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新大学1年生(理系)&初学者向け。オススメの数学コンテンツ。

こんにちは。新入生の皆さん、合格&ご入学おめでとうございます。このご時世ですので、外出自粛中でも楽しめる、私が個人的にオススメする数学コンテンツを紹介したいと思います。

わかりやすい参考書

①大学数学ことはじめ(松尾厚)

最近発売された、東京大学理系1年生用の教科書です。高校数学を意識しながら、入門的な内容を通して、大学数学のお作法について学べるように書かれています。練習問題と解答も豊富で、自学自習に最適です。難関大生向けにはなりますが、一番最初に読むことをオススメします(ただし、あくまで講義ありきの教科書なので、説明がわかりにくい部分があるかと思います。そこは割り切って、理解よりもお作法を学ぶことを優先すると良いでしょう)。

②意味がわかる線形代数&1冊でマスター大学の線形代数&1冊でマスター大学の微分積分(石井俊全)

説明が懇切丁寧に書かれており、「1冊でマスター」の方は演習問題が豊富にあります。ガッツリとは言わないまでも、ちゃんと勉強したい理系大学生にオススメです。

③数研講座シリーズとチャート式シリーズの線形代数&微分積分(加藤文元)

今までの受験勉強のノリでガッツリ勉強したい方にオススメです。内容がとても充実しています。もし今後、私が線形代数や微分積分の授業をする機会があれば、これらを使って授業をしたいと思っています。

④数学30講シリーズ(志賀浩二)

数学全体の流れをつかむのにオススメのシリーズです。これらを読めば、数学科の学部で学ぶ内容の大体の流れをつかむことができます。このシリーズを読んでから、ちゃんとした数学書を読むと良いでしょう。

読むとモチベが上がる啓蒙書

①数学ガールシリーズ(結城浩)

対話形式の数学の物語です。めちゃくちゃわかりやすくて面白いです。僕はこの本を高校生の時に読んだことがキッカケで数学が好きになりました。知っている内容でも、こういう捉え方があるのかと、勉強になります。

②数学の大統一に挑む(エドワード・フレンケル)

数学の壮大な物語です。いろいろな数学の概念が出てきますが、その都度説明があります。とても面白いです。

③宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃(加藤文元)

先日、望月先生のABC予想に関する論文が認められたということで、話題になりましたね。IUT理論の難しさや数学者の活動について、どなたにでもわかるように書かれています。

息抜きに読める数学漫画

①はじめアルゴリズム(三原和人)

天才数学少年の物語です。数学科で習う数学が出てきます。ストーリー含めてとても面白いです。

②数字であそぼ。(絹田村子)

京都大学が舞台です。こちらも数学科で習う数学が出てきます。数学科でのつまずきあるあるなどが出てきます。ギャグ要素も多く、おもろいです。

③数学女子(安田まさえ)

数学科の女子4人組の4コマ漫画です。数学の内容自体はほとんど出てきませんが、数学科あるあるが出てきます。

理解の助けとなる授業動画

①ヨビノリ

数学だけでなく物理や化学の動画も豊富です。タイトル通り、予備校のノリで学ぶことができ、(ギャグは置いといて?)とても面白くてわかりやすいです。

②照井先生の授業動画

筑波大学数学類の照井章先生の授業動画です。大学の講義をそのまま見ることができます。丁寧でわかりやすいです。

まとめ

いかがでしたか?今回新入生向けということで、いろいろな数学コンテンツを紹介させていただきました。少しでも参考になれば幸いです。他にもオススメの数学コンテンツはありますので、いずれご紹介したいと思います。


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