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「ブックカバーを手に入れたぞーい」

という記事を先日書いたのですが、

本を読む上で、ブックカバーより(多分)必要なものはすでに持ってます。

しおり。

本屋さんで文庫を買うと付けてもらえるのでそれをそのまま使っていることもありますが、ちゃんとしたものもいくつか持っています。

特に思い入れがあるのがこちら

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8年前、スペインで日本語を教えていたときに休暇で行ったイタリアのフィレンツェで見つけた本革の生地にマーブル染めの紙を貼ったもの。

このフィレンツェの旅は割と急に思い立っていったので、特に下調べをした訳ではなかったのですが、フィレンツェってこのマーブル染が有名なんですね。あとピノキオ🤥

一緒に行った台湾人のAがそのことを知っていて、お店を調べており、私も気に入ったので一つ何かないか探した時に出会った一品。

同じく本好きの母に、色違いのものを買いました。母はカラシ色というか山吹色

お店はポンテ・ベッキオ(Ponte Vecchio、ベッキオ橋とも)のやや近くにあるAlberto Cozziと言うお店(HPは見つからず😢)


店員さんがマーブル染めのやり方を実演で見せてくれたのを覚えています。

その時の配色、混ぜ具合、時間の経過で全然違う仕上がりになるマーブル染め。さらに染めた紙のどこを使うかでも作品は全く変わる。まさに世界に一つだけの作品ばかりなのがとても魅力的でした。

このイタリアの旅はピサ〜フィレンツェ〜ボローニャを回って帰って来たのですが、

イタリア語で話しかけられてもスペイン語で返す

という荒技で旅を乗り切ったのが印象深かったです😂

いや、他にもあるんですけどね!?

ピサの斜塔、ほんとに傾いててテンション上がったし、

ウフィツィ美術館(フィレンツェ)で見た『ヴィーナスの誕生』や、アカデミア美術館(同じくフィレンツェ)で見た『ダビデ像』はやはり素晴らしかったし、

ボローニャ大学の図書館は圧巻だったし、

本場で食べたボロネーゼはやっぱり美味しかった!

話がそれました。

私は普段旅先であまりお土産を買わないのですが(現地観光費と食費に命かけるため、またお土産で荷物が重くなるのが嫌なため)、これだけは買って正解だったなと思っています。

品質もデザインも私好み。

イタリア、また行きたーい。

本で旅するのもいいけど、旅先で読書グッズも探したい。(旅先で本屋とか図書館に入るのが好き)



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