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1年半でフォロワーが80万人増えた美容系クリエイターありちゃん。プロデューサーが「絶対に伸びる」と確信した理由とは

美容系クリエイターのプロデュースやキャスティング、企業のSNSやYouTubeのマーケティング支援などを手掛けるbuggy株式会社

代表を務める関根(@mu41208)と、buggyに関わるさまざまなクリエイターが対談する企画がスタートしました!

今回のゲストは「毎月の支出の半分をコスメに充てる女」というキャッチコピーで話題の美容系クリエイター、ありちゃん。コスメレビューシリーズが人気を博し、現在はSNS総フォロワー数90万人を突破しています。

日々ファンや認知を拡大しているありちゃんですが、1年半前までは総フォロワー7万人。この1年半でフォロワーを80万人以上増やせた背景には、美容に込めた強い気持ちや、隠された努力がありました。

そんなありちゃんが美容を発信する理由や、プロデューサーが「伸びる」と確信した理由を伺いました。

ありちゃん / 美容系クリエイター
新卒で「@cosme」を運営する株式会社アイスタイルに入社。正社員として4年間働いた後に独立し、「毎月の支出の半分をコスメに充てる女」のキャッチフレーズで発信したコスメレビューシリーズの人気に火が付く。 現在はSNS総フォロワー数90万人を突破し、2021年に最もTikTokで活躍したクリエイター「TikTok CREATOR AWARD 2021」にて、ファッション・ビューティ部門のファイナリスト5名に選ばれる。SNSのみならず、雑誌 with(講談社)での連載実績や、CanCam(小学館)、bis(光文社)、ViVi(講談社)に出演するなど、活動の幅を広げている。
Instagram:https://www.instagram.com/niinana27/
YouTube:https://www.youtube.com/c/arichanchannel
Twitter:https://twitter.com/arichan_make
TikTok:https://www.tiktok.com/@arichan_make

関根貴大 / buggy株式会社 代表
新卒で大手PR会社ベクトルグループのPR TIMESに入社、MVPを獲得。その後TWIN PLANETグループの子会社を創業、国内最大級のインフルエンサーマッチングプラットフォームの立ち上げ。2019年8月、FIREBUGの戦略子会社としてbuggyを創業、エンタメ領域のDX推進に従事。2022年3月、buggyをMBO、現在は美容領域のクリエイター支援やIPプロデュース、企業のSNSやYouTubeのマーケティング支援をしている。
buggy:http://buggy.tokyo/ 
Twitter:https://twitter.com/mu41208

「ルッキズムな社会が嫌だった」美容で社会貢献したい気持ちから発信

関根:まずはあらためて、ありちゃんの経歴について聞こうかな。美容を発信するようになったきっかけは?

ありちゃん:もともと中学生の頃から、将来は美容に携わる仕事がしたいと思っていたんです。

当時は、美容の仕事といえば資生堂に就職するしかないと思っていたんですけど(笑)。大学生の頃に美容の会社は他にもたくさんあることを知って、新卒で@cosmeを運営する株式会社アイスタイルに入社。発信を始めるときも自然な流れで美容ジャンルを選びました。

関根:なるほどね。中学生の頃に美容の道を志した理由はあるの?

ありちゃん:ルッキズムな社会が嫌だなと感じていた反動で、美容で何かしらの社会貢献がしたいと思っていたんですよね。当時はルッキズムなんて言葉も知らなかったのですが、そういった気持ちを何となく持っていました。

期待と不安が大きいクリエイターほど伸びる

関根:最初は会社員として働きながら発信を始めて、その後独立したわけだけど、独立を決意したきっかけは何だった?それがbuggy所属の経緯にも繋がるよね。

ありちゃん:一度きりの人生だから、1回くらい勝負してみようと思って独立することにしました。まずは1年頑張ることを決めたと同時に、パートナーとなる事務所がほしいと思ったんです。

関根:事務所と言ってもたくさんあるからね。

ありちゃん:そうなんです。たくさんある事務所の中からどうやって選べばいいのかわからず悩んでいたときに、共通の知人にbuggyを紹介してもらいました。

最初関根さんに会ったときは「強面な人が来た」と思ったんですけど(笑)。話してみるとすごく真摯に向き合ってくれて。

しかも、関根さんは偶然にも私の親友(藤橋さん)の元上司だったんですよね。親友にも「関根さんだったら大丈夫だよ」と言ってもらったことが決め手となって、buggyに入ることになりました。

関根:一緒にやっていくことが決まってからは、とにかく会話をしたよね。僕らが何を提供できるか、ありちゃんが何を求めているかって、適当なアンケートでわかることでもないし。

お互いに腹を割って話し合っていく中で、やりたいことや強みを明確にしていくというスタンス。ありちゃんは、話してて「とにかくすごい」と思った。

ありちゃん:え、何でですか!?

