見出し画像

ぶっコミレポ@かがわ

こんばんは、ななこです。
ついに四国編も香川県まできましたよ!!!!
これまでの模様はこちら↓からご覧ください。

ちょっとした連絡が世界を救う

コミュニティナース研究所で「香川県が終わらないかも…!」というヘルプを出したところ、むぎゅハウスとして活動する高松有希さんからご連絡をいただきました。(それコミ!!!)
なんと母校の先生づてに、香川県の先生に連絡をとってくださるとのこと!
すぐにお願いし、タイトなスケジュールにも関わらずご対応いただきました…!!!!この連絡が香川ぶっコミに活気を与えてくださったのです。

先生、ありがとうございます!

訪問したのは、香川県立保健医療大学。
訪問してみると、在宅の先生方は「myコミナス本、持っているよ〜!」状態。そしてご対応いただいた先生からは、「私がお願いして、図書館に入れてもらったよ」とのこと!!!!ええええナイスぶっコミ済み〜!!!!

その前に訪問した香川大学では、COVID-19に対する厳戒態勢で先生方にはお会いできず、資料のみのお渡しになったことを説明すると、先生づてに「メールでプッシュしておくわ」との心強いお言葉が!

このメール1通ずつが、
先生方の間でコミュニティナースがシェアされることが、
ぶっコミを加速させてくれるのだ…と思いながらの香川県巡りでした。それコミ!(それってコミュニティナース的おせっかいだね!)

「学校の課題で、やられているんですか?」

玉藻公園の梅

「こんな風に活動するなら、私だったら単位あげたい」
これは、訪問先の先生が仰った言葉です。

不思議なことに、何校かに一回は、
「このような活動は、学校として推奨されていて取り組んでいるのですか」
と聞かれます。
(そんなことがあるんか…!?と思いつつ、)もちろん私たちは「いえ、学校や出版社、著者とは独立した形で(協力していただいていますが、営業ではないよという意味で)、学生有志で動いています」と答えます。

すると多くの先生方は「ふうん…」という反応。
この「ふうん…」には、「うちの学校の子だったらありえない」「そんなことしていて、勉強は大丈夫なのかしら」「何を目的にやっているのかしら。意味が分からない…」というさまざまな思いが詰まっています。たぶん。

確かに専門職を育てる学校は、「職業訓練校」と揶揄されることもあるくらいですが、私は松下看護専門学校(大阪府守口市)の水方智子副学校長の言葉を忘れません。

「彼女たちの取り組みについて『大学の看護学生だからできる』『時間があるからできる』と考える人もいると思うが、そうではない」

NurSHARE(ナースシェア) 「日本各地に飛び出す看護学生たち『全国ぶっコミプロジェクト』」
https://www.nurshare.jp/article/detail/10111

なぜ香川県の先生は「単位をあげたいくらい」と言ったのか。
なぜ水方先生は私たちの活動を支持してくださっているのか。

先生方との会話のなかから私が感じていることは、
「やらされるのではなく、自分が興味を持ったことややりたいと思ったことを深めたり、チャレンジしたりすることを先生方は応援したい。それが、より深い学びや人として豊かな看護職への道につながると考えているのではないか」ということです。

学内外の活動があたりまえの世界線は…?

学外へ飛び出して活動する学生は、
都会に比べて地方ではまだまだ数としては少ない状況です(母数が違うので当たり前ではあります)。都会でも、学外に飛び出して活動する子が「意識高い系」と呼ばれやすいこと…つまり少数派であることは、ここ数年であまり変わりないのではないでしょうか。

そんな学生事情のなかで、看護学生が学外へ飛び出すって、なかなかなマイノリティですよね。実際に出会う活動的な医療系学生からは「クラスに友達が少ない」「先生の目が気になる」という意見もあります。

この石垣のような、時代の変わり目をつくるのだ…

それでも、もしも看護学生が学外へ飛び出すことが当たり前になったら…
もっとクリエイティブな看護師さんが増えるんじゃないか。
そこそこのPCリテラシーや社交マナーを身につけ、一般企業就職しても困らないのではないか。
さまざまな患者さんと話すうえで、共通言語が増えるんじゃないか。
全然違う分野から学び取ったことを、看護に生かせる人が増えるんじゃないか…


やらされるのではなく、自発的な探求を推す機会。
実は看たまノートのなかでは、
Slackコミュニティ「看たまたち」を立ち上げ、小さくそれらしくやり始めたところではあるのですが、もっと“看護学生版マイプロ”を意識してやれることがあるかもしれない…

看護の未来が明るくなりそうです。
いつもこんなnote書いてしまうな〜と思いながら、今回はここまで!
次回は四国編最後の徳島県です。


ななこ

金比羅山からの景色を添えて。アデュー!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?