見出し画像

コロナ期間中にドバイに行った話

大変お世話になっております。BUKUと申します。
こんなコロナ禍ですが、どうしてもEXPO2020が見逃せなくて、ドバイに行ってきました。
全体的にいうととても楽しかったです。でも、初めての体験をたくさんすることにもなりました。どんなことかって?

1 初めての海外の予約
2 初めてのコロナ禍での海外
3 初めて全て自分で決める旅行
4 初めてのトランジット(あ、これは違うか?)

とか、とにかく初めてが多すぎた旅行でした。現在ドーハでこの文章を書いているのですが、今回の旅行を総評すると「疲れた」です。死ぬかと思うくらい疲れた。どんなところが疲れたのかを本当は時系列別に紹介したいのですが、前回の旅行が時系列方式だったので、今回は少し違ったスタイルで紹介していこうかと思います。どういうスタイルにしようかな。
観光地別とかにしたいのですが、あまり時系列と変わらなそうなので、手続き・観光・その他で考えていこうと思います。

手続き

実際にドバイの観光だけ知りたい人は飛ばしてください。今海外に行くとはどんなことなのかを知りたい人はここを中心に読んでください。
僕たちは「安くドバイに行くこと」を一番に考えていたので、航空券とホテルを別々で取りました。最初はセットで取ろうとしていました(agodaやexpediaを使用して)。ですが、あまりにもそれらの評判が悪すぎるため、それを使うことを断念しました。Skyticketとかも使おうと思っていたのですが、これはあまりのも決めるのが急すぎて他社を介入して取ってらんないと考え、直接航空会社からチケットを取ろうと思いました。
ドーハと考えてまずに思い浮かぶのは、「Fly Emirates」ですね?ですよねよかった。世界でも有数の航空会社です。日本支社もちゃんとあります。ただここは「ビジネスクラス」しか空いてないだと…70万するだと…ふざけんな!ということで断念。次に考えられるのは「Etihad Airlways」ですね?マンチェスターシティのサポーターです。まあまあ大きいと思ってる。ここは、まだチケットがあったので取りました。ただ、僕のカードが種類的に使えなかったので、コンビニ決済にしたんです。

*ここからが注意点

コンビニ決済は仲介会社が送金の手続きをしてくれます。ですが、入金ConfirmationのメールがEtihadから一向に届かないんです。2日ぐらい経っても来なくて、送金手続きをしてくれている会社に問い合わせたところ「Etihadへの送金は完了している」と言われ、Etihadに確認すると「そのような予約は届いていない」とのことでした。結局送金会社に返金をしてもらい、違う形で予約を取らなければいけなかったのです。また、Etihadは日本支社はあるものの日本語対応をしていませんでした。コミュニケーションは取り辛いです。結局僕は「Qatar Airways」から予約を取りました。なぜかというと、安かったからです。ただ、Qatarが完璧だったかと言われると、そういうわけでもありません。まず、Covidの関係でフライトに何が必要なのか、何の書類を集めなければいけないのかがわかり辛いということ。また、目的地が運営会社の国ではないので、Informationが正確でない可能性があること。そして、成田空港支社への電話のつながりがクソがつくほど悪いこと。(10回くらいかけて一度も繋がらなかった)
ホテルは、自分の独断で「Expoに近いところ」という形で選んだが、そうするとブルジュカリファに遠くなってしまいました。海外旅行者向けのホテルにしないと少し怪しい形になってしまうので、ホテルに関しては多少高いところをとった方がいいと思います。

ここから学んだことは

  1. 決済手続きは、その場で終わるカードか銀行口座でのやり取りにすること

  2. 航空会社を決めるときは、基本はトランジットのことも考えて目的地に本社がある航空会社を選んだ方がいいが、日本語対応しているのか、対応の速度はどうなのか?電話のつながりやすさはどうなのかなど総合的に見て決めること。

  3. 航空会社でも、国の入国条件のアップデートに追いついていない可能性があるので、自分が調べたものと違うものを提出させられる可能性があること。なので、ワクチンを打っていてもPCR検査はしたほうが確実だと思う。(要求されたときはマジで怖かった。)

  4. 国の入国条件で別の書類記入などを求められることがあることを覚えておく。これは割と必要なことが多いので、しっかりと当空会社などに問い合わせをした方がいいと思う。

  5. ホテルの選びは慎重に。どこにホテルがあるのか。その周りの環境はどうなのか?移動手段は簡単なのか。GoogleMapの電車とかだと、徒歩の時間が信頼できないことが多くあるから、そこ辺りは少し詳しめに調べた方がいいと思う。

