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おりがみ遊びで何が育つの?

ほとんどの皆さんはおりがみで遊んだことがあると思います。

折るのが「好きor嫌い」かはそれぞれ違うでしょう。

おりがみ遊びが好きで「身体を動かして遊んでくれない〜」とお悩みの方もいると思います。

おりがみの良さを知ってもらえたら…と思います。

【3つのここが良い点】

1. 手を動かして考える力がつきます!

おりがみを折り進めていくことで、2つ同時にしなければできない遊びです。
指先を使うこと、折り方を理解しながらという脳も使って考える力です。
2つののことを同時にすることで脳を活性化させていくため、じっくり集中力が必要です!

指先を細かく動かすことも脳の発達には良い刺激になります。

2. 発想力がつきます!

折り方の向きや出来上がった作品が違うものにみえないか?などを考える発想力がつきます。

途中まで同じ折り方でもその先の折り方を変えるだけで違った作品ができます。
たくさん折ることで色んなことに「気づく力」がつきます。そのため、座って「おりがみばかりであそんでいる!?」って思わず、興味あるときに集中して遊んでほしいと思います。


3. 算数の基礎力がつきます!

「四角」「三角」を繰り返し折ることで、図形のイメージが自然と頭に入ってきます。
そうすると、将来「算数の基礎力」として役に立ちます!



発想力に良いのは?

参考図化
「好奇心が広がる知育おりがみ 5回おったら完成!へんしんおりがみ」監修: お茶の水 おりがみ会館 館長 小林一夫 朝日新聞出版より

例えば、次のように見る視点を変化させるだけで「気づく力」の1つになります。


まず、「栗」を折りました!

その「栗」を変身させますよ!

逆さまにするだけで……!?

「どんぐり」になりました!

このように、2つのの作品が出来上がることに気づきましたか?

「おりがみをただ折っている」よりもそこに楽しいエッセンスを加えることで「知育」になっていまうのです!


保育園や幼稚園などの小学校入学前までに育ってほしい「10の姿」があります。
そこにも「数量・図形・文字等への関心・感覚」
「思考力の芽生え」でも関わってきます。

いかがでしょうか?
おりがみって遊び方で工夫ができますし、子どもの発達にも必要な遊びです。
おりがみが満足すれば、飽きて違う遊びを求めていきます。

口うるさく「外で遊びなさい!」って言われると、子どもは「おりがみはやってはいけないあそび」だと思うのです。
だから【大人が怒る=やると怒られる!】と、このように単純な思考回路しかまだ持たないのです。

あまりにも熱中してしまう場合は、「これで最後にしよう!」と約束をして、他の楽しい遊びを一緒にやってみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


参考文献
「好奇心が広がる知育おりがみ 5回おったら完成!へんしんおりがみ」監修: お茶の水 おりがみ会館 館長 小林一夫 朝日新聞出版より

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