見出し画像

今までクソお世話になりましたぁ!

ただいま飛行機の中でこれを執筆しています。BUKUです。

急にですが、僕は大学一年生の12月から大学2年生の2月までの14ヶ月ほど、Lisa Technologiesという会社で働かせていただいていました。2月で卒業させていただきました。

まずは、このような貴重な経験をいただき、本当にありがとうございました。自分がどんなことを学んだか、自分にどのようなスキルが身についたと思うか、逆に自分に足りないところはどこだったのかなどを、時系列を追うことで話していきたいと思います。最後にまとめていくので、途中まではあまりまとまりがないかとは思いますがご了承ください。

Chapter 0「Lisaに入る前」


 2020年4月に大学に入った僕は始まってすぐに「Quarantine」地獄にはまります。授業は5月までないわ、始まったとしても全部オンラインだわ。オンラインで友達を作ることを怠った僕は大学ではどのようなことをすればいいのか全くわからなく、学業もよくない。それ以外も別に何もしていないクソみたいな大学生を送っていました。ただ、昔から働きたいと思ったり、普通の大学生とは違うことがしたいと思っていた野郎だったので、少しだけ意識高い系みたいなイベントに手を出します。そう、噂のWEINです。

WEINに入ったことの1番のメリットは、自分の視座を上げてくれる人に出会うことでした。自分は幸いその団体の中では限りなく最年少だったので、年齢が低いだけですごいね呼ばわりされる楽な年代でした。だからみんなが会話の中に入れてくれるんです。優しいね。そんな中で先輩たちがどのような行動をしているのかを聞き、感化されたと思っている僕はこう思うんです。

インターンしたい!


 なんて単純なのでしょうか?そして何て短絡的な考え方なのでしょうか。そうなんです。短絡的だったのです。長期インターンとしてお金をもらいながら社会を知りたい!って思ったんです。frも、周りの企業はそこまで早く僕を受け入れてはくれません。僕のresumeをみたさまあそうなります。英語がちょっとできる大学一年生の若造です。どこで働いた経験もなく、何かスキルのスペシャリティがあるわけでもありません。なのに、裁量権が大きいところで働きたいとか言ってるんです。そんな信用度が低い人に裁量権が高い仕事を任せられるはずないのに。

だから、やはりインターンの面接はたくさん落ちます。3社くらいは落ちました。書類選考で落ちて、面接までいけなかったり、面接で行けたけどインターン生徒の面接で落とされたり、最終面接までチートのように行かせてもらったが「他の物事に興味が移りすぎる心配がある。だから雇いたくない」と言われたり。最後らへんはもうなんでもいいから俺にインターンの仕事くれよぉと思うくらいめいってました。

ちょっと紹介が遅れましたが、どうやって僕がインターンを探していたかをお教えします。Wantedleyとかは見ていたのですが、僕が一番お世話になったのはVoliというインターン仲介スタートアップです。知り合い方は忘れたのですが、僕が高校生の時に多くけてくれた恩師の友人で、本当にインターン紹介の時におせわになりました。その方とおしゃべりをして、自分の経歴や出来事から相手がresumeまで作ってくれるのです。で僕がやるべきことは「~~みたいな仕事ありますよー」というものに「👍or👎」を伝え、うまく行ったら「面接」をしにいくだけなんです。あらなんて簡単。

そんなこんなで辿り着いたのがLisa Technologiesさん。紹介いただき、面接をさせていただきました。しかも面接はこれまでにない「対面」!?僕が今までしたことがない体験でしたし、働く場所もオフラインがいいと思っていた僕にとっては好都合でした。面接の手応えはある程度ありましたがその手応えはほとんど社長さんがサービス説明をしてくださっている時に生まれた手応えでした。

Chapter 1「Lisaでの初月」「地獄」


 僕が最初にやったのは「セールス」の「インサイド・アウトバウンド」です。簡単にいうと「テレアポ」です。僕が入った頃のLisaはオンボーディングなど整っていないので、基本的には「習うより慣れろ」スタイルです。まあ考えれば当たり前です。SaaSの会社ですのでCSにはある程度しっかりした人がつかなければなりません。まだ知見も何もない僕はセールスから始まります。

 初月の感想を結論から言います。**「地獄」**でした。会社を経営している人と話したことなんてない。サービスも完璧に理解したわけではない人からしてみれば、テレアポなんてただの地獄です。特にこれは言い訳がましいですが、自分は相手の機嫌を取ることを第一に考えてしまうので、営業しているはずなのに「~~とかいらないですよねぇ」とか勝手に否定しやすい空気感を出すテレアポをやってたんです。まじで今考えると気持ち悪いな。そんな形で全く成績が出ない1ヶ月間。相手に怒られることもあったので、とにかく出社がいやでした。朝の勉強時間・お昼ご飯・金曜日のみんなでのご飯だけを楽しみになんとか重い腰を動かして出社をしていました。この時は週3程度の出勤だったと思います。