くらいですかね。特に、出国の時が一番怖いので、できれば飛行機出発の3時間以上前には空港に到着しておいてください。でも成田空港の中のDuty Freeショップとかマジで何もなかったからそこだけは気をつけて。

観光

さあ、実際にどんなところを回ったのかについて話していきたいと思います。全体から話すと、ドバイは観光地が集中しているわけではないので、移動時間が割とかかることを考えましょう。また、電車もありますが、海岸線とほぼ平行に走っていくので海側に行くためには乗り換えもしくはタクシーを使わなければいけません(タクシーはとても安い)。また、ここはドバイの特徴だと思うのですが、ドバイの観光地を大きく分けると「海岸線」と「少し内陸」に分かれます。この間には住宅街があります。なので、ここにいけばとりあえずいいよ!みたいなところはあんまりないのが特徴。あと、これは観光と関係ないかもしれないですが、ドバイは車社会で、さらに「右折社会」です。どゆこと?と思いますよね。どういうことかというと、「左折」がないんです。高速道路も十字で重なるところがあったら、右側にしかいけません。また、交差点は凱旋門の極小Verのような円が多いです。これは運転の時は十便注意してください。宗教と観光ですが、ドバイは観光客が多いこともあって宗教色はだいぶ少なくなっています(観光客はどんな格好しててもいいよ)。ですが、宗教上の規則を大きく逸れるようなことはしない方が良さそうです。やはりイスラム教の人多数を占めるので、多少はイスラム教の習慣を理解してから行ったほうがいいでしょう。あと、事前情報として伝えられることは…公用語はほぼ英語だと思っていいです。基本的にみんな英語を喋れますし、英語が喋れればドバイで生活はできます。ただ、周りで聞こえる言語が英語というわけではないです。Expoとか本当にマジで周りが何の言語使ってるのか一ミリもわからないの。そんなこと普通ないじゃないですか。そういう環境にあるってことがとても面白いですね。よし、一個一個の説明をしていきましょう。

EXPO 2020

僕が今回どうしてもドバイにいきたかった理由です。中東のこういうイベントに対しての本気度は強いと言った印象があった+マンチェスタシティがEXPOを推しまくていたということもあり、どうしてもいきたかったです。僕は結局2日間強をEXPOで過ごしました。でも、みんなどうせいけなくなるもんな。まあでも説明します!感想は「デケェ」です。ディズニーランドとシー合わせたくらいの大きさあるんじゃないかと思うくらいの大きさでした。また、国ごとに建築物を作れるのですが、そのオリジナリティが凄すぎます。僕が建造物だけで優劣をつけるのであれば一番好きだったのはスウェーデンです。その次に好きだったのはUAEパビリオンかな。イギリスも凄かったですね。イタリアもだ! 日本は手を抜いてました。中身で言うと「ドイツ」or「サウジアラビア」あたりがすごかった思い出がります。まあ検索してみてくれ!。 今回のEXPOでは環境問題に対しての答えを国ごとで展示していました。

EXPOで思ったことは「EXPOに対して国の投資はどのような形で還元されるのか」を考えていました。EXPOは基本的には一般客向けなので地球市民からの評価上げ+旅行に来たいと思わせることが目的になっているのではないかと考えています。その点でいうと、中東の国がたくさんのお金を使う理由はだいぶ説明できます。まず第一に、評価上げですが中東は「原油・天然ガス」でのお金という印象があるため、気候変動に対して意識が高まっている現在、あまり好まれるような経済の回し方ではありません。ですので、多くの中東のパビリオンでは「クリーンエナジーの使用」はしつこく取り上げていた印象があります。次に、旅行に来たいと思わせることですが、これは中東の国が一番求めている分野ではないでしょうか?ドバイは建造物・美術館などで観光客を獲得(Expoもだ)・カタールはスポーツフェスティバルで観光客を獲得するなどの明確な戦術がありますが、クエートやバーレーンなどの他の国は観光地の獲得がまだできていない印象があります。そのような中で少しでも行ってみたいと思わせられる機会がEXPOなのです。建造物の魅力・中の展示物の魅力によってその国の魅力度が大方定義される世界ですので、言い方は汚いですが、「かっこいい建物作って、展示の規模感を大きくする」、ことをすればいいんです。パビリオンに行くことの垣根はものすごく低いので一度行ってみようという気持ちになります。
逆に、ヨーロッパなどは未来の話もしますが歴史も大きい国です。なので、歴史に対して説明を加える時間が長いのです。だから中東の方が魅力的に見えたりします。EXPOで興味を与えることがどれほど観光客の増加に影響を与えるのかを考えればいいのですが、自分個人的な意見だとあまり強くはないのではないかと考えてしまいます。オリンピックと同じで、予算だけが膨らむEXPOになり続けないかは少し心配です。ただ、やってる期間が半年以上あるので、それ考えるとEXPOの開催国はどれくらい利益になるんだろう。

