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認定コミュニティマネージャー取得プログラムDAY1:REPORT 「COMMUNITY THINKING」

コミュニティマネージャーの学校、第6期が2020年6月15日(月)からスタートしました!

この認定プログラムでは、3ヶ月合計6回の連続講座を通じて、コミュニティマネージャー として現場で活躍するのに必要なスキルが学べる講座を提供しています。

今回の記事では、全6回の講義のうち、DAY1の様子をレポートします!




<Day1のゴール>コミュニティマネージャーとしての思考法を身につけよう

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初回の授業では、6期メンバーのチームビルディングを図ると同時に、空間、コミュニケーション、組織、イベント、メディアを捉えるコミュニティ的思考法について講義を行います。


あなたはどんなコミュニティマネージャー?

講義を始める前に、自己紹介!
コミュニティマネージャーは絶対にコミュニケーション能力が高くないといけない!
...という訳ではありませんが、お互いのことを知り、一緒にコミュニティマネジメントを学ぶBUFFの仲間に歓迎するイベントとして行います。(これもコミュニティマネジメントに必要な考え方ですね!)

名前や目標に加えて、コミュニティマネージャーのイメージを家具で表現してもらいました。コミュニティマネージャーは多様なアプローチができる仕事だからこそ、違いが表れて面白い自己紹介になりました!

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それってコミュニティである必要あります?

コミュニティは最も優れた組織形態という訳ではありません。

ティール組織やホラクラシー組織など、コミュニティ以外にも有機性の高い組織を作ることはできます。様々な組織形態がある中でその強みを理解した上で適切に使い分けていく必要があります。

コミュニティを取り扱うにあたって、コミュニティの特性理解やマネジメント思考といったプロフェッショナリズムを保持しておく必要があります。(講義内ではこのプロフェッショナリズムについても学びました!)




メンバーを強制せずに、動いてもらうには?

コミュニティに対して、中のメンバーの主体性エンゲージメントを向上させることを期待して、ビジネス等に活用しようとすることが多いかと思います。

しかし、コミュニティの風紀を乱してしまう人がいたり、予想もしない動きをする人が出てきたりして、コミュニティを上手く動かせずに困惑することも多いこともあります。(だからといって「やめろ!」なんて言えない...ぐぬぬ...)

ノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者 リチャード・セイラーは、行動科学の知見から自発的な行動を手助けする手法を提唱しています。これを活用し、コミュニティをデザインすることで、その有機性の向上に寄与できるのです。

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<Day1のまとめ>

以上の内容のほかにも、心理的安全性を感情ではなく認知的に捉える理論について、個同士の関連から全体の性質が構成されるシステムの視点から見るコミュニティについてなど、学術的・体系的で専門性の高い内容が盛りだくさんの認定プログラムでした!

正直、一度聞いただけでは理解しきれない内容も多く、受講生は各自いくつか課題を持ち帰って勉強しています。

実は認定プログラムの内容は現場で活躍する加藤が必要だと感じたことを、随時追加しているので、今回も新しい概念が出てきていました。新しい概念をどうコミュニティに落とし込むのか、そういった視点の勉強会も開催されるBUFFの今後の活動をお楽しみに!



本講座で学んだ成果は、認定プログラム Day6の8/29(土)に、最終構想プレゼン会&7期説明会と題して公開で行われます。ご興味のある方・受講するか相談してみたい方は、ぜひその日をお待ちください!


また、下記ページにてメールアドレスを登録していただければ、認定プログラム第7期の開講情報をお知らせできますので、良ろしければぜひご覧ください😊



執筆:BUFF編集部 木下和志




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