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【イベントレポート】Developers Boost 2020に登壇しました。

昨年12月12日に行われたDevelopers Boost(デブスト)2020に、Buildサービス推進チームに所属する入社2年目のソフトウェア開発エンジニア、佐々木が登壇いたしました。

デブストは、30歳以下の若手エンジニアが登壇する、毎年人気のカンファレンスですが、今年は初のオンライン開催となりました。Twitter上でも #devboost で当日の様子が発信されています。今年のテーマは「Share your ENGINE~ひとりじゃない~」。

本編では、佐々木がイベントで語った内容と、イベント初登壇の感想をお届けいたします。

毎日学び、成長し続けるには?モチベーション高く学習する方法【プレゼンテーション】

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佐々木:Buildサービス推進チームの佐々木と申します。
エンジニアとして一流であり続けるためには、毎日勉強し、常に新しい技術をキャッチアップしなくてはいけない。しかしそれを実践するのはなかなか難しいことです。今回は、どのような考え方を持てばモチベーション高く学習し続けられるか、私の体験を交えてお話していこうと思います。

私は一昨年の4月、CTCに新卒入社しました。昨年の4月からBuildサービス推進チームで、アジャイル時代に求められる、変化に強いソフトウェアの設計・開発の仕事をしています。

build service について

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佐々木:経済産業省が「2025年の崖」を乗り越えるために旗を振りながらも、なかなか進まなかった日本のDX領域。いざDXに踏み出す段階になっても、実現させるためのソフトウェア開発技術やノウハウを持っていない企業様も多く存在します。
Buildサービス推進チームは、新しい技術を用いながら、私たちとお客様のエンジニアで一緒にチームを作り、一緒にプロダクトを開発していく取り組みを進めています。成果物を作ることが目標ではなく、最終的には内製化し、お客様自身の力でDXを進めていけるチームへと成長させることが、私たちの使命です。

なぜ、エンジニアとしての勉強を毎日続けられないのか

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佐々木:ここからが本題です。「エンジニアをしているが、ゲームをしたり動画を見たり他にやりたいことがたくさんあり、なかなか毎日勉強ができていない。」友人と話をしていてもそのような悩みをよく耳にします。

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佐々木:それは「エンジニアとしての学習を、自分が本当にやりたいこととして認識できていない」からではないでしょうか?自分が実現したい明確な目的があり、エンジニアとしての学習をそこに至るための手段と位置づけないと、取り組めるわけがありません。

モチベーション高く学習する方法とは

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佐々木:5年前、私は大学で経済学を学んでいましたが、とあるカードゲームにハマり、サークルの仲間と毎日何時間も練習していました。

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佐々木:その生活を数年続けた結果、学業の方は留年してしまいました。今考えると、経済学を学んだ先に実現したいことが無かったからだと思います。一方、カードゲームの方は、国内大会で良い結果を修めて世界大会に出場する経験ができ、実力がついたことを実感していました。

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佐々木:しかし、世界大会で一位になるためには、このまま練習し続けるだけではダメなことに気付き、私たちは「寝てる間に練習してくれるAIや、データを蓄積してくれるプラットフォームを作ろう」と考えました。その日からソフトウェア開発の世界に飛び込み、開発に熱中しました。
それまでプログラミングとは無縁だったので、新たに勉強しなければならないことばかりでしたが、好きなことだったので、全く苦ではありませんでした。プログラムが上手くいかないことも多く、解決策を求めて、ソフトウェアアーキテクチャという授業も受講しました。今思うと、様々なことを学ぶきっかけになったし、それを原動力に今日までソフトウェア開発を学んでこられたと思います。

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佐々木:つまり、好きなことに本気で取り組めば、やりたいことを見つけられるかもしれない。そして、自分の決めた目標に全力で取り組めば、本気で熱中できて、最高に質の高い学びを得られるということです。

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佐々木:「好きなことに本気で取り組んでいて、目標の達成の手段としてエンジニアリングを学びたい」そのように思っている方がいらっしゃれば、ぜひBuildサービス推進チームで一緒に仕事をしましょう。
私たちのビジョンに共感して、日本のDXを一緒に進めてくださる仲間がいれば、ぜひご参加いただければと思っています。

イベント登壇を終えて【感想】

イベント初登壇を終えた佐々木は、このように語っていました。

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とても緊張しましたが、一番伝えたかった「好きなことを本気でやろう!」というメッセージは伝わったかなと思います。今思えば、留年したり、開発に失敗した時間があったからこそ、ソフトウェア開発に対する面白さを見つけることができ、今日ここでエンジニアとして比較的楽しく働けているのではないかなと考えています。
今回のプレゼンを機に改めて最近の自分の学び方を振り返ってると、次に作りたいものができたときにうまくやれるように必要な技術を学ぼうとしているのではないかなと思います。流行のフレームワークや各クラウドのサービスを使ってみながら、そのどこが便利で、どうして一流プラットフォームで採用されていて、似たようなやつとどう違うのかな、なんて自分で考えたり、Buildサービス推進チームにはその道のプロフェッショナルの方が多いので、一緒に話し合ってみたりしています。私はこの、仕事に取り組みながら様々な技術を学べる環境に満足しています。
今後は自分が自信を持って一流の成果を提供できると言える領域を増やすために、ソフトウェア設計と実装だけでなく、クラウド基盤の知識をもっと身に着けて、よりフルスタックな領域で活躍していきたいと思っています!

最後までお読みいただきありがとうございます。現在Buildサービス推進チームでは、下記ポジションを募集中です。ご興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。
・ソフトウェア開発エンジニア
・ソリューションオーナー
・アーキテクト
・クオリティエンジニア