次元の少子化対策だ〜」とかいって「消費税増税〜」とか平気でやってくるんですよ。
それ、止めなくちゃいけないから「正しい少子化対策」について、今、徹底的に学んでほしい。
ということで、このエントリー書いたのね。
少子化の主な原因 2つ
・「男性」の雇用環境・所得水準の悪化
・ 東京一極集中
これ、最初の方に「ちょこちょこ」って書いたんだけどね、
「少子化の主因は、大きく2つ」。
これね、絶対誰も否定できない、データがそうなってるから。
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少子化の主因2つ
・「男性」の雇用環境・所得水準の悪化
・ 東京一極集中
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「男性の雇用環境・所得水準の悪化」、「女性」じゃないです、「男性」です。
と、
「東京一極集中」なんです。
で、「東京一極集中」については、次回やります。(↓)
https://note.com/bulemoon01/n/nc18828e0ea45
今回は「男性の雇用環境・所得水準の悪化」ということなんですね。
で、今政府が打ち出している少子化対策って、例によって「結婚されてる夫婦が、産む子供の数を増やしましょう」なんです。
だから、それは別に「下がってない」んです。「横ばい」です。
「有配偶出生率は、1990年を底に中期的に回復傾向にあります」。
「じゃあ、なんで少子化なんですか?」「だから、(原因は)「非婚化」だっ」って言ってんの。
男性の「非婚化」
これ、データ見るとゾッとしますが、これ前も出しまたけどね、
「50歳時の未婚の割合」が、「男性」が「30%」近くにまで上がってま〜す。「結婚できない」んです。
で、「婚姻件数」そのものも、1972年は「110万組」ぐらいか?大体、それが今や「50万組」ぐらいまで落ちてきてますよ、と。
半分ですね、半分になっちゃった、ということなんですよ。
で、なんでこうなってるの?と。
これがですね、「男性の雇用形態別婚姻率」です。
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