ブルジュカリファ付近

ドバイと言ったらみんなこれを思い浮かべるのではないかなと思います。世界一高い建物です。本当に首が痛いの!0.5倍の画角でもギリギリ入るみたいな感覚です。まさかの24時間営業というバカっぷり。ここの付近はホテルとかも綺麗だし、僕が街の中では一番好きでした。近くに噴水が上がる人工池があるのですが、それがあまりにもでかいんです。でも、難しいのがブルジュカリファに登る方法。近くにあるドバイモール(後で説明します)の1階→2階→地下1階→ブルジュカリファという順番なので、みなさん絶対迷いますね。で、まあ人がすごい。そして登れるのは意外と400メートル台というね。それより上はラウンジとかレジデンス区画なので、いけないことが多いです。でも、400メートルでも十分高いです。登った感想は、「昼も見たかった」ですが、ドバイの海岸の世界地図なども見えました。ここでレジデンスの区画の広さ、あとはまだ立てられていない砂漠地帯。奥に見えるただの砂漠などをまとめてみました。よく砂漠のところに作ったなぁという印象ですね。ブルジュカリファを立てるためには50m地下に掘らなきゃいけないらしいです。でも、まだまだ新しい建物も立ってるし開発は続いている!って感じでした。

ここで考えてたことは、あんまりないのですが「タワー・景観を売りにするビジネスってうまくいくのか?」という考えについてです。東京スカイツリーは何回も登りたくなるようなものですか?渋谷スクランブルスクエアを同じ人と2回みに行くと思いますか?
これだけを聞くと、ブルジュカリファもダメ!みたいに聞こえるかもしれませんが、別にそういうわけではないんです。ターゲティングの範囲が違いすぎるってところは関係していると思います。ドバイのブルジュカリファのターゲティングは「全世界」です。スカイツリーもそうなのですが、ブランディングの面でも少し違います。スカイツリーに登って海外から訪れてる人しかいないよぉとはならないと思います。ドバイのブルジュカリファは正直海外からの人しかいません(他の観光地もそうなんだけどね)。で、ブルジュカリファに登る海外からの観光客/全体の海外の観光客は90%を超えるでしょうが、日本でスカイツリーに乗る確率はどれくらいなのでしょうか?ブルジュはレジデンス的な役割も果たしているため、建築に踏み切れたのかなとは思います。

ドバイモール

先ほども話したドバイモールのお話です。世界最大って言ってもいいくらい大きいモールで、本当に大きすぎる。あれは頭悪いよ。中に博物館と水族館があるんだよ。アホ以外の何者でもないでしょ。基本何でも揃ってます。で、このモール好きなポイントと嫌いなポイントがあるので説明します!好きなポイント:天井が高い!!まあ天井が高い。8mくらいあるのではないか?(最上階から天井が)ってくらい高いです。だから解放感がすごくて、とても居心地がいいです。あとは、午前1時までやってるところ。バカでしょ。そんな時間までやらなくていいわ。でも自分のいたいところにいたいだけいれるので、その点では利便性は高いです。嫌いなポイント:エスカレーターが少ない。いきたいところへの移動が非常に難しいモールでした。あと、広すぎて場所がわからなすぎる+インフォメーションセンターが少なすぎるところも嫌ですね。英語でいろんな人に聞きましょう!僕は久しぶりに見つけたUrban Outfittersで買い物をしてしまった…失態だ…まあでも結構使い勝手良さそうなので重宝します。俺の親父だったらドバイモールで3日間は潰せるんだろうな。すごい人だ。

ここで考えてたこと。あまりないんだけど、「なんで午前1時までやっているのか」を考えてました。トランジットで使ったカタール国際空港も24時間営業だった(これはありがたい)。でEXPOも深夜12時までやってるんだ。何でだろうなと考えていたらまあ2個くらい思いつきました。1個目:レジデンス区域との分離度。周りの人の活動時間をあまり考えなくていいので、遅い人に合わせることが可能です。2個目:営業時間中に常に掃除をしている人がいる。ここは日本と違うところですね。なので、終業後の掃除みたいな負担がないことが多い。3個目:海外からの旅行者に合わせることができる。世界中からフライトが集まるドバイ・アブダビでは、空港の発着が深夜の3時・5時になることがよくあります。それを考えると、Mallがそこまで営業していることは旅行者にとってとても安全な場所を提供することにつながります。これが本当かどうかはわからないけど、それが本当だったらドバイは旅行者を大事にしていることになりますね。あ、でも11時くらいにカフェ座ってたの全員UAEの人っぽかったな。生活時間が違うだけなのか?

