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算数の力を育てる

算数の問題を解く上で、「ぴんとくる」ことがあると思います。
その元になるのが、一つは問題の文章の読解力、もう一つは数の概念や量感があるかだと思います。
今回は数の概念や量感を身につける方法について書きます。

生活の中で数に触れる

特に幼児や低学年では実際に体験することが大切だと思います。
数の概念の元は一対一対応です。
食事の準備には算数の基礎がたくさん入っています。
一人に一つずつ茶碗を出す。(一対一対応)
箸は二本ずつ。(掛け算の2の段)
卵一個は50g(重さ)
酒・醤油・みりんは大さじ1杯ずつ(割合)
牛乳は1L=1000m L(かさ)
卵焼きを四等分(分数)
などなど
知らないうちに数や量の感覚が身につきます。
自分でする方が手伝わせるより早いですが、そのうち上手になるし、算数にも役立つし、自己有用感も育つし、一石何鳥にもなりそうです。

図形や空間認知には積み木がおすすめです。
少し大きくなったら、しっかりした規格の積み木を選ぶと、途中で崩れずに子どもが入れるようなものも積むことができます。
片付けの時には直角や三角形や長方形や正方形の関係がつかめます。
ブロックもいいと思います。

お風呂での水遊びではかさの大小や、浮力、密度などの感覚が味わえます。
乳酸飲料を薄める時には割合を考えます。

生活の中には数学の元がたくさんあります。
それを全部大人がやってしまってはもったいない。
子どもに沢山体験させ、大人は楽して、winwin!

机について鉛筆を持って学習しても、感覚は身につきにくいです。

たくさん遊んでたくさん経験して、学習の元になる力をたくさん貯められるといいですね。

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