日記 3月28日 客を見て、最悪最低な父を思い出した

今日は11時に活動を始めて、起きてすぐ残りのお好み焼きを食べた。
お好み焼きはそんなに好きじゃない。美味しいんだけど、一口の肉の分量が変わりすぎる。ハンバーグを見習え。100パー肉や。嬉しいこっちゃ。
でも今日食べたお好み焼きは、海鮮バージョンだった。昨日の俺はこれを食べていなかったらしい。後悔した。うますぎる。お好み焼きの可能性を始めて感じた。

んで後輩と1時間マリオカートやって、相手がご飯の時間になってやめて、俺はダラダラ続けていたら2時になって。
6時30分からバイトだったんですけど、2時から意識し始めちゃうよね。
これって損だよね。
んで4時まで小説書いて、6時まで筋トレして、10時に帰ってきました。褒めてください。

そんで、アパレルのバイトしている時に、おそらく同伴であろう五十代?くらいのお姉さんとお相手の五十代?くらいのおじさんが同伴お姉さんのために七千円分くらい買っていかれたのですよ。雑貨とかも多いのでねウチ。
傘とか、爪やすりもあるんですよ。
んでそのおじさんが終始同伴お姉さんにカッコつけてるわけ。

「ポイントは大丈夫です。カッコよく定価で買います」
「一言いいですか?やっすw」
「〇〇ちゃんだったらもっとかかるもんもうちょっとねだってもいいのに」

なんだこいつは。同伴お姉さんもキャピキャピしながらありがと〜とか嬉しい〜とか言っててまあそちらは仕事だからいいんですよ?
仕事じゃなかったらどうしよう……。急に怖くなってきた。

まあそうやって、お金でカッコつけているものですから、男のサガなのだなと思いつつ、俺はああいうカッコつけ方はごめんだなと思ってしまった今日この頃。彼にも、自分を見つめる時間があっただろうに。なかったのかしら。客観視って、案外特別な才能なのかしら。カッコつけたいのはわかるんだけど、ひけらかせずとも女性は気づいてくれますよ。
でもあれくらい大胆な方が仕事としてはやりやすいのか。
仕事じゃなかったらどうしよう……。

それで、もうどこにいるかもわからない父親のことを思い出しました。

イヤーな話なので、そういうのダメな人とか気分がすぐれない人は、避けてね。でも怖いもの見たさってあるよね。俺めっちゃある。だけど警告はしとくよ。間に可愛い動物さん載せておくね。


ここにいますはシマエナガ。








父親は、

兄を殺しかけ、今は別居して離婚したわけなのだが、そんな父親との過去を
今日、帰りの電車の中で振り返ろうと思った。

覚えているのは、野球を練習したり(父親らしいことをしてると思ったんでしょう。野球好きだったし)
俺が騒いで同じハンバーグを三日連続で食べに行ったり(温泉の中にあったので、それが目的だったのかも)
野球を見ながらうるさく騒いだり(思春期の俺には本当にキツかった)
俺がコーヒーをこぼして、父親がブチギレて俺を突き飛ばしたり(本当はもうここから警察案件。関係ないけど、その時から俺は怒られたらニヤニヤしてしまうことに気づいた)
テレビを平等に使いたいと意見を言ったら、買ってやるから黙れと罵られたり(あれは俺もよくなかったと思うが)
サラダを直でとったら俺の方に軽く投げたり(器からこぼれない程度。しかし、この時からこいつは本当に父親なのかと、思い始めてしまった)
いつになっても酒は飲んでいて、俺たちのために仕事に行っているんじゃなく、ただ自分のためにバイトをしていて、俺たちの生活費は全て父方の祖父から出ていたということ(これを知ったのは高校二年生くらい。だいぶ衝撃的だった)

今パッと思い出せるのはそれくらい。俺がうるさいからという理由でおもちゃを買い与えたり、酒に酔って店で暴れたり。これくらいのことは何回かあったけれど、父親は彼しかいなかった俺にとっては、それが普通だと思っていた。
父親と離れた後は、俺はとても安定した暮らしを送れている。
そして、昔よりかはある程度知識がついた現在、ある一つの結論に辿り着いた。
おそらく、父はアスペルガーかつ、自己愛性パーソナリティ障害だ。
父は一人っ子で、母曰く相当親に愛されて育ってきたらしい。
父は、自分でも自分のことがよくわかっておらず、酒を飲むかタバコを吸うかでしかストレスを軽減できずにいた。それを親の前では隠し、いい子ちゃんぶっていた。
昔は父のことを相当憎んでいたが、今は父のことが、ものすごく可哀想になってくる。
彼はもう、自分の障害に気づけず、後戻りできない日常を送り、またストレスをどこかにぶつける生活を送るのだろう。
一瞬でも自分のズレに気が付けば。いや、もう開き直っているのかもしれない。

そんな父親の誕生日の日、「お誕生日おめでとう」と心にもないお祝いのメッセージを送った。文面だから、裏の思いは伝わりにくい。これにはワケがあった。
俺の誕生日になったら、一万円分のAmazonギフトを送ってくれた。彼は元々金遣いが荒いから、こういうことを平気でする。
俺は彼の特性を理解して、利用した。これが彼なりの愛情表現なのだ。

彼は、天国で謝ってくれるのだろうか、それとも地獄で嘆き続けるのだろうか。それは彼自身が今後決めることだ。
俺は、彼に手を差し伸べてやれるような天使には、なれない気がした。

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