『七つの習慣』2つ目と3つ目

大ベストセラー、スティーブン・コビーの書いた『七つの習慣』という本がある。
30ヶ国に翻訳され、1500万部も売れたという超ベストセラー。
これは、世の中の成功者を徹底的に研究して、それらの人には七つの習慣がある、
という事が書いてある。
その2つ目の習慣は

「目的をハッキリさせてから、ものを始めよ」


目的を定めずにやり始めたら絶対失敗するぞ。
成功者は必ず目的をしっかりと確認する。
失敗者は目的をしっかり考えず、まず手始めにやりたいことをやる。
これで失敗する。
「やりたいからやる」
「いやだからやだ!」
これではコドモ。
大人とはいえない。
幸せを手に入れることはできません。

またハビット3、第三の習慣には

「ほとんどの人が成功できない理由は、優先順位を間違えるからだ」

とある。
重要事項を優先させる。
大事を小事の犠牲にしてはならない、とも言われている。
一体何が大事で何が小事か、それを見極めなければならない。

これは当然のこと。
何でもそう。
優先順位を間違ったら、どうなるか火を見るよりも明らか。

例えば、私たちはタクシーに乗ったら、一番最初に目的地を言う。
目的地を言わなかったら、
適当にぐるぐる回られて、時間もお金も損することになる。


目的地は分からないけど交通手段を考える。

目的地はまだ未定だけどとにかく車を買おう。
どうせ買うなら格好いいものにしよう、フェラーリくらいがいいかな。
それにはまずお金をたくさん稼がなきゃならない。
あ、そういえば僕、免許がなかった。
まず免許をとらなきゃ。
これじゃ話にならない。

そして目的地が決まった。
沖縄です。

その場合東京に住んでいる人ならフェラーリではいけない。
飛行機で行く。
船でも行けるかも知れない。

目的地さえ分かれば、そんな手段に悩んだり、フェラーリのお金を稼ぐ苦労はいらない。
努力が無駄になってしまう。
当たり前です。

野口悠紀夫『超整理法時間編
にも優先順位の大切だが書かれている。
タイムマネジメントの有効活用、ということを取り上げている。
私たちの持っている時間は有限。
それをいかに有効に使うか。
それには、まず最初に人生の目的を把握しろ、と教えている。
目的を把握しないで行動しても、労多くして功少なしである。


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