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【2023年版】BugMoの重点取り組み内容紹介!

こんにちは株式会社BugMoです。
2023年も始まって早1ヶ月が経とうとしていますね。
2013年に国連FAOが昆虫食についてのレポートを発表して今年でちょうど10年になります。その間、多くの国・企業で昆虫食についての取り組みが展開されてきました。特にここ2、3年日本においても昆虫食の可能性が注目されることが増えてきました。
そこで2023年の私たちの重点的な取り組みについて改めてご紹介させていただきます。

BugMoの重点取り組み内容


1)生産養殖・加工工程の数値評価の実施

従来の農産物や畜産物の生産から加工までは一般的に多く作業工程から構成されています。しかしながら、一般的な食用コオロギの生産においては原始的な手順な為、食品としてのトレーサビリティ性を実現する為に改善の余地が散見されている状態です。
私たちは生産養殖、製造加工を繰り返す中で作業工程の定量化を図り、生産品としての品質の向上と再現性の高い生産環境の構築に取り組んでおりますが、さらなる改善・改良に力をいれて世界をリードできる品質を目指して行きたいと思います。

残渣を活用し飼育したコオロギの評価分析の様子

2)生産品残渣を活用した飼育環境の構築

環境対策においてコオロギなど昆虫の利活用についての期待は少なくありません。BugMoでは、生産養殖、製造加工ではコオロギの特性を活かした餌による味のコントロールを試みてきました。
この経験を元に、食品残渣や農業残渣をはじめとする事業系廃棄物の飼料化の実験を行なっております。この実験により、これまで様々な産業において少なくない費用をかけて処分していた廃棄物や環境負荷の高い処理方法しかなかった廃棄物の再資源化の可能性が見えてきています。
コオロギを媒介することで、資源を余すことなく循環させる事を目指しています。

養殖施設の様子

3)おいしく使いやすい素材としての提供

これまで、プロテインバーやハンバーグ、スープやお菓子など形を変えて商品化を行なってきました。コオロギを混ぜる事で「おいしくなる」事への挑戦の中で、製造工程では改善の余地が多く。提供素材としても製造段階での負荷を下げる為の加工処理方法など日々挑戦を続けています。今後は現在提供している原料パウダーに基準を加え、さらに使いやすく味のばらつきを抑えられるようになります。


4)作ることが楽しくなる取り組みを量産

BugMoでは、おいしい食用コオロギをご用意できますので、おいしさを活かした商品開発や、生産過程を含めた新しい挑戦を拡大させていきます。
これには、様々なコラボレーションが必要になりますので、少しでも食用コオロギに興味のある方とお話をさせて頂き、プロジェクト化を促進させていけたらと思います。
研究開発、実証実験、パイロット版開発などコラボレーションに向けたご提案をご用意しております。

さいごに

いかがでしたでしょうか?全ての試みを紹介できませんでしたが、
食用昆虫由来のタンパク質において、高い解像度と精度での取り組みを進めているのが私たちの特徴になります。
食用昆虫の事業化・取り組みにご関心がある、または課題を感じられてる方おられましたら遠慮なくご相談いただけたら幸いに存じます♪

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