関根:気合いが入ってるなって(笑)。僕が知っているプロフェッショナルな人たちは、みんなすごい気合が入っているぶん、同じくらい大きな不安を抱えているんだよね。

そのギャップこそが人の魅力だと思っているから、ありちゃんは絶対に伸びるだろうなと思った。というかすでに伸び始めていたし、こんなにポテンシャルを持っている子はなかなかいないなと。

ありちゃん:ありがとうございます。直近のタスクはマネージャーのハムさんと話すことが多いけど、今後どうしていくか、未来のことを話すのは関根さんが多いですよね。良くも悪くも先が見えない仕事なので、関根さんと話すことで今の自分の気持ちがどこに向かっているかなどを整理できるので、助かってます。

関根:仕事の話もするけど、人間としてどうしていきたいか、会社との関わり方をどうしていくかを考えながら話しているつもりかな。

コンテンツは良くも悪くもすぐ忘れられる。だからとにかく打席に立つ

関根:会社員時代も数万フォロワーいるインフルエンサーだったけど、独立してからすごく伸びたよね。

ありちゃん:めちゃくちゃ変わりましたよ。会社を辞めると決めたときはフォロワー数がまだ7万人だったんですけど、今は90万人。この1年半くらいで80万人増えたんです。

関根:ありちゃんの共通の知り合いには「想像通りに伸びますかね」って言われたこともあったけど、絶対に伸びるって思ってた。

去年、「年内にYouTubeの登録者数を15万人まで伸ばしたいけど達成できる気がしない」って言ってたときも、「もうちょっと無理してみれば」って言ったら12月頭には達成してたし。

ありちゃん:そんなこともありましたね。

関根:そういうとき、ほとんどの人はやらないから。キャパが10だとしたら、11くらいまではやる人もいるけど、ありちゃんみたいな人は気軽に15とか20をやるんだよね。そうすると結果的に何倍も成長する。

そんなありちゃんが活動をするときの原動力になっているものは?

ありちゃん:私は会社員1年目の頃から自分のキャリアをどうしていくべきかをすごく考えていて、人生で一度くらいは成功体験を積みたいと考えていたんです。

ネガティブな気持ちがパワーに変換されるタイプなので、過去の悔しかったことや後悔していることを自分の中で正当化したい気持ちがすごくあるんですよね。

あとは、事務所に入ってからはみなさんに支えてもらっているからこそ、結果を出さなきゃという良い意味でのプレッシャーがあります。美容が好きという気持ちが原動力になったり、美容系クリエイターの仲間がモチベーションに繋がったりすることもあります。

関根:
クリエイターは自分がやりたいこととファンの方々に求められてることにギャップがある場合もあるけど、そこのバランスはどう取ってる?

ありちゃん:私は自分のやりたいことよりも、フォロワーさんや視聴者さんが求めていることを重要視するスタイルです。

ただ、視聴者さんが求めていることしか発信しないと自分の色はなかなか出なくて、見られはするけどエンゲージメントが高くならない。それが今の私の課題になっているので、これからは自分らしさも出していけたらいいなと思っているところです。

関根:ファンの深層心理やありちゃんに求めることは人それぞれかもしれないし、パーソナリティの出し方も色々あるからね。同じ内容でもテキストで伝えるのと動画で伝えるのだと全然違うし、もっといえば動画を5秒見たときの印象と1分見たときの印象も変わってくる。

ありちゃん:そうですよね、難しいです。

関根:でも僕の持論としては、PDCAを回してどんどんコンテンツは出していくべきだと思ってる。良くも悪くも、ありちゃんが1週間前に出した動画は1週間後には忘れちゃう人がほとんどだから。だったら、とにかく打席に立つことが大事なのではないかなと。

ありちゃん:たしかに、そうですね。どんどん出せるように頑張ります!

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今回は対談企画1回目として、ありちゃんにこれまでの活動を振り返ってもらいました。

今や総フォロワー100万人も目前のありちゃんですが、その裏には不安を抱えながらも前に踏み出すことを決めた勇気や、人一倍以上の努力がありました。目標達成のために、とにかく打席に立ち、キャパシティを越える努力を厭わないありちゃんにパワーをもらえた取材でした。

次回も、引き続きありちゃんが登場。ターニングポイントとなった出来事や今後の展望について語ってもらいました。

buggy公式noteでは今後も所属クリエイターとの対談を掲載していく予定です。ぜひお楽しみに!

ふたり広報:取材・多葉田愛/執筆・伊藤美咲/編集・えるも/写真・三浦えり>

buggy(バギー)株式会社 〜The Energy Production “buggy”〜
世の中のクリエイターと協力し新たなエネルギーを生み出しそのエネルギーをきっかけに社会との繋がりを広げ、熱量の伝導を後押しするポジティブなエネルギーの総量を増やすことを目指し活動しています。

美容に関するIPのプロデュース、クリエイターマネジメント、企業のSNSやYouTubeのマーケティング支援などを手掛けています。

お問合せ/案件のご相談:https://buggy.tokyo/

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