8期 最終プレゼンテーション レポート前半
はじめに
4月3日(土)に、BUFF8期最後の講義が行われました。
持ち時間4分で、これまでの講義で吸収した学びを自分の創りたいコミュニティに落とし込み、その内容を発表する最終プレゼン会です。
今期の受講生も熱量が高く活気に溢れたメンバーでしたが、皆さんがこれから創造するコミュニティには、一体どのような魅力が詰まっているのでしょうか。
ここでは、最終プレゼンの様子を交え、8期生が考えたコミュニティのアイデアをリポートします。
『ILUSURU』
トップバッターはインドに在住経験がある、まるさん。
自分自身の海外経験を通じて、日本は「迷惑をかけてはいけない」という認識から、しんどくなってしまう人が多いということに気づいたようです。そこで、世代関係なく人が交流できる場づくりに注目。
コンセプトは「ゆっくり、たより、たよられる」。まるで実家のようにくつろげる場『ILUSURU』です。
「”DO”ではなく”BE”が目的、”いる”が先でいい」という想いが込められているようです。胸に刺さりますね。
『スナックみなこ』
とにかくなんでもやってみることが好きな、美菜子さん。
みんなの「やってみたい」を具現化できるようなコミュニティを考えましたが、まず自分がやりたいことをやらないと意味がないということに気づいたそうです。
社内イベントで担当している『スナックみなこ』で、新しい活動を企画。「輪を広げる」ため、「お酒×〇〇」というテーマでワークショップやトークイベントなどを企画し、ざっくばらんに話すことができる環境で、新しいモノ・コトが動き出すきっかけづくりを目指します。
実際に作ったプロトタイプを画面越しで紹介してくれました。かわいい…
『まなびぱれっと』
大手企業に勤めながら、全国の学校で「はたらく」について考えるワークショップ活動などを行っている、ゆみさん。
普段出会わないような人たちが、同じ目的をもってやり遂げる空間(場)に興味を持ち、「せんせい」と「みんな」が安心して混ざり合うコミュニティとして、一般社団法人『まなびぱれっと』を手がけています。
3月に開催したキックオフイベントでは、民間企業で働く方と先生が半分くらいずつ参加し「教育における良い繋がり」について議論したそうです。
「今後は、先生が企業のインターンシップに参加できる機会や、保護者向けの教育イベントなどを手がけていきたい」と語っていました。現在、クラウドファンディングも実施しているようです。
『デジタルビジネス・イノベーションセンター DBIC』
様々な企業の人がサードプレイスで学べるようなラーニングコミュニティを手がける、かっしーさん。
コミュニティの中でも、はまっている人(コアメンバー)と傍観者のバランスが悪いということを課題に感じていたそうです。経済資本主義社会から解き放ち、コミュニティを通じた共感共創社会を目指すために、新しいかたちで学べるようなコミュニティデザインや取り組みを提案。
「大企業の方にもコミュニティづくりを学んでいってもらいたい」という思いが込められています。
バッテリーやマグカップ、ステンレスボトル、このご時世ならではのマスクなど、オリジナルコミュニティグッズが気になります。
『アートスタジオcoco』
劇団に所属していた経験があり、演劇やアートに興味がある、ありげさん。
子どものためのアートの遊び場『アートスタジオcoco』。小学生から高校生までが対象で、子どもたちが共同体の一部ではなく、個々として存在できる場所です。
珍しい楽器で遊べる「音の間」、工具を使って制作できる「物の間」、壁一面のキャンパスに好きな画材を使って描くことができる「絵の間」の3つの間があります。
「カフェのメニューは、ココアとカレーのみ」というこだわりや、「気まぐれに始まるかもしれないワークショップ」など、ワクワクする仕掛けでいっぱいです。
前半は、以上で終了です。
続きは、後半編で紹介します。ぜひチェックしてみてください!
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