デザート・サファリ

ここが一番体験としては特殊だったかなと思います。デザートサファリ。これは予約が結構トリッキーなのでやりたい人は僕に聞いてくれるとありがたいです。15時ごろからのサファリですが、僕たちが予約したのは…13:30。本当に計画しないバカでした。すみませんでしたぁ!でも、日本人のコーディネーターがいたから、予約させてくれました。高橋さん、本当にありがとうございました。このツアー凄くて、210ディルハムでホテルピックアップ→車で砂漠運転→ラクダ・シーシャ・ハナタトゥー・サンドスキー→夜ご飯→ショー観戦→ホテルまで送迎してくれるんです。これは非常にお得でした。僕が一番この中で好きだったのは、さすがに砂漠運転だろうなぁ。本当に砂漠しかないんです。一緒に車に乗ってたオーストリア・スイスの人とおしゃべりできたし、「Future of Dubai」の美術館は行けなかったけど次はそこに絶対行ってやると思えました。英語が第一言語じゃない人どうしで英語を喋るのも面白いです。日本人にキャンプ場で会うという奇跡が起きました。スコットランドの方と一緒だったのですが、まさかのNFTの話になりました。イギリスのペイメント企業もまだ目をつける段階か…まだ怖いのは確かですね。NFTのホールディングの数がクレジットに繋がったりしたら面白いですね。また税金との戦いになりそうだな。ここでも、ブルジュカリファと同じようなことを考えていました。このツアーに果たして地元の人はどれくらい参加するのだろうか?多分しないんではないだろうか?もしこのサファリみたいなビジネスモデルをんほんに持ってくる場合どのようなことになるのだろうか?日本の場合、日本国内からの旅行もある程度視野に入れなければなりません。となってくると「リピーター」になってくれることを考えなければいけないので、コンスタントなアップデートなどはもちろん必要ですがそれ以外にも「常に人の興味を引く」ようなイベントである必要はありますね。難しそうだな。

他にもドバイフレーム・ホテルでの話・空港の話・一緒に行く人の話とかをしたいのですが、少し量が多すぎるのでやめときます。

資本主義の世界へようこそ

少しまた理解がしづらい題名を考えついてしまいました。どういうことか。資本主義の色が濃く出ている世界でした。VIPがどこでも存在する世界。値段によって建物に入る速さが違う。止められるパーキングエリアも違う。さらには乗れる電車の車両まで違うんです。モールの中もラグジュアリーエリアとファミリーエリアはついているスタッフも全然違くなります。

ビジネスをしにドバイに来る人・職がなくてドバイに来る人

さらに、出稼ぎで出てくる海外からの渡航者が多いため、お店の中で働くスタッフと外で掃除をする・セキュリティをする・ドアを開けるなどの作業をするスタッフに明確な肌の色の違いが出てきます。タクシードライバーもそうか。こういうところを考えると、日本はまだ平等性があり、VIPなどの資本主義の色は濃くないなと思います。海外労働者を入れようという話題は少し前からたくさん出てきていますが、日本もただ受け入れるだけだと、同じように肌の色で分けられてしまうような社会になってしまうかもしれません。人によってそれ絵に対する印象は違うとは思いますが、僕は個人的にはそのような社会は嫌いです。これから国際化に向けていく日本です。Equal Opportunity for everyoneの感覚を忘れずにしていきたいですね。

総括

コロナ禍での海外渡航は想像よりめんどくさいです。でも、自分でプラニングして失敗しながら辿り着こうとするのは間違いなく自分の財産になると信じています。僕も今回ものすごく失敗しました。不安になることもたくさんありました。でも何とかなります。

あと、旅は「どこに行くか・いつ行くか」ではなく「一緒に行く人」により決まります。ある人に予約を任せているのであれば、一程度権利を渡す勇気を。逆に予約を請け負っているのであれば、その人渡航が可能かどうかも自分にかかっているという責任を背負います。これはとても怖いことです。そして、予定はしっかりと、現実的に決めましょう。突発的ないきたいを実行することも楽しいですが、ある程度予定を立てた方がたくさんのところに行けます。あとは、何でも許せる仲間と行きましょう!海外はハプニングで行けなくなるようなことは多発します。それをよしとする仲間、限られた中でも最大限楽しもうとできる仲間を見つけると、旅がもっと面白くなると思います。

コロナ禍でもドバイなどにはたくさんの観光客が集まってきていました。
少しずつですが、日本でも動けるようになってきています。ちょっとずつやりたいことができるようになるといいですね!
なんかあったら気軽に質問してください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?