 この時に学んだことは「自分は自分が思っている何倍も仕事ができないこと」「辛いことがあっても投げ出さないこと(これに気づくのはまだ先の話だが)」「仕事以外のところで出社する理由を見つけ流ことは自分のメンタルヘルスを保ってくれる一助になるかもしれない」の3つです。ただ、あまり止めることは考えてなかったかな。

 この時の自分に足りなかったことを今から考えると、「その商材を売ることが相手にとってプラスになると本気で思えていなかったこと」「相手の機嫌を伺うのではなく、問題や現状、商材に対しての肌間を伺うべきだということ」「多少怒られることは承知で突進していかなければいけないというメンタル」かなと考えています。相手にされなかった人もいますが、それはそれでマッチしなかったんだなと思い込むことが必要だと考えました。

 ちょっと考え方が深いと思い込んでいるだけで社会ではただのペーペーであることを認識さあせられた僕でした。

Chapter2「その後のの3ヶ月」「出会いと悶絶」


 セールスができなさすぎて僕はCSに移動します。会社的には、僕の調べ方を少し高く評価してくれていたみたいですが、それよりもせっかくとったアポイントを無駄にしていることの方が大きな原因だったと考えています。本当はもっとポジティブな部署移動が良かったのですが、こんなにネガティブな部署異動はあるのでしょうか?ここでの3ヶ月は「出会いと悶絶」でした。出会いは、新しく入ってきたインターン生との出会いです。僕と同じ年なのですが、結構面白い生き方をしていた人で、デザイナーもできるしマーケティングも回せるみたいな人でした。この子が入ってきてから、管理方法が新しくなります(SpreadSheatマスターだったのです)。その子と一緒にCSの業務を始めたので新しいことを知りながらその子と一緒にCSで成長していった形でした。悶絶は業務をこなすための悶絶です。CSの本当の役割は、顧客のソフトウェア利用体験を最大化させながら最適な使い方を教えるようなことなのですが、プロダクト自体が顧客の使用目的とマッチしないなどのことからCSはコンサル的な役割も果たします。なので、非常に責任の伴う業務です(責任が伴わない業務なんてないけど)この時は、本当にこなすこと(どれだけお客さんと話す機会を作るか)だけを考えてやっていたので、もちろんお客さんの売り上げを本当に伸ばすためのことは考えられないし、タッチ回数は多くても全て文面上での会話なのであまり顧客関係値も良くならないという非常に微妙な状態をずっと続けておりました。なんでかというと、先ほども言ったように「回すこと」しか考えていなかったからです。全くお客さんとの対応に成長がない。唯一あるとすると、お客様に話す内容を決めるまでの時間が短くなったことでしょうか?

 ここで学んだことは「仕事の中でも自分から学ぶ機会を作らないと全く成長できないこと」「こなすことをするだけだと本当は楽しい仕事でも楽しくなくなってしまうこと」「できる人の真似をすることが成長への最短距離だけど、それだけだとあまり意味はない」ことです。特に2つ目に関しては特に強く感じました。また後で書きますが、この業務も最初の1花月は楽しかったのです。新しい管理方法、新しい頭の使い方。違うお客様との接し方。ものすごく時間が経つのが早く感じていたんです。でもこれもこなしているだけだとすぐに楽しくなくなってしまうんです。ここでやめてしまうと非常に勿体無いんだなと今の自分は自信を持って言えます。

 ここで今考えると足りなかったことは「お客様との関係値は文面だけのやりとりだけでは構築できるはずがないという考え方」と「自分の考えがすぐに相手に伝わるとは思ってはいけないこと」と「自分からアウトプットの機会を作ること」でした。

でも本当にラクには感謝してる。面白い男なんです。これからも頑張ろうね。

Chapter3 「その後の4ヶ月」


 ここからは、先輩がいなくなり、僕に後輩(後から入ってきた人)ができてからの話をします。先輩の背中が全く見えないまま先輩がインターンを卒業しました。自分がCSインターンとしては最長になってしまい、自分のことだけでもままならないのに後輩ができてしまいました。困った。でも、無理矢理でも自分が教えなければならないと思うと少しずつ仕事の効率が上がり、考えることも増えてきます。自分のことだけで仕事の時間をフルで使えなくなるからね。この時に入ってきてくれた大学の同期のやすが本当に凄すぎて、すぐに仕事の出来では抜かされるのですが、2人で仕事をたくさんすることでものすごく悩むことができました。議論するって本当に大切なことなんです。この期間はたくさんのことを吸収できた期間だったし、この土台がないと後から成長することもなかったのかなと思います。会社のことを本気で考え出したのもこの頃。自分達の行動がどういうナレッジにつながり、そのナレッジは将来会社をどのように成長させていけるのかを考えることができました。会社では個人個人にある程度の信頼を寄せないと回っていかないし、その一つの信頼をおいてもらっていると思うと、しっかりとやらなければと思えました(思うの遅すぎたかもしれませんね。ごめんなさい。

