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言葉をどう使う?

「やさしいね」って言われると
なんだかモヤっとする。

コミュニティでそんな話になった。

コミュニティ episode ゆりさんの画像(許可頂いています)

言った人は、いい意味で使っているのに
言われた人は、なんだかイヤな気持ちになる。

私の場合は
「やさしいね」って言葉には反応しないけど
「真面目だね」って言われるのはイヤだった。

面白くないってこと?って
解釈していたから。

なんだか、人に決めつけられたみたいに感じる。

それ以外の面を出したらいけないような気がする。

「私には他の面もあるんだよ」って言いたい気持ちに
フタをされたようにも感じる。

人が違えば・・・

同じ言葉でも
相手が違えば感じ方も違う。

それはきっと
その相手にどう思われたいかが
自分の中で決まっていて
言われた言葉が
自分のその想いと違うからなのかも。

例えば、「真面目だね」って
上司から言われたらきっと嬉しい。

でも、夫や友人から言われたら
嬉しくないと思う。

単語で話すことの危険性

解釈や受け取り方は人によって違うから
「やさしいね」って言葉だけでは
足りないのかもしれない。

数多くの解釈を生んでしまうから。

親しい間柄だったら
悪い意味で使っていないことはきっと分かる。

でも、その状況でさえ
解釈は何通りもある。

日本語という共通言語を使っていても
1つの単語に対して
人それぞれが思っている意味
そして何より、解釈のしかたが違う。

共通言語で話をしていると単語で通じる。
短くても通じると思ってしまう。

実際、何も言わなくても
通じる、分かってもらえる時もある。

でも、それを前提にしてはいけないんだと思う。

外国人の夫と会話をする中で学んだこと

外国人の夫と日本で暮らし
英語と日本語の両言語でコミュニケーションをとる中で
学んだことがたくさんある。

それは、日本語を話す人同士にも言えること。

自分の想いを相手に伝えたいなら
言葉の限りを尽くすこと。

分かってもらえるように
言葉選びをすること。

相手が分かってくれないと
すねたり、いじけたり、
もう話さない!って決めるんじゃなくて
どう言えば伝わるか考えること。

何か言うことに臆病にならなくていい

自分が思っていたように伝わらなかった。
人を傷つけてしまった。

そんな経験を積み重ねていくと
いつしか言葉を発することに臆病になることがある。

私もそうだった。

「人を傷つけてしまう私」
「人に迷惑をかけてしまう私」
という自己イメージまで出来上がっていった。

でも、今は大丈夫だって思えるし
どうしたら伝わるかな?って
もっと考えるようになった

まとめ

私たちは、毎日、当たり前のように
「言葉」を使って生きている。

あまりにも当たり前すぎて
立ち止まって考えることをしない

考えるきっかけとなるのが
相手に伝わらなかった時なのかもしれない







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