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ランニングの怪我

安静が正解ではない

多くの人は怪我(故障)した時、原因を究明しようとしません。正しいフォームで走っていれば故障しませんが、間違ったフォームだと、一部の筋肉に負担がかかり故障してしまいます。どういったフォームで、その故障に繋がったのか解明しないと、永遠に故障し続ける事になります。
これらを専門としているのは理学療法士です。よく、接骨院に行かれますが、治療してくれるのは柔道整復師で、国家資格ではありません。
柔道整復師でも、良し悪しがありますが、理学療法士とは圧倒的な知識の差があります。
まずは良き先生を見つけるべきです。そして、どこがどう悪くて、どうしていくべきなのかを判断してもらいましょう。

何をしたらいいのか

1番怖いのは再発してしまうことです。
再発させないためには、正しい処置が必要になります。

筋肉は収縮運動によってパワーを発揮しますが、使い過ぎると硬くなってしまいます。そして、弱い部分である腱などで炎症が起きてしまいます。なので自然に治ったとしても、筋肉が硬いままなので、すぐに再発してしまいます。

まずは、固まった筋肉をほぐすために、お風呂に入りマッサージやストレッチをしましょう。
痛い部分に近い筋肉を、気持ちいい程度にほぐしたり、伸ばしたりします。

「なぜ、そこの筋肉を使い過ぎるのか」原因を究明しなくてはなりません。運動というのは、さまざまな筋肉が連動して起きます。ランニング運動でも、体を支える筋肉、地面を蹴る筋肉、着地の衝撃を吸収する筋肉、などさまざまな役割を持った筋肉があります。
人間には利き手があるように、利き足があり、必ずバランスが崩れてしまいます。
バランスが正常で、全ての筋肉を正常に使えていれば、力は分散され、一つ一つ筋肉の負担が減ります。
しかし、バランスが崩れると、力が均等に分散されず、負担の大きい筋肉が出てきます。そうして、壊れてしまうのです。

全ての筋肉を使えるようにする事
どうしても、弱い筋肉や強い筋肉が出てきてしまいます。弱い筋肉をトレーニングしましょう。
しかし、筋トレをしてもランニング運動に直結する訳ではありません。理学療法士の域ですが、ランニング運動に近い筋トレをしましょう。
例えば、フルスクワットをしても意味がありません。
ランニング中にフルスクワットの様な動作がないためです。やるとしたら、浅めのハーフスクワットです。
鍛えたい筋肉を意識してピンポイントで刺激することが重要です。

心肺機能を維持するのに、エアロバイクが効果的です。いっそう負荷を高めれば、走っている以上に心肺機能を高めることもできます。
また、負荷がランニング障害が起きにくいです。