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幸せホルモン=「オキシトシン」を増やしてみよう!

私は保育士の知識で、愛着(アタッチメント)を学んでいました。

それだけでは保育現場で「何かもっと具体的なものが足りない」と思う日々でした。

この「オキシトシン」の研修を受けた後に、子育て系の本によく載っていました。

そこから愛着(アタッチメント)とオキシトシンを合わせれば具体的な子どもの「心」と「脳」に良いだろうと推測したのが、興味を持ったきっかけです。


保育現場で、不安で泣いている子を抱っこしていても、おろすと泣くことの繰り返しで「くっつく」だけではダメなんだよね!と思っていました。

そこにコミュニケーションや余裕がないことが、子どもに伝わるんだと分かっていましたが、連絡ノートの確認や給食の食事数を出したり時間に追われる毎日でした。

だからこそ、「オキシトシン」を知ったあとに私自身が子どもを抱っこしたり、スキンシップをとると、私が幸せな感覚になったなと実感しました。

だから、本からポイントを見つけて試していきました。そのポイントと理論的なことも入れていきます。

「オキシトシン」はスキンシップ(皮膚に触れること)で増やすことができます。

スキンシップが良い理由=オキシトシンを増やした結果とは?

🍀脳と心の育ちを良くします

🍀記憶力と集中力が高まり、学習能力が上がります。

🍀ストレスに強くなります。
 
🍀あなたのオキシトシンも増えて、親子で優しい気持ちで関われます。

なぜ脳の育ちに良いのか?

難しい話になりますが、脳と皮膚が同じ細胞層から作られているからです。

細胞層の内側に潜り込んだ部分が「脳」。
外側に広がった部分が「皮膚」です。

そのため、皮膚は「露出した脳」ということになります。

そのため皮膚からの情報がダイレクトに脳に届きます。

スキンシップで肌に触れると、心地よい刺激が脳に伝わります。そうすると脳が活性化します。

その良い刺激が心の栄養にもなり、優しく温かい心の成長に繋がります。
触れ合いが多い子ほど自立も早くなります。

具体的な方法とは?

🌟「子どもが求めてきた時に」愛情をこめてしっかりと抱きしめてあげることです

一歳前後から6歳位までは、
🍀頭をなでてあげたり、背中を優しくたたいて励ましてあげるなど……優しい言葉をかけること!

絵本を膝の上で読んであげたり、お風呂で優しくコミュニケーションをとりながら入ることも良いです。

🍀時間が取れない時は、スキンシップを無理にしなくて大丈夫です!

出かける前に1分位、笑顔でぎゅっと抱きしめてあげるだけでも良いです。

気をつけて欲しいのは、子どもが求めて来た時に「忙しいから」と後回しにしないこと!
手をとめて1〜2分だけでもぎゅっとしてあげてください。

大人の都合に合わせてスキンシップをとると、オキシトシンはでませんので注意して欲しいところです。

🌟子どもに合った触れ方にする

🍀肌に触れられることを嫌がる時は無理に触れないでください。

🍀軽く触られるような触られ方も嫌がる子がいます。そういう子には、ぎゅっと圧をかけて優しく包むように抱きしめてあげると良い場合もあります。

🍀どんな時でもスキンシップをとり過ぎるのは良くありません。
スキンシップ=オキシトシンが分泌されると、効果が1時間位は持続します。
切れた頃にまた「求めてきます」ので、その時にスキンシップをしてあげるのがナイスタイミングです。

基本的にこの繰り返しです。これで脳と心は着実に成長発達しています。それを信じてスキンシップを試してみていただけたら嬉しいです。

スキンシップを「子どものため」にやっていることが大人もオキシトシンが分泌されます。
私達、大人もオキシトシンで「幸せホルモン」が分泌されるなんて一石二鳥なんですよ❗️


〜メッセージ〜

「オキシトシン」と言う言葉や説明を読んでも難しいと思います。

一応、理論的なことも私は調べるようにしています。私個人の感覚で決めつけないためにです。


山口 創先生の書籍を読んで、皮膚から伝わる感触や温度だけではないんだと驚きました。

イライラする日常のストレスを皮膚に触れるだけで、脳が「幸せ」を感じてくれるなら身近にあって楽だなと思いましたよ!

子どもとのやりとりは書いたように、保育現場でためしたものです。

書籍には、色んな情報が載っていてそれらも文章でまとめられたらと、考えているところです。

私の記事に「愛着(アタッチメント)」も合わせて読んでいただくと、もしかしたら伝わるかもしれませんね。

ぜひ、「オキシトシン」と「愛着(アタッチメント)」の両方を組み合わせることで子どもも大人も幸せになりましょう❣️

読んでいただきありがとうございます。


参考文献
•PHPのびのび子育て「子どもの脳を育むためにやってはいけない55」2016年12月特別増刊号

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