 こんな書き方すると、この4ヶ月はずっとモチベーション高くいたのか?と思われるかもしれませんが、全然そんなことないですよ。本当に毎日モチベーションなんてかかってきますからね。電話できる人電話できない日が僕はあるんです。わかってる。今日が電話できる最短の日だって。電話しなければさらに後日電話し辛くなるぞって。でもね電話がなぜかできないんです。ごめんなさい。ただ、どこかのタイミングで「絶対にミーティングをしましょう」という方針になってから話すようになりましたが、逆にミーティングができていないところに関してはタッチ数が少なくなるなどのことが起きてしまいました。一時期は自分が担当しているお店のMRRを指標に動いていましたが、自分でもどうにもできないところで数字が下がり、週最後のCSミーティングが怖くなっていたりもしました。

 ただ、働いているときは全力ではいまだに変わりません。

Chapter 4 「出勤と怒涛の入れ替わりの4ヶ月」


 会社の社員さんみたいな言い方になったらごめんなさい。だが新しく入ってくるインターン生で一番怖いのは「突然いなくなる」ことです。働き始めて1ヶ月経っていない人が突然いなくなるのはまだ楽だと思います。でもある程度自分で仕事をこなしてしまっている人が突然いなくなることは、すなわち他の社員さん・インターン生の「圧倒的負担」を意味します。飛んじゃうので、それはお客さんとの関係も良好ではないです。3日間ほど担当者が不在の状況を作りました(会社の中では3果敢放置くらいじゃ何も言われないことの方が多いです)が、電話をすると大体クレームになります。ここで僕達の対処事項がとんでもないことになるんです。これは引き継ぎがうまくいかない時もそうです。

 ただ、会社としては新しい嬉しいこともありました。それは「会社が移転した」ことです。三越前辺りに会社を移転させたことで、お昼ご飯をちゃんと食べるようになりました。美味しいものがありすぎるからね。ただ、そのおかげでお金が全然貯まりません。また、会社の近くに映画館があったので、会社終わりに映画に行くことも微かな楽しみになりました(合計2~3回しか行ってないけど)また、仕事以外の楽しみ見つけてる!さらに、やはり新しい職場になったらそれはやる気も上がります。ミーティングできるスペースも爆増したことだし、仕事もこれで捗る!と思いきやまさかのクレームがが多発するなど…さらに社員さんが入ったと思ったらすぐに抜けてしまった…どうすればいいんや!んな中でも会社は新しいことにたくさん手を出していきました。新サービスの構築や会社内の担当の変更、その他さまざまなことにトライして、僕もそこの新しい物事の責任者ほどではないですが担当させてもらいました。なんでここにきて新しいことに挑戦させてもらったかを考えると、しっかりと普段の業務でも考えながら仕事ができるようになったから・自分のやっている業務に自信を持てるようになったから。などが原因ではないかと考えています。

Chapter 5「ラストの3ヶ月」


 12月・1月・2月はリモートでの出勤でした。最初の方は本当にリモートで仕事をすることに苦労しました。背景をどうしようか。この椅子でずっとやってて疲れないだろうか?サボるのではないか?逆にずっと仕事しっぱなしになってしまうのではないだろうか?なんて不安もありましたが、最後あたりはリモートでも仕事はできましたな。朝はあえて近くのカフェに行って3時間作業を済ませます。(僕のパソコンが3時間ぴったしで電源が切れるんです)。で家に帰ってミーティングを2~3個済ませ、残りの作業+その他業務を行って1日が終わる。そんなルーティンでした。家から出ない日もありましたが無理矢理自分を外に出していました。外に出た方が集中できることもあるんですね。退職の話を出したのは1月の後半です。その他の挑戦に向けての準備というお話をしたら、自分のこれまでのことを含めて快く送り出してくれました。2月は自分のナレッジなどを全部吐き出すこと+引き継ぎでいつもより忙しかったですが、自分がこれまで働いたことを振り返っているようでなんだか楽しかったです。最後に成功業態出せたのは本当に嬉しかったです。

最後に伝えたいこと。これからインターンしようと思ってる子に!


 まずは、こんなペーペーを受け入れてくださり、本当にありがとうございました。ここでの経験は永遠に活きるだろうし、活かすように生活していきます。

 また、インターンを現在探している子にお話ししたいです。僕も最初は簡単にインターンやりたいってずっと言っていました。インターンってもっとフレキシブルに、自分のペースで働きたい時に働けるものじゃないの?と考えていたら、場所によっては違うよと伝えたいです。僕が働いていた会社では、インターン生にかなりの裁量権が渡されます。つまりかなりの責任が伴います。この責任は、自分のパフォーマンスしかり、管理能力しかり、さらには体調管理にまで及びます。ちょっと今日出勤したくないからしないです。これがまかり通るインターンは、よほど業務が整理されている会社か、そのそも業務内容が誰でもいいようなインターンでしかないです。ほとんどの会社は、コミットメント度と裁量権が比例の関係だと考えてください。

 でも、ちゃんとしてたら楽しいから楽しんでほしいです!なんか相談あったら言ってね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?