【奈良クラブ】第10節vs FC大阪/Jリーガーの凄さを感じた出来事

前節ついにJ3首位に立った奈良クラブ。
先週はFC大阪との一戦をDAZN観戦。

0-1で惜敗、首位陥落

 正確なスタッツは把握してませんがボール支配率では大きく上回ったであろう試合にPK一発で沈められました。

あのPK判定は、、、確かにGK岡田選手の手は相手の足にかかったかもしれませんが、相手からすると完全に「かかりに行った」プレーでしたね。。。
「ボールがライン割りそう+GKが出てくる=足を残してかかった風に」
とFWが真っ先に考えるやつです。やられました。
(かかったのはFWでは無く相手DF松田選手?でしたが。)

VARがあればあわよくばシミュレーションでイエローかもなぁと思いつつ、主審は良いポジション取ってたし、何より前節も神セーブを見せていたGK岡田選手のプレーだったので、やむなしでしょう!

負けられない関西ダービー(生駒山ダービーとも)に負けてしまいましたが、まだまだリーグは続くわけなので今後も平常心での応援を続けます。

FC大阪と言えば

私の中ではFC大阪と聞いて思い出すのが近藤岳登選手です。
かつて2014年-2017年までFC大阪に在籍、現在は引退され、たまにメディア等に出てますかね。吉本興業とマネジメント契約を締結されてR-1グランプリで準決勝まで進まれたこともあるようで異色の経歴です。

近藤選手とは大学時代に関西学生サッカーリーグで対戦したことがありました。
当時お互い関西2部、トップをひた走る「びわこ成蹊スポーツ大」には近藤選手を始め、卒業後ジェフ千葉入りした宇野勇気選手やカターレ富山入りした船津徹也選手など錚々たるメンバーが揃いバカ強かった一方、私の大学は最下位争いを繰り広げるレベルで力量差は明らか。

試合は0-6の大敗を喫し、後半残り20分程度で途中出場してきたFW近藤選手に3点叩き込まれました。スピード・パワーは規格外、腕一本で押さえつけられファールすらできず。
あ、ファールすらできずと書きましたがDFだった私は0-6になった後に近藤選手を止めるべく後ろからのスライディングでDOGSOレッドをもらい退場しました。。。
それほどレベルの差があり過ぎてどうにもならないと思った相手です。

また、びわこ大は近藤選手の代が1期生?の若いチームで、最初は関西3部からのスタートでしたが3部では当然圧倒的な強さを見せるわけです。
リーグ終了後に3部選抜・2部選抜・1部選抜が作られデンソーカップの選考が行われるのですが、、
3部選抜にどえらい選手がおると。
1部選抜が普通にやられている光景に関係者たち唖然、近藤選手は瞬く間に関西学生サッカー界の有名人になったと聞きます。

そんな選手だったので当然プロにはなるとして、ヴィッセル神戸に入団後、ポジションはサイドバックをされてました。私にはそれが衝撃で。
(FWが優れてるとかサイドバックが劣ってるとか言うつもりは全くありません。私は本職サイドバックで最も好きなポジションですし。)
近藤選手ほどのスピード・パワーを兼ね備え且つ得点能力に優れ関西学生リーグで無双していた生粋の点取り屋タイプですら、Jの舞台ではトップでは無くサイドバックで活路を見出さなければならないのか。。。
Jリーグってやっぱ超人たちの集まりなのだな、と。

なので、Jリーグおもんないとかレベル低いとか言う人に対しては、
面白いんです!!あの選手たちはとんでもなく凄いのです!!!
と私はいつも思っています。実際プレー見てても変態的なターンとかするし凄いと思います。
J3では歯が立たないJ2やJ1は更に凄いし、日本代表はその中のトップ選手たちなので言うまでも無く、そして日本代表より遥かに強い欧州・南米の列強たちは一体どうなってそうなるのかと。

厳しいプロの世界に身を投じている人たちは本当に尊敬します。
リスクを取って勝負しているからこそ、人を惹き付け、愛され応援される魅力が備わるのでしょう。

世の中上には上がおり、そこと比較すると絶望しかないですが、しっかり地に足つけてできることをコツコツ積み上げるしかないですね!
引き続き奈良クラブの活躍を見守りたいと思います。


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